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女性教員のための転職先おすすめ7選!仕事選びで失敗しない方法も

「教員を辞めて転職しようかな……」

「他に世の中にどんな仕事があるのかわからない」

「自分にどんな仕事が向いているんだろう?」

そんな女性教員の方の、仕事選びがしやすくなる記事を書きました。

こんにちは、「教師からの転職」をテーマに発信をしているさとる、といいます。2017年の春に公立中学の教員を辞めて民間のメーカーに転職をしました。

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僕はこれまで、4年間で200人以上の女性教員の方の転職の相談にのってきました。

実際に転職した人、教員に残る道を選んだ人、独立の道を選んだ人。

その中で得た、教員が実際に活躍できる職種やおすすめの転職先をすべてご紹介します。

また失敗しない仕事選びのコツについても、わかりやすく解説していきますね。

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女性教員の転職先おすすめ7選

僕は今まで述べ200人以上の先生達のキャリア相談を受けさせていただきました。

その中で、女性教員によくあるおすすめの転職先は以下の通りです。

・放課後等デイサービス
・教材の制作、販売会社
・塾、予備校講師
・ICT教育支援員
・ITエンジニア
・営業職
・事務職

それぞれの職種のメリット・デメリットを踏まえて順番に解説していきます。

1.放課後等デイサービス


放課後等デイサービスとは、何らかの障がいを抱えている子どもたちが放課後や長期休み中に通所する施設です。

いわば、障害のある就学児向けの学童。

勤務する職員は、日常面から学習面までをサポートします。

障がいと一口にいってもさまざまです。
その子に合わせて、細やかに対応する必要があります。

おすすめは、

子供に関わるのは好き、
もっとじっくり向き合える仕事がしたい

という人です。


教員から放課後等デイサービスに転職するメリット


日々さまざまな子どもと向き合ってきた教員の経験を存分に活かせる仕事です。

幼稚園、小・中・高等学校のいずれかの教諭資格を保有していれば、児童支援員の任用資格を得ることができます。

子どもの人数は、学校ほど多くありません。

そのため、その子自身が必要としていることにしっかりと応えられます

やってあげたいことも、時間的な制約を受けることなく実現しやすいです。

社会的貢献度の高い仕事で、やりがいもあります。職場も少人数でアットホームな雰囲気が多いです。

教員から放課後等デイサービスに転職するデメリット


求人数が限られているため、希望の条件に合うものを見つけるのが大変です。

また、教育の知識だけではなく、医学や子どもの身体に関する知識も必要です。

もし、特別支援学校等での勤務経験がない場合、このような分野はイチから学びなおす必要があります。

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2.教材の制作、販売


家庭学習用や学校教材だけではなく、社会人向けの資格取得教材など幅広いです。

従来は紙ベースが主でしたが、近年はタブレット端末を活用したデジタル教材のニーズも高いです。

そのためITスキルを磨いておくと有利です。

おすすめは、

子どもと関わるより、授業のための資料準備やテスト作成が好き

という人です。

https://tenshoku-teacher.com/matchan/


教員から教材の販売制作会社に転職するメリット


学校現場で体感してきたことが、直接仕事に活かせる場面が多いです。

教育現場の生の声は大事なので、重宝されます。

先述のとおり現在は、デジタル教材が発展中です。

デジタルならではの良さを追求していく
デザインや使いやすさを考える

など、仕事の幅も今後広がってくることが想定されます。

教員から教材の販売制作会社に転職するデメリット


デジタル教材の開発ができるようITスキルを磨かないといけません。

また給料は教員と比べて低い傾向です。

教材販売会社は、大手から中小企業まで様々です。

規模の小さい起業の中には激務やノルマがあるなどブラックな企業も散見されます。

転職前に、しっかりと実態を確認しておきましょう。

3.塾、予備校講師


最近では、塾や予備校の人気講師がメディアにもよく登場していますね。

オンライン授業動画配信など、働き方も多様化してきました。

運営規模や求められる指導レベルが幅広く、自分に合わせて職場を選べます。

塾間での転職も多いです。

おすすめは、

授業は好き、得意、
生徒の成績を上げた実績がある

という人です。

https://tenshoku-teacher.com/ai_tensyoku/


教員から塾や予備校講師に転職するメリット


元教師という肩書きは、保護者からの信頼もあついです。

生え抜きの講師とはまたちがった視点での授業も可能でしょう。

成果を出せば、人気講師として活躍できます。

塾長など責任あるポジションを任されることも。

上を目指せる一方で、担当の授業数を調整するなど、ゆるやかな働き方も選択しやすいです。

教員から塾や予備校講師に転職するデメリット


ほとんどの塾が夕方からの開校のため、夜勤務が中心になります。

教員とは違い夜間の勤務になるので、生活リズムを整えるのが大変です。

また、民間企業のため利益を出さないといけません。

勧誘や営業的な仕事も兼任しなければならない塾予備校もあります。

4.ICT教育支援員


ICT(情報通信技術)を活用した授業や、先生たちの業務効率化を支援する仕事です。

文部省では全国の小中学校に4人に1人配置することを目標としています。

今後採用や活躍の場が広がる見込みです。

おすすめは、

学校の現場に残って、サポート的な仕事がしたい

という人です。

https://tenshoku-teacher.com/nanatumeno8284/


教員からICT教育支援員に転職するメリット


急ピッチで人員配置が進められているので、求人は豊富です。

教員経験があれば、学校文化にもスムーズになじめるので採用も早いでしょう。

