見誤るな!自己肯定感なんてものは存在しないんだよ
今日も良い1日だね。
こんにちは。
さとるだよ。
今回は暴論だからさ、興味のない人はここで読むのを止めてほしいんだ。
「自己肯定感を高めたいんです」
「自己肯定感が低くて悩んでいます」
「自己肯定感が高くなれば仕事がうまくいきますか?」
「失敗が多いのは自己肯定感のせいでしょうか?」
こんな質問を周りからよくされるんだよね。本気で悩んでいる人ばかり。
かく言う私も数年前は同じように悩んでいた。“自己肯定感を高めたい” と。
でもさ、結論から言うけどさ、あなたが高めようとしている自己肯定感なんてそもそも存在しないよ。
私は自分が経験したから断言できる。今回はそのあたりを少し分かりやすくまとめてみたから読んでみて。
自分いじめの極地
話は十年以上前。サラリーマンを辞めて起業した頃にさかのぼる。会社から逃げるように起業したんで、あたりまえだけど商売がうまくいく訳がない。
でも、当時は本気でどうにかなると思っていたんだよね。無計画にもほどがあるよね。
家族もいるから、自分の仕事は二の次で、お金を得るためにバイトやパートを掛け持ちしていたんだ。朝早くから肉体労働に出て、夕方帰ってきたら自分の仕事に取りかかるんだけど、そんなの上手くいく訳ない。5分で寝落ちの毎日。
お金がない・・
お金がない・・
お金がない・・
頭の中で考えるのは日々のお金の事ばかり。そしてこう考えたんだ。
『何もかも上手くいかないのは自分のせいだ』
こんな考えを始めるとさ、自分のすべてがイヤになるんだよね。人によっては自害を選ぶ人もいる。私はそこまでいかなかったけど精神的には同じ。ダメな自分をとことん精神も肉体もいじめ抜いた。
当時、お金になるからという事で、どでかい畑でパートをしていた。広大な敷地だったんで日陰もほとんどない。そんな中で働いていた。相変わらず、自分の仕事は上手くいかない。そこで何をしたと思う?
あんなに体力を使う仕事なのに、お昼は食べずに水だけで過ごすという事をしてたんだ。
「自分みたいな何もできないやつに食わせる飯はない」
「存在価値のない自分の弁当代は家族にまわせ」
いや、冗談ぬきで本気でそんな事を考えて、仕事中は水だけで耐えていた。
もちろん、時間が経つにつれて頭の中はボーッとするし、身体もふらふらする。そんな状態で家に帰り自分の仕事をしようたってそりゃ無理だよ。即寝落ち。
そして、また「出来ない自分」が上書きされまた、自分を過酷にいじめる・・・そんな事を繰り返していた。
みるみるやせ細ってしまったよ。日焼けもしているので見た目はゴボウみたいだった(苦笑)
あの時は自分いじめというか、ネグレクトだよね。魂が泣いているのも聞こえなかった。
自分いじめに気がつく
そんな日々を過ごしている中で、これまた偶然なんだけどさ、私の人生を救ってくれたメンターに出会う。
その人は商売もスピリチュアルの能力も卓越していた人なんだけど、私の事を気にしてくれて、私をある団体の仲間にしてくれた。
バザーとかイベントとか、フリマとかその団体で色々とやったよ。今では沖縄では名だたる団体。その団体はイベントごとだけではなく、それぞれのメンバーが成長するためのワークショップ的なものを積極的にやっていた。
あっ、言い忘れたけどさ、それ女性の団体なんだよね。男性は私ひとり。でも私も違和感なくみんなと付き合ってたし、みんなもそうしてくれていた。
ワークショップの中で、自分自身を観察するみたいなものがあって、1年近く続けていた。
そしたら、ある日メンターが、「なんで、新垣さんはいつも自分が二の次なの?一番自分を大切にしないと何も始まらないよ」とアドバイスしてくれた。
ホント、馬鹿だよね。言われるまで気がつかなかったんだ。自分が普通と思っていた。でも実は私の方が異常だったんだよね。
それから、まずは自分を1番に考えるように少しづつ行動や思考を変えていったよ。
自分いじめを気づけない人は多い。私のようにそれが普通と思っているからさ。でもそれは違う。今なら言える。
自分を好きになればいい。それだけ。
自分を一番に考えるようにするには?自分を大切にできるようになるには?試行錯誤を繰り返した。
その団体は仲間もメンターも答えは言わない。自分で探して気づかせるまで行動させる。
私は自分を一番にするには「自分を好きになる」事がすべてと気がついた。
今日のテーマになっている自己肯定感の意味を調べてみた。
という事らしい。
1994年(平成6年)に臨床心理学者である高垣忠一郎によりアメリカの心理学用語「Self-esteem(セルフ・エスティーム)」を和訳したものとされている。
だから、それ以前にはこの、自己肯定感という概念は日本にはなかったんだよね。まぁ、似たような意味の言葉はあったかもしれない。
で、自己肯定感の特徴なんだけどさ
特徴①:主体性がある
特徴②:自分に自信があり、行動や思考が前向き
特徴③:失敗を恐れない
というもの。
ここで考えてほしいけど、こんな崇高な事ってさ、自分を好きでないと無理じゃない?いや、絶対無理だよ。自分を好きで肯定できるから主体性は生まれるし、行動できるし、結果が出る。
極論って言う人もいるかもしれないけど、私はそれで腑に落ちたんだよね。だから私は自己肯定感より上位概念として「自分が好き」がある。
「自己肯定感」という言葉があるから、それを高くしたいとか、低いからどうにかしたい・・という思考になる訳。
自己肯定感なんてそもそも存在しない。だから高いも低いもない。そんな言葉に惑わされるな!と言いたい。
ためしに自己肯定感が低い人の特徴っていうものを見てみる?
