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【読書のキロク:番外編4】否定しないということ【Audible】
こんばんは、"もっちゃん"です。
Audibleまでキロクしていたらキリがない。
と先日書いたものの、一部だけでも今回キロクしておきたいと思ったので投稿します。
今日もAudibleは絶好調です。
通勤時間が少し楽しみになりました。
若干遠回りしたくなってしまう気持ちもあります。
○今回聴いた本:『否定しない習慣』 著者:林健太郎 Audible
Audibleのオススメ作品の中から、なんとなく目を引いた本です。
タイトルは聞いたことがあったので、気になって聴いてみました。
⓪概要
少し長いですが、Audibleの紹介ページから引用です。
■相手のことを「否定しない」という習慣術
「よく人間関係でトラブルになる」
「部下が成長してくれない」
「すぐに子どもを怒ったり責めたりしてしまう」
といったことはありませんか。
部下や上司、同僚や友人、親・子ども……
など人間関係が良好な人ほど幸せ度が高いと言われています。
■実際、対人関係が良好でない状態だと、どれだけ好きな職種についていても、
どれだけお金を持っていたとしても
「幸福感」を感じられないというデータもあります。
そして、そんな対人関係を良くする方法として、
「褒める」「肯定する」といったことが取り上げられます。
部下や子どもを成長させたいと思う人であれば、
ここに「叱る」という選択肢もあるかもしれません。
しかし、「褒める」「肯定する」「叱る」といった方法以上に、
効果的かつ、簡単に人間関係を良くする方法があります。
それが「相手のことを否定しない」ということです。
誰かを意識的に「褒める」といったことをする必要はありません。
(中略)
■本書では、プロのコーチが使っている「否定しないコミュニケーション技術」と
そのコミュニケーションの習慣化についてまとめた一冊です。
人間関係をよくしたい、誰かといい関係を築きたい、
いい関係をつくるコミュニケーションを身に着けたい
という方にオススメです。
①雑感
学校で勤めると、いろんな人と関わります。おそらく、多くの業種よりも、深い関わりを持つ職業かなと思います。
生徒だったり、保護者だったり、同僚だったり…。ポイントは、いずれの関係になる人も、それなりに深く関わるということかと思います。
私はどちらかというと人間関係を構築するのが得意ではない(と思っている)ので、こうした本はとても参考になりました。
②ロジャーズのカウンセリング
この本を聴いて、真っ先に思い浮かんだのは、カール・ロジャーズのカウンセリングの3原則です。
大学の講義や、教育相談の研修等で何遍も耳にしたものです。
3原則とは
1.共感的理解
相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること。
2.無条件の肯定的関心
相手の話を善悪の評価や好き嫌いの評価をせずに聴くこと。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景を肯定的な関心を持って聴くこと。それによって、話し手は安心して話ができる。
3.自己一致
聴き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、真意を確認すること。分からないことをそのままにしておくことは、自己一致に反する。
になります。
この2.無条件の肯定的関心を示す具体的な方策を分かりやすく示してくれていた本だとも解釈しています。
頭ではわかっているんだけど〜、の部分を実際的な場面をイメージしながら聴けました。
③Yes, Andの心
私の好きな考え方に
Yes, And〜
の考え方があります。
大学の研究時に即興演劇を対象にし、そこで教えていただいた考え方です。
本書でも紹介され、発展形まで示されていたので、興味のある方はご参照いただければと思います。
私は探究的な活動に興味があり、そういった際に表現を促す、アイデアを生成していく上で欠かせないスタンスだと思っています。
その具体的な示し方、という点で、非常に勉強になりました。
上記2点は読んだときにキロクしておきたいと思ったことです。
お目汚しだったら申し訳ありません。
さて、今日もAudibleを楽しもう。
自己紹介はこちらから。
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