学校では、ITに詳しい人が少ないため、頼られ重宝されます。

まだ新しい職種なので、自分の裁量で活動できる範囲が広いです。

教員からICT教育支援員に転職するデメリット


採用が多いと言っても、パートタイムや契約社員が中心で給与は少なめの傾向があります。

安定した正職員の採用は少ないのが現状。

また、いくつかの学校を兼任することが多く、慣れるのが大変です。

サポートが中心で、学校教育にしっかり関わる感じではありません。

5.ITエンジニア



システムの設計や構築、保守などに関わる仕事です。

今は日常生活のあらゆるところにIT技術が活用されています。

そのため、今後ますます需要が高まる業界として注目されています。

おすすめは、

今後伸びる業界や、将来性のあるところで働きたい

という人です。

https://tenshoku-teacher.com/it-school/


ITエンジニアに転職するメリット


業界全体に勢いがあるので、やる気に満ちた優秀な人が集まっています。

いきいきとした職場環境もモチベーションアップの一つになりますね。

求人が豊富なので、自分にあったものを選ぶことができます。

経験を積めば、キャリアアップや独立など仕事の幅を広げることも可能です。

ITエンジニアに転職するデメリット


未経験からの転職の場合、まずはスキルを身につける必要があります。

スクールなどに通いながら、努力をすることが求められます。

また、IT業界は技術の変化が速いです。

常に最新の知識や手法を学び、取り入れ続ける必要があります。

https://tenshoku-teacher.com/it_school_free/


6.営業職

どの企業にも必要とされる営業職。

扱う商品や営業体制などさまざまで、選択の幅が広い職種です。

今は女性の営業職もどんどん増え、活躍の場が広がっています。

おすすめは

人と話すのが好き、
子どもや保護者のニーズや本心によく気が付くことがある

という人です。

*私、さとるも実は教員からメーカーの営業職へ転職しました

https://tenshoku-teacher.com/about_us/


教員から営業職に転職するメリット


実績に応じて、給料が上がります。

事務職などと比べ、自分で業務計画を立てることができ、ワークライフバランスを取りやすいです。

実は、営業職は教員に向いています

教員はひとりひとりと向き合うコミュニケーション力、人前で話すプレゼン力を持っています。

特に、人のちょっとした言動やしぐさで本意を読み取る。というスキル。

これは、営業職における相手のニーズを引き出し、言語化する技術と同じです。

教員から営業職に転職するデメリット


営業職にはノルマがあることがほとんどです。

職場で営業成績が発表されたり、同僚がライバルになったりすることも。

プレッシャーやストレスにならないように、自己コントロールできることが大切です。

7.事務職


デスクワークが中心です。

事務職はどこの企業でも必要なので、常に一定の求人があり転職しやすいです。

「社会人経験があれば、未経験でも可能」といった求人も多く、はじめての業界でも事務職なら採用のチャンスがあります。

おすすめは、

学校の人間関係が面倒、
コツコツした作業が好き

という人です。


教員から事務職に転職するメリット


ルーティーンワークが多く、慣れてしまえば気力体力ともに負担の少ない仕事です。

突発的な仕事が入ることもあまりなく、定時で帰れることも多いです。

休みの融通も利きます。

事務スキルは汎用性が高いです。

一度身につければ、他の事務職への転職もしやすいです。

民間企業への第一歩としては、安心ですね。

https://tenshoku-teacher.com/megu/


教員から事務職に転職するデメリット


中には複雑な事務作業もあります。

業界一遍の知識も必要なので、学ぶ努力は必要です。

また単純な事務作業は、将来的にシステム化されAIに代替されるおそれもあります。

一生同じ仕事内容で安泰という事務職は少ないです。

20代の女性教員におすすめの転職先


ここからは、年代別の女性教員に向けた転職先について解説していきます。

20代は未経験の仕事も挑戦できる

20代は転職しやすい年代。

未経験業種にどんどん挑戦できます。

20代のうちにスキルを身に付けて、その後の結婚・出産に備えることもできます。

子育てや移住など、ライフスタイルの幅を広げられる仕事選びが重要です。

https://tenshoku-teacher.com/20th/


ITエンジニア


IT業界全体に勢いがあり、将来性抜群です。

社会全体でIT人材を増やす方向なので、未経験でもイチから学ぶことができる環境が整っています。

ITスキルのスクールは、オンラインで受講できるものも豊富。

就職支援が付いた手厚いものもあります。

20代のうちにしっかり経験を積んだあとは、

・より待遇のよい企業へキャリアップ
・フリーランスとして活躍

など様々な道があります。

ITエンジニアは内容の規模感や幅広く、自分自身で柔軟に仕事をコントロールできます。

そのため、この先色々な人生の分岐点が待ち受けている20代におすすめです。

WEBマーケター


メルマガやSNSなどネットを通じて、集客や販売促進をする仕事です。

今はネットが生活のすみずみまで浸透していますよね。

そのためWEBを通じた販売戦略に力を入れる企業も多く、好待遇で求人募集をしています。

https://tenshoku-teacher.com/dmmmarket/


教員の経験が活かせるところなんてないのでは?と思うかもしれません。

しかし、WEBマーケターは、

人の行動の先を読んで、戦略を立てる。
広告やサービスの効果を分析、検証する。

このようなことが求められます。

教員の仕事を通して自然と身に付く、

人の心の動きを機敏に察知する。
物事を深掘りする。
という習慣が応用できるんです。

販売促進といっても、ネットで完結してしまうので外回り営業のようなハードさはありません。

企業の中での勤務が主で、体力的にも精神的にも負担が少ないです。


https://tenshoku-teacher.com/market_taiken/


営業(特に人材業界など)


