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【読書のキロク】さすが本屋大賞・映画化作品【52Hz】

こんばんは、"もっちゃん"です。

キロクを控えると言いつつも、「良いなぁ〜」と思う作品に出会えると、ついつい残してしまいたくなります。

今回は小説です。最近映画化され話題となっている作品です。

○今回読んだ本:『52ヘルツのクジラたち』 著者:町田そのこ 中公文庫

2024年3月に杉咲花さん主演で映画化され、現在も公開中のようです。

元はと言えば、2021年に本屋大賞を受賞した作品です。
私は今更ながら文庫で読みました。
(単行本は文庫になるまで待つ、わりとケチな性分です…)

文庫を待っているとトレンドからは少し遅れてしまうようにも思いますが、今作は映画化も相まって、丁度良いタイミングで読めた気がします。

○概要

2021年本屋大賞を受賞した町田そのこの同名ベストセラー小説を、杉咲花主演で映画化したヒューマンドラマ。

自分の人生を家族に搾取されて生きてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて東京から海辺の街の一軒家へ引っ越してきた彼女は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれて虐待される、声を発することのできない少年と出会う。貴瑚は少年との交流を通し、かつて自分の声なきSOSに気づいて救い出してくれたアンさんとの日々を思い起こしていく。

映画.com 本作解説より引用

本来、小説の概要に映画の解説を引用するのは不適切かとも思いますが、いろいろわかりやすいと思ったので、今回はこれを使用させていただきました!

○雑感

こういう作品こそ、感想を書いてると野暮な気がしてしまいます。

私はこの本は一気読みしてしまいました。なんとなく「読ませる」力をこの小説からは感じます。

なんとなく本屋大賞を受賞する作品に対して、同様にこんなイメージはあります。

「この先が気になって仕方ない」というわけでもないのだけど、なんとなくのめり込んでしまう、そういった感じです。

これは小説の力なんだろうなぁ〜、と少し思います。
映画だとこういう感じとはちょっと違そうな印象です。
そもそも、映画は一気に最後まで観るしかありませんが…。

個人的にはみなさんにも読んでいただきたい作品です。

比較的現代的なテーマが投げかけられていると思いますし、
なにより本当に没頭して読める作品だと思います。

○映画も観てみたい!

とはいえ、読んでみると映画も観てみたくなりました。

小説やマンガの実写映画化には若干懐疑的な私ではありますが、今作は少し興味があります。

それぞれの心情を俳優さんたちが如何様に描くのか。

また、2時間程度に収まらないようなボリュームかと思いますが、そこをどう演出していくのか。

自分の中に思い描いた情景が、どのように表現されていくのか。

観たいポイントはたくさんあります。

正直、出演する俳優さんたちを詳しく存じ上げているわけではありません。
ただ、この作品の映画化には興味があります。映画化したくなる気持ちもとてもよくわかります。


コロナ禍に入ってから、映画館からめっきり足が遠のいてしまいましたが、これを機に行ってみるのも良いかな?

ということを考える今日この頃でした。


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