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【読書のキロク】35歳になりまして。

こんばんは、”もっちゃん”です。

今年、齢35になります。(誕生日は10月ですが)
平成元年生まれのみなさん、巳年のみなさん、とても親近感を抱きます。

特に35歳という年齢を意識したわけではありませんが、今年度から教職大学院進学という、教員生活の中で少し大きめの変化がありました。

「今年、〇〇を達成してやるぞ!」的な大きな目標を持って臨んでいるかというと、そうでもありませんが…
今年1年、35歳という1年が、少しばかり良い年になるといいなぁ、と思うばかりです。

先日堀江氏の本をAudibleで聞いて、ビッグマウスを叩くべき、とも思っていますが、未だ自分のハードルを下げ続けている次第です。
これだと大きなことは成し遂げられないんだろうなぁ。んー…。

そういった自分の気質の見つめ直しも含めて、少し節目の歳にできるよう心がけていきたい次第であります。


◯今回読んだ本:『35歳のチェックリスト』 著者:齋藤孝 光文社新書

近所の古本屋で、なんとなく手にとった1冊です。
出版してから10年になります。100円の棚に並んでいたものを買いました。

齋藤孝さんの本は山のようにありますが、未だ目を通していないものでした。
(別に自分が35歳になるまで温めていたわけではありません)

◯概要

本書で私は、「35歳を迎えたら、一度自分という人間の資産価値を再確認する、心の棚卸し作業をしてみませんか」という提案をしていきたいと思います。いわゆるアラサー世代は、人生における大きな決断にぶつかることが多い時期です。
「自分の人生、これでいいのか」と思い惑うときにこそ、心の棚卸しが必要です。
(本文より)
35歳でヒット作を生み出した作家もいれば、35歳を裁判の渦中で迎えた実業家もいる――。第二の人生のスタート地点になる一方、仕事やプライベートにおいて様々な「迷い」を迎える35歳という年齢を、成人式以来の節目としようと著者は提言する。54の簡単なチェックリストによって、本当の幸せを掴む方法を示す30代必読の人生指南書。

光文社新書紹介ページより引用

全章を通しチェックリストがあり、読者に問いかけながら本書は進んでいきます。自分もそのチェックリスト項目に回答しながら読み進めていきました。
何となく問いに対する答えを頭に思い浮かべながら、といった程度ですが…。

◯雑感

個人的には読んでいて「まぁそうだよなぁ〜。」といった感じです。

ただ自分として面白かったのは、上でも挙げましたが堀江貴文氏の主張との対比です。自分の頭の中では堀江氏の主張がホットになっているタイミングで読んだので、またさらに考えさせられました。

同じようなことを言っているときにはさらに納得し、ときには真反対のことも言っている。
さらには本書のなかで堀江氏の35歳についての記述もある。

そういった本を介したやりとり(?)が垣間見えるところがあって、楽しむことができました。

◯区切りのいいところで、今日のタスクを終えていませんか?

自分の中で仕事に関して印象的だったのは、このチェック項目です。

みなさんはいかがでしょうか。
私は教員の仕事に関しては、残業の縛りが薄めだったことをいいことに、「区切りのいいところまで仕事する」くらいのスタンスでやっていました。
(それが問題となったこともしばしばありましたが)

本書では、
「もうちょっとやりたい」ところでやめておく、
そうすることで次の日のスタートがスムーズになる

ということを挙げていました。

働き方改革も謳われる昨今の時勢に鑑みても、こうした考え方はスマートだなぁと思いました。
自分のあり方も見つめ直していきたいところです。

◯より新しい書籍を…

今回読んだ反省としては、
「こういう実用書や啓発本的な本は新しいものが良い」
ということです。

本書の出版は10年前のものになります。
一番感じたのは、
「コロナの前後で大きく異なる事情がそこにはある」
ということです。

今更そんなことに気づいたか、というレベルのことではありますが、
忙しさを理由に読書から少し離れていた自分を反省しています。

これからもう少し知識や視点を、いろいろな面でアップデートしていければと考えています。

そんなことを考えた1冊でした!


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