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【読書のキロク】もっちゃん、note書くの控えるってよ

こんばんは、"もっちゃん"です。
今回は気晴らしに小説を読みました。

○今回読んだ本:『桐島、部活やめるってよ』 著者:朝井リョウ 集英社文庫

近くのBOOK OFFにて、なんとなく選んだ本です。

作者の朝井リョウさんは、私と生年が同じです。2009年にデビュー、その後も直木賞受賞等、輝かしい経歴をお持ちです。

同じ時代を生きている、ということもあり、同じような光景も目にしてきている、そんなことを思いながら読み進めていきました。

○概要

映画化大ヒット青春小説!
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。

集英社文庫HPより引用

部活をやめた桐島。その周囲の高校生たちに広がる小さな波紋を、素敵な初々しい表現で描いています。

ところどころ出てくる、懐かしい(?)アーティストや、自分の高校生時代を思い返しながら読んでいました。

○感想

小説に関していろいろ語るのも野暮な感じもするので、おもしろいと思った一節について少し書きたいと思います。

とても素敵な表現だったので引用したいと思います。
(なんとなく理科教員だから目を引いた感じが否めませんが。)

学校にいるときは、時間の流れが速い。たぶん地球の自転の変化だと思う。私たちは学校にいると、楽しくて飛びはねたりしているから、世界中の学生の飛びはねによって地球の自転は速くなっているんだと思う。って前、志乃が言っていた。

同書P65より

学校にいると時間の流れが速く感じる。
それは私も学生時代に感じていたことでした。
退屈な授業のときは別でしたが…。

登場人物の様相を描きつつ、高校生という無敵な雰囲気を醸し出しつつ、いろいろ含みのある素敵な一文だと思いました。

こういう話をしたときに、どちらかというと、
「時間は観測者ごとに存在するものなんだよ」
とか、口を挟んでしまいそうな学生だった自分を振り返っています。

キラキラした青春、良いものですね。
私も青春っぽいことがなかったわけではありません。

ただ、男子校出身ということもあり、高校生活にこれほどまでに“女子”がむすびついていることはありませんでした。
なんか、共学というのも良さげですね!


とまぁこんな感じで感想を書いてはみたものの、
本来始めたnoteの趣旨から大きく逸れつつあるようにも感じます。

読んだ小説とか、感想の薄いことは、少しずつキロクを控えていこうと思います。


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