自覚人が聴く
話を聞くという事。
それは誰でも出来ているようで、見方によってはできないと言えます。
結論から言えば、大多数の方が、完璧に話を聞くという事はできません。
話を聞くと言えば傾聴、それについてわたしは知識がありませんので、AIに聞いてみました。
傾聴とは、相手の話にしっかり耳を傾けて、深く理解をする能力です。相手の話の内容だけでなく、話し方や表情、姿勢、しぐさといった言葉以外のメッセージも受け取り、相手の気持ちや考えに共感することを目指します。傾聴は、単に相手の話を聞くだけではなく、「積極的」に話を聞き、相手の真意を読み取るように努めることですhttps://kokoro.mhlw.go.jp/listen/listen001/
傾聴の目的は、相手とのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を築くことです。傾聴をすることで、相手は自分の話に興味を持ってくれていると感じ、安心して話ができます。また、相手の話を理解することで、相手のニーズや課題を把握し、適切な対応や提案ができます。傾聴は、ビジネスの場だけでなく、日常生活や人間関係においても重要なスキルです
https://nikken-career.jp/special/4812/
傾聴の効果は、相手だけでなく自分にも及びます。傾聴をすることで、自分は相手に対して尊重や理解を示していると感じ、自己肯定感が高まります。また、相手の話を聞くことで、自分の知識や視野が広がり、学びや発見が生まれます。傾聴は、自分の成長にもつながることですhttps://media.unipos.me/listening
傾聴の実践方法は、次のようなものがありますhttps://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/27616/
• 目を見て相手に注目する
• 相槌やうなずきなどで相手に反応する
• 相手の話を要約して確認する
• 相手の気持ちや考えを推測して言葉にする
• 相手の話に共感や賛同を示す
• 相手の話に関心を持って質問する
• 自分の話や意見を押し付けない
• 相手の話を中断しない
• 相手の話を否定や批判しない
傾聴は、相手の話に耳を傾けるだけでなく、相手の気持ちや考えに寄り添うことです。傾聴をすることで、相手とのコミュニケーションや信頼関係が深まり、自分の成長にも貢献します。傾聴は、ビジネスや人間関係において、大切なスキルです。
終盤の箇条書きについて、一つひとつ、自覚人が相手に向き合う時の事を書いていきます。
• 目を見て相手に注目する
わたしは、これを意識的には、やりません。
なぜなら、相手に向ける意識を目を使うという事に取られるからです。
見ないというわけではないのですが、相手に向き合うという事をやり続けた時、意識を向けるべきところを知ったからでもあります。
これについては、ある程度の修練が必要となりますし、私独自の話なので、あまり参考にならないように思います。
• 相槌やうなずきなどで相手に反応する
これも意識的にやる事はありません。
うなづくという行為をする為に思考が働く(取られる)からです。
また、うなづく時、表面的な理解になりがちです。実際意識してやってみてください。わかる方は、わかります。
相槌ですが、入れません。
うなづきもそうですが、相手を気持ちよくさせる事はしません。
なぜなら、浮足立った話になる傾向があるからです。
気持ちよく話す事と、リラックスして楽に話す事は違います。
結果にも大きな影響を及ぼします。
• 相手の話を要約して確認する
やりません。
特に要約は行いません。聞いたまま、伝わったままの理解を伝える事はあっても、要約するという事は、自分の考えを相手の考えに上塗りをするからです。
わたしからすると、敬意を欠いた行為です。
相手を蔑ろにする可能性が高くなり、相手が伝えたい本質から遠くなることはあっても、近づくことはありません。
これは、聞き手の熟練度にも依るところが大きくなることです。
話を整理する事はあっても、要約する事はありません。
• 相手の気持ちや考えを推測して言葉にする
これもやりません。
推測している時点で、思考しています。
思考している時は、相手の話を聞けていません。
• 相手の話に共感や賛同を示す
これもやりません。
共感は、表面的な評価でもあるからです。
評価は、個性から発せられます。共感は個性に大きく影響されて現れます。
• 相手の話に関心を持って質問する
相手の話には関心を持ちません。
相手の方に関心を向けます。
それは、話ではなく、その方が発するすべてを受け止めるという事でもあります。
質問は、思考的な理解を補うために行います。
その質問も、相手の方に緊張を与えず、広がりを起こすような質問です。
広がりとともに、相手の方の理解の幅が広がります。
• 自分の話や意見を押し付けない
これはそのまま、心掛けています。
• 相手の話を中断しない
これも、基本そのようにしています。しかし、場合によって止めます。
そのことによって、本当に話したい事に、意識が向き、その方自身への理解が深くなったところから、話が始まる事に繋がります。
• 相手の話を否定や批判しない
基本、このようになります。
結論は、最初に書きましたが、皆さん話を聞いているようで、色々考えています。
話を聞くという事が、相手の言葉を考えるという事になっているのですが、それに気付いている方は、どれほどいるでしょうか。
これは自覚をすると、ハッキリわかる事です。
相手が話をしている時、判断をしたり、評価をしたり、答えや、言い訳を考えたり・・・また、感情が湧きおこっている事も少なくありません。
話を聞いてる暇などないくらいに考えています。
自覚人は、話を聞く姿勢もとりません。
それは、思考によるあらわしだからです。
相手に向き合うという事を極めるなら、相手の話に耳を傾ける事はありません。
耳を傾けなくても聞こえるからです。
耳を傾ける時に、傾いてしまうのは思考です。
自覚人はどこに意識を向けているかというと・・・
これは誤解を招くので、長い説明と理解が必要に思います。
少しだけ書くと、それが起こっていると感じているところに意識を向け続けます。
それが間違えているから、人間は、話を聞いているようで聞けていないという事が起こっています。
目の前の方から情報がやってきていると思ったら、それは間違いです。
ここまでは書けます。
それを知っているのが、自覚人です。
自覚人の前で、話をしてみてください。
今まで、感じたことのないような感覚が起こるかもしれません。
向き合うという事を極めていったとき、人間の常識が、いかに表面的理解であったかという事に気付きます。
そのうえで、相手に向き合うのなら、話を聞くという事の理解が全く違っています。
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