役立つ書籍紹介！　新生産性立国論編

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トしガイドの視点で紹介します
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役立ちます

私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です

役立つ書籍紹介！　　
新生産性立国論編

「新生産性立国論」
著　デービット・アトキンソン

（解説）
　国内の人口減少に伴う産業構造や特に生産性
　を高める必要性を紹介した良書です

＜知識・データ＞
　・生産性人口とは　　15歳〜64歳までの人口
　　（2015年　7681万人　2060年4418万人）
　　45年で42,5%減少する

　・世界人口に占める日本人の比率
　　（2016年　1,71%　2060年　0,85%）後退

　・世界のGDP総額　（日本経済の規模）
　　（2016年　6,6%%　2060年　3%）　激減

　「諸外国に例のない、極めて短時間に起きる
　　極端な人口減少」
　「超高齢者社会」となる

＜過去のケーススタディ＞　
　・1348年（約650年前）ヨーロッパ（ペスト
　　、黒死病）　30年間で人口の約半数が死亡

　・主力産業の質的変化
　　農業を営む人が減少（働き手が足りない・
　　農地が放置された）
　　穀物の栽培から人手を必要としない畜産に
　　移行（肉食文化に変化）
　　穀物の代わりに野菜・葡萄・果物・麻など
　　に変更（付加価値が高いものに変更）

　・需要者が少ないために価格を下げても商品
　　やサービスが売れない時代となった（デフレ）

　・人口減少により商売が不振となり資本家も大
　　打撃となった（逆に労働者の立場は良くなった）
　　（人口が減りだした10年後には男性労働者の
　　　年収は1,8倍に増えた）

　　「労働者の黄金時代到来」

＜これから日本に起こる事＞
　「高齢者人口が減らずに増える一方で生産年
       齢人口が激減するので全国民に占める労働
      者の比率が下がる」
　・労働者の奪い合い　
    （賃金が低い企業では仕事しない）　
       労働者優位

　・報酬が低い企業（生産性が低い）は倒産
       する

　・中小企業の半分は消える
　・さらなる高齢化
   （生産性人口の医療・福祉年金負担の増額）

　・国の借金の増大（医療費・福祉費の拡大）
　
　「とにかくお年寄りの社会」
　「世界的に経験したことのない労働力不足
      状況に陥る」

●もしも現状の経済規模を維持しようとする
    場合
　・「５人に２人が移民」となり移民に頼る
　・超高齢者（９０歳）まで働かせる
　・1日１７時間働かせる
　　「ありえない状況」

●安易な解釈
（日本人の大半はなんとかなると思い込んで
    いる）
　・ロボット
　・AI
　・移民受け入れ
　・日本は特別　（新しい経済モデルを推進）
　　「現実からの逃避」

＜日本人の誤解（生産性が上がらない理由）＞
  ・ほとんどの日本人は高品質・低価格を
   「美徳」だと思い込んでいる
　　（お金を稼ぐことは悪思想）
　　この美徳は「人口増社会（国）でしか成り
       立たない」
　「労働者地獄に陥る」（誘発する）
　　高品質・低価格は日本だけの文化
　
・宿泊業（旅館）の衰退　　
   昭和スタイルのホテルの例
（高品質・低価格の成れの果て）
　
・高品質・低価格は日本人の「自己満足」の
   ケースが多い

＜ビジネスモデルパターン＞
低品質・低価格　　　大手旅行会社　
低品質・高価格　　　ほぼない
高品質・低価格　　　現状のほとんど
高品質・高価格　　　理想

＜解決策＞
　「一人ひとりの生産性（所得）を上げる」
　◎生産性向上のための５つのアクションプラン
　　・設備投資を含めた資本の増強
         （資本を増やす）
　　・技術革新　（IT化・イノベーション）
　　・労働者のスキルアップ　（教育・育成）
　　・新規参入　（新たな事業に取り組む）
　　・競争に参加する

＜今回の結論＞
●目標　　
「ガイド会のスターバックスを目指せ！」
　（高品質・高価格）
   （高付加価値）
   （高い生産性）

　この道しか生き残れない！

　　　　　　 　E N D

　　　　　・・Just Do It・・

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