名医の条件~稲城やまざき整形外科


 年が明けた頃から、右膝に違和感を感じるようになった。浮腫みがなおらない。左膝より太い、なにより踵に腰を下ろした時、鈍痛で右脚がたためない。

 それでも歩行に支障がなかったから、放置していた。しかし、良くならない。むしろ、時間が経つにつれて悪くなる。内省してみると膝痛の原因に、思い当たる節はあった。元来自分は鼻中隔湾曲症で、右を向いて寝ると鼻呼吸が出来て鼾もかきにくいが、左を向いて寝ると口呼吸になり鼾も甚だしいので、右を向いて寝る癖があった。以前、左脚に圧迫される右脚の、まさに今回と同じく右膝に血行障害的な浮腫みが出たことがあって、その時には通称”きんたまくら”を挟むことで改善を見、それ以来愛用してきている。


 きんたまくら(実物)


(ちなみに愛猫メロディちゃんは、わたくしのきんたまくらを時々愛用しとりますが)

 閑話休題


 膝の自覚症状は徐々に悪化した。その原因を自分は、きんたまくらを多用しすぎたせいで、重みのかかる右膝の血行障害と、靭帯に負荷がかかった故の炎症と勝手に理解し、きんたまくらの使用をストップしてみた。1/15に亡くなった母の忌引き期間中、スクワットとジョギングだけはしようと、1/23に2週間ぶりスロージョグをすると、5キロを過ぎたあたりで右膝が痛くなりジョグを中断して様子を見た。それが引き金となって、右膝が絶えず痛くなった。その痛みがどんどんと強くなり、一昨日とうとう歩行困難になった。ギブス様のサポーターでガッチリと固定してもタイガーバームを塗っても痛い。そこで、近所の名医とうたわれる稲城やまざき整形外科を受診することにした訳だ。



稲城やまざき整形外科|[東京都稲城市・整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科・形成外科]稲城やまざき整形外科 JR南武線、矢野口駅より徒歩3分 診療時間: 月・火・水・金・土午前 地域の皆様に優しい医療を提供し、わかりやすい説明をモットーとしております。 

www.inagiy-seikei.jp



 実は整形外科には苦い経験がある。15年前頃に椎間板ヘルニアを患った際の整形外科の対応が甚だしく酷かった。人の話を聞かない遮る、ろくにカルテに書かない。で、牽引と痛み止めの処方だけ。幸い鍼灸マッサージの先生に出会って完治したが、以来整形外科は敬遠してきた。だが、医療的な知見を持つ故にドクターに厳しい奥方様が近所の整形外科に通院しとても評価していたのでネットで調べてみたことがある。目についたのは信州大→東大→慶応、そして「読売巨人軍のチームドクター」。国公立大医学部卒の先生は患者に寄り添い易いトレーニングが身についている傾向にあり、地元読売ランド内にある巨人軍には馴染み深く、なにより権利・義務の負荷を絶えず負っていらっしゃるとみて良い。なにかあったら此方で、と目を付けてきた。家から徒歩2分というのがなによりありがたい。

 さて、昨日受診。9時開院で、15分前に到着すると、なるほど、人気のラーメン屋の休日の、開店前行列さながら。開店と同時にエレベーターで2階へ。待ち時間は1時間と少し。診察をしていただき、処置をしていただき、無事退院となった。

 さてさて、結果は自分の中での名医の条件をすべて満たす、大変満足度の高い診察であった。また、来週エコーで経過と処置の効果測定をしていただくことになった。

 自分の中での名医の基準・条件は4つ、1.診察中、よく聞き、リターンや質問がある。2.カルテにもれなく記す。3.処置に慣れを感じる器用さがある。4.結果、患者に不安感を与えない。山崎先生は、僭越ながらそれはそれは見事なものでした。

 診察の結果は、変形性膝関節症の初期症状。処置は膝にたまった水を抜き、キシロカイン・デカドロンを入れ、ロキソニンテープとボルダレン・レバミピドを処方するというもの。これらによって、本日は久しぶりに膝の痛みを感じない結果となった。

 以前より楽しみにしていた、東神奈川での酵母パンと酒の会を欠席することとなり残念であったが、久方ぶりの痛みからの解放と併せて、痛みのない生活のありがたみを今、噛みしめている。


(通院後いただいた、無化調の名店「やのけん」の濃厚魚介つけ麺スペシャル(大))

(同じくやのけん、台湾まぜそばスペシャル)

(同じくやのけん、無化調濃厚煮干しラーメンスペシャル)

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