特徴①:他者と比較する癖がある
特徴②:過去にトラウマがある
特徴③:承認欲求が強く 他者に依存してしまう
自己肯定感という物差しで見るからこうなるんだよ。今の私ならこう解釈するよ。
・他者と比較する癖がある → 自分を客観視できる
・過去にトラウマがある → 過去を大事に慎重に行動できる
・承認欲求が強く 他者に依存してしまう → 自分アピールが上手く 人に頼る事ができる
自己肯定感という一見、スルッと目にも頭にも入ってくる分かりやすい言葉に騙されていないかい?
自分を好きになるには?
「自分を好きになるにはどう努力すればいいんですか?」自営業の人や起業家、フリーランスの人のサポートをしているとよく質問される事。
いやいや。努力なんて要らないよ。努力なんてやるだけ無理。
あなた、嫌いな食べ物ある?本当は嫌いな人の方が分かりやすいけど角が立つから食べ物で考えてみて。
私はこんにゃくが嫌いなんだけどさ、努力して好きになれるかな?無理だよね?絶対に無理。
自分を好きになるのも一緒。努力してできるものじゃない。じゃあどうするか?
あなたが好きになった人の事や、付き合いたいなと思った人の事を思い出してみてよ!
作戦1:言葉や会話で興味をもたせる。
多分最初は会話なんかであなたの事を認知させたり興味をもってもらうんじゃない?そのうえで
・褒めて自尊心を高めてあげる
・特別扱いする
・とにかく聞き役に徹してみる
・心を開いてるアピールをしてみる
・可愛く甘えてみる
なんて作戦をとらない?
他にも
作戦2:「態度や行動」で興味をもたせる
相手が気にしてくれたらいよいよ行動でアピールしない?そのうえで
・さり気なくボディタッチをしてみる
・アメとムチを上手に使い分ける
・一緒の趣味をしてみる
なんて行動にでなかった?
これを全部、自分にやってあげなよ。必ず自分を好きになるから。
・褒めて自尊心を高めてあげる
→どんな時も否定せずに自分をほめてあげよう!
・特別扱いする
→どんな時も聖域なし。とにかく自分を特別扱いしよう!
・とにかく聞き役に徹してみる
→自分で自分に問いかけてみる。心の声を聞いてあげよう。絶対に否定しない。
・心を開いてるアピールをしてみる
→自分に向けて「大丈夫。自分を信じて」と言ってあげる
・可愛く甘えてみる
→厳しくではなく逆!時には自分を甘やかそう
・さり気なくボディタッチをしてみる
→セルフハグは瞬間でリラックスできるよ!
・アメとムチを上手に使い分ける
→ご褒美とチャレンジを上手く使い分けよう!
・一緒の趣味をしてみる
→あなたの大好きな事を積極的に意識してやろう!
難しく考えないで!
くれぐれも努力する事じゃない。努力なんて要らない。自分を好きになる事は逃げでも甘えでもない。
オススメはセルフハグ。まずはここから始めるといいよ。気恥ずかしいかもしれないけどこれがあなたの障害さ。
ひと息ついたときや夜、寝る前など自分で自分をギュッと抱きしめるだけ。「頑張っているね」「お疲れさま」など、自分をいたわる言葉をかける。時間は10秒~で十分。
身体の中から温かくなり、自分を大切にしている事が感じられる。
このような事を少しづつ習慣にしていくと自分を好きになるよ。間違いなく。
そして、これは絶対に忘れないで。
「他人の目や考えは気にしない」
だって一番大切なのは自分だから。他人は二の次でいい。特にあなたの事を大事にしない他人なんて無視。そんな暇があったら自分の事だけ考える。上記の行動をしてみる!
簡単だよね?
まとめ
自己肯定感という実体のない言葉に惑わされないで。
一回しかない自分の人生だから、一番まっ先に自分を大事にして好きでいて。
自分いじめは身体や心だけではなく。あなたの魂も傷つけている事を忘れないでほしい。
それが自分いじめからサバイブした私が一番伝えたい事さ。
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪
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