見出し画像

今日すぐ使える対人スキル・コーチングが人を活かす

こんにちは、今回は「コーチングが人を活かす」を要約いたします。
私の要約は、忙しい方でも5分程度でサッと読めるように要点を絞って要約してあります。

コーチングって難しい特殊スキルに感じますが、、普段の対人関係のスキルとして、少し習得しておくといいと思います。
知っているだけで対人コミュニケーションがうまくなります。

対人コミュニケーションの根底にあるのは「聞く力」です。

ただ話を聞くのではなく、相手の本心を聞き出す。
そのための質問の投げ方や、自分自身の話の受け方そして話を聞き出すだけではなく結果的に「相手に自発的に目標を設定してもらい」その「目標に向かって行動をしてもらう」そのためのスキルがコーチングです。

このスキルはビジネスを行う上で必要不可欠かもしれませんね。

今回の要約では、聞く力を向上させる5つのポイントについてまとめていきたいと思います。

1、小さな質問

これは簡単にいえば相手が答えやすい質問を投げかけるという事です。
実は、私たち日本人は会話が下手な人が多いのです。
学校教育で言葉に関して学ぶのは「読み書き」中心、そしてその次に「話す聞く」を学習します。

ちなみに「話す聞く」は相手と、意見交換を行う会話ではなく音を発する、音を聞くという意味合いでの学習でが中心で、相手の意見を聞く「会話の勉強」はしてこなかったように思います。

さらに、私達に学校で授業をしてくれた先生もそんな学校教育で育ってきたから会話があまり上手ではありません。

私たち日本人は基本的に子供の頃から会話が下手な人たちに囲まれて成長したので、会話が下手でしょうがないんです。

少し話がそれましたが。。

そのような日本人の背景があるので、「小さな質問」相手が答えやすい質問を「意識的に投げかける」ようにしなければ、なかなか簡単にできるものではないと思います。

ちなみに、相手が答えやすい「小さな質問」逆に相手が答えにくい「大きな質問」の具体例をあげていきます。

大きな質問の一例
★あなたの夢はなんですか?
★あなたはこの会社でどうなりたいの?
★何ができるの?
★何がしたいの?
上記のような「いきなりゴールを聞く」質問

それに対して相手が答えやすい
小さな質問の一例
★休みの日は何をしてるの?
★趣味はなんですか?
★何をしているときに幸せを感じますか?
★それはたまにやるから幸せなのか?毎日でも幸せなのか?どちらだと思いますか?
上記のような質問です。

ちなみに、この小さな質問は誰にたいしても必ずこのような質問をしましょう!というわけではなく、人によっては大きな質問を投げかけられる方が好きだ!と言う人ももちろんいます。

ただ日本人は会話が苦手な人が多いとともに、自分の意思表示が苦手な人が多いので、大きな質問では言葉につまる。そんな人も多いです。

その際には「質問を因数分解する」順をおって意見を聞きなおす。
そのための知識として考えていただければと思います。

2、「なぜ?」ではなく「なに?」を聞く

これは言葉の通りですが「なぜ?」と言う質問はできる限り避けましょう。

「なぜ?」という質問をストレートにしてしまうと、相手からすると責められてるように感じ本音で話づらくなるからです。

例えば、あなたがある商談を破断成立させれなかったとします。
その際に上司から言われる言葉として
「なぜ破談になったんだ?」と質問されるのと
「破談になる要素としては、なにがあったの?」と聞かれた時、どちらのほうが答えやすいですか?

これは微妙な言葉ニュアンスの違いではありますが、後者のほうが答えやすいと感じる人の方が多いのが事実です。

その理由としては、「なぜ?」という質問は質問をされた側からすると、
「自分の非を聞かれている」という感覚になるからです。
「なぜ?」と聞かれると責められてる感覚になり言葉につまる人が多いのも事実です。
質問には「なぜ?」ではなく「なに?」と聞く意識をもちましょう。

3、究極の質問

相手が答えを出すことに迷っている場合は、
もし〇〇だったら・・など仮の話で究極の質問を投げかけてみましょうという内容です。

例えばこんな質問も有効かと思います。
サラリーマンを辞めて起業するか迷っているが、家族がいて収入面が不安。
もし、あなたが収入面での不安がないほどの貯蓄があればどう判断しますか?
私なら、、「会社辞めて起業しまーす!」軽く答えてしまいそうです。

世の中、白黒はっきりつけられる問題が少ないですよね。
だからこそ答えに悩んでしまいます。
答えに悩んだ時には「究極の質問」白黒でシンプルに考えることも重要です。

もし、〇〇だったらどうする?究極の質問を自分自身に問いかけてみてください。

4、不満の転換

これはネガティブな感情を「行動するための力」に変えるためのスキルです。
この世の中に自分のやっている仕事、抱えている業務、職場環境すべてに不満を感じない、満足している会社員はいるのでしょうか?
おそらくほとんどいないと思います。

会社員が抱える「不満とは?」「会社の伸びしろ」でもあるのです。
その不満を明確にして、自発的な行動力に変えるためのロジックはおさえておくと管理職の立場になった際に非常に役立つでしょう。

では、不満はどのようにして行動力に変えるといいのでしょうか?
3つのステップがあります
★理想像
★現実性
★行動喚起
この流れで質問していきます。

〇〇が不満と会社の部下が言ってきました。
「では、どうすればいい?」という改善後のイメージ、「理想像」を確認します。

返答が返ってきたら、もしそうだとしたら不満はなくなりますか?という「現実性」の確認を行います。

不満がなくなる!という返答が返ってきたら、「ではどのようにするば改善できるかな?」と改善の筋道に対する意見を聞くとともに、その方向に向けて一緒に改善に動こうか!という流れで「行動喚起」を行う。

理想像・現実性・行動喚起この3つのステップで、不満を行動力に変えてより良い組織の実現にむけて行動しましょう。

5、オウム返しの本質

コミュニケーションや営業スキルを学んだことがある人で、このオウム返しを聞いたことがなという人はほとんどいないと思います。
ただし、本当の意味でオウム返しを効果的に使えている人がどれほどいるかというと実は非常に少ないという現実があります。

オウム返しを行う理由を、
「私はあなたの話を聞いていますと言う信頼信頼構築のスキル」
「相手の思考を整理するためのスキル」
上記のように思っている人が多いからです。

ただ本質的なオウム返しの意味合いはそれだけではなく、
「自己抑揚」という効果もあるのです。

「自己抑制」とは?
答えや結論を相手の先に話さない、相手の話を遮らないと言う意味です。

人は会話をしているとき相手の話を聞きながら、話の先を想像してしまいます。そして理解したつもりになってしまいます。だから、ミスコミュニケーションがおきるのです。

さらに時には「こういうことだよね!」とか「実は自分も!」とか相手の話を無意識に遮断して、自分自身が会話の主導権をもってしまうケースがあります。

相手の話の先を想像してしまうのは仕方ないのですが、その答えを自分からは絶対に口にしてはいけません。これは会話ではたいへん重要なことです。

★相手に話してもらうことで、ミスコミュニケーションをゼロにする。
★相手が話しやすい環境をつくる。
この2つのポイントに対して効果的な方法がオウム返しであることをイメージしてみましょう。

いかがでしたでしょうか?
今回はコーチングに関する情報を皆様にお伝えさせていただきました。
あまりにも、、自分自身出来てないことばかりでnoteを書きながら反省しながら執筆していました。

コーチングのスキルは、少し知っているだけでも対人コミュニケーションに役に立ちます。

自分自身もコミュニケーションスキルの向上のために、これからもコーチングを学んでいきたいと思います。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?