【知恵の本棚】「相手の立場で考えろ」という一言が、部下も会社も危険にさらす理由。
ビジネスをしていると、「顧客目線で考えろ」とか、「相手の立場で考えろ」とか、”相手”基準で考えることの重要性を説いてくる上司は多いものです。
「相手の立場で考える」
単純な言葉のようにも思えますが、具体的にどうすればいいのか、説明しようとすると、なかなか難しい。
相手の立場は、自分の立場によって変わります。自分から見て、相手は上司だったり部下だったり、先輩だったり後輩だったり。
つまり、相手の立場で考えようとすると、暗黙のうちに、自分の立場と比較する構図ができます。