営業はきついと思われがち。

しかし、業種業界をしっかり見極めれば、よい転職先もたくさんあります。

20代教員には人材業界がおすすめです。
なぜなら、今後の未来が明るく、伸びる業界だからです。

今後、日本の雇用はどんどん流動的になっていく見込みです。

「転職」は当たり前になっていき、より良い転職のためにサポートを求める人が増えます。

一方企業側でも、少子化で若くて優秀な人材は取り合いになります。

企業が採用にますますお金をかけ、人材会社に頼るようになります。

需要があるので、営業も余裕をもった提案型のスタイルができます。

また、企業への提案や無形商材を扱うことで、汎用性のあるスキルが身につきます。

営業経験のファーストキャリアとして選択することも有意義です。

https://tenshoku-teacher.com/sales/


30代の女性教員におすすめの転職先


続いて30代の女性教員におすすめの転職先をご紹介していきます。

結婚、出産、育児など重要なライフイベントが重なるこの時期。

仕事もプライベートも両立したい、そんなあなたはぜひ以下の内容をご参照ください。


教員の経験が活かせる仕事が有利


教員経験をしっかり積んだ30代。

転職では、教員で身についたスキルをしっかりとアピールできる仕事選びが大切です。

他の業界にしても「教育 × 〇〇」といったかけ合わせで価値が生まれるものを選ぶと良いです。

教育関連の業界へ転職


教師としてのキャリアがしっかりあるので、引き続き教育関係にかかわるとスムーズです。

例えば、塾講師や、教材関係子ども支援施設など。

現場をよく知っている知見を活かした仕事で活躍できます。

受け入れる企業側としても、教員の経験があれば、一定のスキルがあり信頼できる人物として採用に積極的になります。

子どもの教育だけではなく、

外国人向けの教育機関、社内研修専門会社、人材コンサルタント会社など

広い意味では教育関連の仕事といえます。

「人に教える」をキーワードに仕事を探すと、様々なものがあります。

事務職へ転職


一般的に、教員はまじめできっちりしている印象を持たれています。

事務職に関しても同じような素質を求められていることが多く、採用されやすい傾向です。

規定やマニュアルをしっかり読みこなすことができる。
複雑な事務の扱いも、しっかり頭に落とし込んでできる。

このような勉強熱心なところも評価されます。

事務職は、少しプライベートを重視したい場合も融通が利きやすいです。

30代になってもう少し自分の時間を持ちたい、子育てに力を入れたい時期という人は、良い選択肢です。

求人の内容もさまざまなので、たくさんの中から自分にあったものを選ぶことができます。

WEBデザイナー


WEBデザインは、見た目の美しさだけではなく、使いやすさといった実用性も大切。

学校では教材や配布物の作成がたくさんあります。

見やすく分かりやすいプリントを追求しているうちに、レイアウトやデザインのスキルを身につけている先生もいます。

教員の仕事は幅広いので、知らず知らずのうちにできるようになっていることもあるんです。

美術系が得意な人なら、WEBデザイナーとしての活躍もおすすめです。

学べるスクールが豊富で、少し学習をすればサクサクできるものもあります。

仕事もしっかり収入になるボリュームの多いものから、サクっとかせげるコンパクトなものまで多種多様。

自分にあったものを選べます。

在宅で仕事ができるものも多いです。

https://tenshoku-teacher.com/techacademy/


40代の女性教員におすすめの転職先

続いて40代の女性教員におすすめの転職先をご紹介していきます。

子育ては少し落ち着くものの、徐々に体力や気力が衰えていく40代。

あなたらしく輝くための仕事探しのコツをお伝えします。

https://tenshoku-teacher.com/40th/


