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青年海外協力隊【職種一覧】120以上ある職種を大公開します

こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。

本記事では『青年海外協力隊の120以上ある職種』を紹介していきます。
協力隊には9つの分野の120以上の職種がありますが、そのほぼ全てを網羅します。


それと、今後協力隊を目指している人に向けて『狙い目の職種』も紹介していきますね。



ということで、本記事が解決する疑問は以下の通り。

・青年海外協力隊にはどんな職種があるの?
・誰でも応募できるような職種ってあるの?



ちなみに筆者の青年海外協力隊歴は以下のようになっています。

・2017年2月〜3月→短期ボランティア、ボリビア派遣(職種:サッカー)
・2018年2月〜3月→短期ボランティア、エチオピア派遣(職種:サッカー)
・2018年6月〜2020年6月→長期ボランティア、ボリビア派遣(職種:サッカー)


これまで3度も協力隊を経験済みなので、記事の信頼性はあるかと思います。

ということで早速、協力隊の職種について解説していきます。




青年海外協力隊【職種一覧】120以上ある職種を公開


青年海外協力隊にはどれくらいの職種があるのかというと、ザックリ『120以上』です。

メジャーなものからかなりマイナーなものまであるので、みなさんのスキルが活かせる職種が一つや二つは必ずあるはずですよ。




9つの分野のそれぞれの仕事


というわけで、具体的にどういった仕事があるのか見ていきたいと思います。

120以上ある職種は9つの分野に分けられているので、分野ごとに紹介していきますね。



✔︎計画・行政

主に『国・地域づくりに関わる仕事』です。

計画・行政という分野の具体的な職種は以下のようなものがあります。


コミュニティ開発
行政サービス
交通安全
防災・災害対策
環境行政
統計
コンピューター技術



✔︎農林水産

主に『食べ物や自然に関わる仕事』となっています。

農林水産分野の具体的な職種は以下の通りです。


食用作物・稲作栽培
花き栽培
野菜栽培
果樹栽培
バイオテクノロジー
きのこ栽培
病虫害対策
土壌肥料
農業土木
農業機械
農産物加工
家畜飼育
養蜂
獣医・衛生
畜産・乳製品加工
林業・森林保全
水産開発
養殖



✔︎鉱工業

主に『ものづくりに関わる仕事』です。

鉱工業分野の具体的な職種は以下の通りです。


化学・応用化学
金属加工
溶接
非破壊検査
工作機械
冷凍機器・空調
電気・電子機器
電気・電子設備
建設機械
自動車整備
竹工芸
木工
食品加工
陶磁器
皮革工芸
包装



✔︎人的資源

主に『教育やスポーツなど、人を育てる仕事』です。

人的資源分野の職種はめちゃくちゃ多いので、ビックリしないようにしてください


具体的な職種は以下の通りです。


青少年活動
環境教育
エアロビクス
就職支援
陸上競技
体操競技
新体操
水泳
卓球
バドミントン
バレーボール
バスケットボール
ソフトボール
野球
ハンドボール
サッカー
レスリング
フェンシング
柔道
空手道
合気道
剣道
相撲
ウエイトリフティング
自転車競技
ラグビー
PCインストラクター
視聴覚教育
音楽
美術
珠算
教育行政・学校運営
日本語教育
理科教育
数学教育
体育
小学校教育
幼児教育
機械工学
電子工学
地質学
衛生工学
社会学・文化人類学
科学
学芸員
デザイン
文化財保護
写真
美容師
編集
家政・生活改善
手工芸
料理
服飾
文化



✔︎保健・医療

文字通り『いのちに寄り添う仕事』という位置づけです。

保健・医療分野の具体的な職種は以下の通りです。


医師
歯科衛生士
看護師
保健師
助産師
臨床検査技師
薬剤師
鍼灸マッサージ師
言語聴覚士
作業療法士
理学療法士
医療機器
病院運営管理
栄養士
公衆衛生
感染症・エイズ対策
学校保健



✔︎社会福祉

主に『福祉に関わる仕事』となっています。

社会福祉分野の具体的な職種は以下の通りです。


ソーシャルワーカー
障害児・者支援
福祉用具
高齢者介護
労働安全衛生



✔︎商業・観光

主に『経営管理・マーケティングや観光に関わる仕事』という位置づけです。

商業・観光分野の具体的な職種は以下のようになっています。


経営管理
品質管理・生産性向上
マーケティング
観光



✔︎公共・公益事業

主に『生活サービスに関わる仕事』となっています。

公共・公益事業の具体的な職種は以下の通りです。


水質検査
下水道
廃棄物処理
気象
土木
都市計画
造園
建築
映像
番組制作



✔︎エネルギー

主に『エネルギーに関わる仕事』です。

エネルギー分野の具体的な職種は以下の通りです。


再生可能・省エネルギー
ガス・石油・石炭




オススメの職種


かなりいろんな職種があることを理解していただけたかと思います。

これだけの数の職種があると、ぶっちゃけ選ぶの難しいですよね。資格や実務経験がなかったりして選べる職種に限りがあることもありますし。


ただ、誰にでもオススメできる職種はあります。
それは以下の3つ。


・青少年活動
・コミュニティ開発
・環境教育


他の職種だと資格や実務経験が求められる場合があるんですが、この3つは資格も実務経験も必要ないケースが多いです。

つまり、誰でも応募できるチャンスがあるのが上記の3つの職種の特徴


資格や実務経験がないけど青年海外協力隊にチャレンジしたいなら、上記の3つの職種を狙ってみてください。



✔︎職種による倍率の違い

以下の記事にて詳しくまとめているので、倍率が気になる方は読んでみてください。

(執筆予定)




職種の選び方


職種の選び方はいくつかあります。

・高校や大学で学んだことが活かせるかどか
・部活動やサークルでやってきたこととの関連性
・仕事で培ってきた能力を活かせるかどうか
・自分が持っている資格や免許が使えるかどうか
・自分の興味や関心とマッチしているかどうか

上記のような感じですね。



✔︎ぼくのケース

4歳くらいからサッカー一筋。学生時代にはサッカーコーチのアルバイトもしてた。


・サッカーなら競技歴も指導歴もある
・『サッカー』という職種なら自分の経験や知識、能力が活かせる


上記のような理由で『サッカー』という職種を選びました。


他のパターンだと、例えば以下のような感じですね。

・教員免許を持っている→小学校教育の仕事
・学生時代に海外の孤児院でボランティア活動をしたことがある→青少年活動の仕事
・旅行会社で働いていた→観光の仕事

上記のような感じで、仕事を決めるにはいろんな要素があります。


まぁ最終的には自分がやりたいと思う仕事を選びましょう。




まとめ


青年海外協力隊にはめちゃくちゃ職種があることを理解できたんじゃないかと思います。


狙い目の職種や職種の選び方をお伝えしましたが、最終的には自分が「これだ!」と思った仕事を選んでください。


ぼくの意見は参考程度にするのがいいです。聞き流すくらいでちょうどいいですよ。


というわけで、青年海外協力隊の職種に関する記事でした。

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