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城西大学薬学部薬学科A日程 受験体験記1日目/2日目

今回は城西大学の薬学部薬学科一般選抜A日程の入試を受けてきたのでその感想を書こうと思う。ちなみに今書いているのが二日目が終わった日の夜なのでかなり詳細に覚えている。

一日目

一日目は日本薬科大学を受験した時ほど緊張はしなかった。というのも受験した2月3日の前日に日本薬科大学のB特待を取れたということを合格通知で知ったからだ。最悪城西大学の薬学科に落ちたり、特待が取れなかったとしても日本薬科大学に行けばいいやという思いがあった。

それでも、城西大学の校舎につくとめちゃくちゃ綺麗でまるでホテルのようだったので、できれば受かったら城西大学の方がいいなと思った。私は二科目受験、つまり数学と化学しか受験しなかったので、最初の英語の時間が終わるまで待合室のようなところで待たされた。場所は食堂のような場所で自販機やランチの見本などがあった。そこもかなり綺麗な場所になっていて、もし学生になったらかなりくつろげそうだなと思ったのは覚えている。

そして12時10分になると二科目受験者の試験会場への入室が許される。薬学科の試験会場は四階だった。階段を登って、試験会場に着くと英語を受験していた人たちは昼食を取っていた。私はすでにカフェで軽食を済ませていたので食事はしなかった。しかし周りが食べているのを見てお菓子でも持って来ればよかったなと後悔した。

そんなこんなで時間を潰していると、12時40分くらいに試験監督が入ってきて試験の準備をするようにアナウンスをし始めた。参考書やスマホをバッグにしまって試験の準備をした。そして試験開始の合図があり、まず数学の試験がはじまった。一日目の数学の試験は確率の問題以外はかなり簡単だったと思う。確率の最後の問題だけパッとせず、イマイチあっているのか間違っているのかわからないまま試験が終わった。それでも他の問題は3回くらい見直す時間があったのでおそらく9割近くは取れているのではないか。

次に40分ほど休憩時間を挟んで化学/生物の試験がはじまった。私は化学選択だ。始まってすぐに思ったのはかなり過去問からの出題が多いことだ。全く同じ選択肢も出題されていたし、類題の出題を含めれば実に2割から3割くらいは過去問からの出題だったのではないか。わからない問題も全くなく、ほぼ全ての問題を解くことができた。唯一、酢酸の電離の問題で化学式を反対に書いていて余計に時間を食ってしまったというミスをしたくらいで他はほとんど詰まることなく解くことができた。

そんな感じで一日目を終えた。試験の後くらいから、まだあと一日受験が残っているということのストレスから精神状態が悪化して少し鬱っぽくなったが、とりあえず寝れば治るだろうということで家に帰って飯を食ったらすぐに風呂に入って寝た。

二日目

昨日からのメンタル不調により二日目はぶっちゃけ休んでしまおうかと思ったが、ロキソニンを飲んだら昨日から続いていた頭痛が消えたので、まあなんとか体調は大丈夫になってきて、とりあえず試験は受けることにした。最寄駅のカフェで時間を潰してから、昨日と同じ時間の電車に乗って会場に着いた。

試験会場は一日目と全く同じ教室であった。席の位置もほとんど変わっていなかったと思う。自分の前の人は一日目から欠席していたのだが、二日目も欠席していた。ちなみに教室全体を見渡すと、一日目はほとんどの人が試験を受けにきていたが、二日目ともなるともうみんな一日目で合格を確信したのか、半分くらいの人は来ていなかった。

そして時間になり数学の試験が始まった。昨日怪しかった確率の問題とほとんど同じ問題が出て、解いているうちに昨日の解き方が間違っていることに気づいてがっかりした。ちなみに二日目もその問題を解くことが出来なかった。解き方を一日目の試験が終わった後にchatgptで調べてくればよかったと後悔した。しかし後悔先に立たずということで確率の問題で確実に2問わからず試験は終わった。他の問題でいうと、三角関数の問題で少し捻った問題が出たが、冷静に考えればすぐに答えが導けて気持ち良い問題だった。あれは良問だと思う。

数学の試験が終わると一日目と同じく40分の休憩を挟んで理科の試験が始まった。化学は昨日よリもかなり問題の難易度が上がっていた気がする。一日目の化学は良くも悪くもパパッと処理できる問題がほとんどだったが、二日目の化学は一捻りしてある問題が多かった。1問だけ問題設定の意味がわからない問題もあったし、結構苦戦したのではないかと予想する。ちなみにそれでもかなり手応えはあって、9割5分は固く取れているだろうという感じだった。解ける人にとっては周りと差をつけることのできる問題が多かったのではないかと思う。ちなみに一日目のように過去問からの類題の出題はほとんどなく、結構その場で考えなければいけない問題が多かったと思う。

まとめると現在わかっているものだと、一日目は数学で1ミス、化学で0ミス。二日目は数学で2ミス、化学で0ミスという感じだった。総じて化学でほとんどミスなく解けたのは確実に過去問を研究した甲斐があった。特に一日目の化学なんて過去問を研究してたかどうかがかなり問われていると思う。過去問を解いていればそれなりに9割近くは誰でも解ける問題のセットだったと思う。数学はそれに比べて、過去問には似ている問題もあるが、少し新しい設定の確率の問題が出たなという感想だ。その場で考える必要があって、私は実力が足りていなかったと思う。

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