ゆるやかに働くといった選択肢もあり


教員の経験は十分にあるので、その知見を活かした教育関連の仕事がおすすめです。

研究成果や教育に注力してきた実績があれば、好待遇な仕事も見つかります。

一方、正社員に強くこだわるのもよいのですが、ワークライフバランスを重視するという選択肢もあります。

ここまでがんばってきた分、プライベートの比重を増やすといった働き方も良いでしょう。

契約社員や役所などの非正規雇用


勤務時間が定時になるため、プライベートを大切した働き方ができます。

契約社員といっても契約更新が安定的で、待遇も正社員とさほど変わらないところもあります。

採用のハードルも高くなく、転職しやすいのもポイントです。

しばらく契約社員として働いたのちに、正社員になれる仕事もあります。

どんな仕事か試しながら、本格稼働できる利点があります。

役所などの勤務であれば、公共の職場の文化に慣れている教員はスムーズです。

採用側も、教員経験者であれば安心感があります。

学校の経験が長い教員の方の中には、民間企業のごりごりした営利主義が苦手という人もいます。

そのような場合は、社会的貢献度や公共性の高い役所の仕事が馴染みやすいです。

家庭教師や塾やこども食堂などの独立、開業


ここまで、がんばってきたなら、今度は自分の思ったとおりの運営ができる独立開業もありです。

一から自分で始めると、やりたかったことが実現できますよ。

近年、女性の独立開業の支援の動きも高まっています。

特に子どもを支援する事業は、ニーズがあり社会的貢献度も高くやりがいを感じられます。

経営は大変と思われがちですが、むしろ自分の裁量でコントロールが可能です。

かえってワークライフバランスがとりやすい面もあります。

まずは小さく始めて、自分が行き届く範囲から少しずつ広げていくこともできます。

まとめ、意外なところにも教員からの転職先はある


いかがでしたか?

教員経験を、そのまま活かすことができる仕事はたくさんあります。

また、一見関係のなさそうなIT系の分野でも教員でのスキルが有利に働くことがあります。

教員の転職も、さまざまな選択肢があるんです。

意外といけるのかも、という自信を持ってください。

理想の職場を見つけるために、ずるずると悩み続けるよりも、ほんの少し行動を起こしてみませんか?

転職は若ければ若いほど良いと言われています。

もう若くないと思っていても、思い立った今この瞬間が自分にとって一番若いです。

これからどう動くのかが大事です。

はじめての転職でまずできること


どれがいいか絞り込めない、さらに業界の詳しいことを知りたい。

そんなときは、転職エージェントを利用するという方法があります。

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はじめての転職の人は、まず転職エージェントの利用から始める人も多いです。

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もちろん相談した上で「転職をしない」という選択をするのもアリです。

小さな一歩が未来を大きく変える


転職は大きくはじめなくてもいいんです。

「情報収集する」「サイトに登録してみる」「相談してみる」

といった些細なことで、1週間後、1か月後、1年後あなたが目にする世界は大きく変わっていきます。

今日、小さなことから一歩ずつ準備してみましょう。

あなたが理想のキャリアが築けるよう、心から願っています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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今後も有益な情報発信につとめて参ります!
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