社会的弱者全員が障害年金を受給した方が良い理由

障害者世界という新たなゲームの始まり

ここでいう社会的弱者とは、精神疾患や身体疾患を抱えていて、健常者と同じように、働いて稼いで家庭を持つという生活を送れない人のことを言います。

私はそういった社会的弱者は全員障害年金を受給した方が良いと思います。なぜなら、社会的弱者が健常者が跋扈している社会という森の中で生きるのはとても難しいからです。

一旦障害年金をもらってしまえば、障害者手帳ももれなくゲットできるので、障がい者としての生活が幕を開けます。

そうすると、ある一定の数の社会的弱者からするとそこがパラダイスに感じられて幸せに生きられる確率が上がるのです。

生活のために働く必要がなくなる

まず障害年金をもらって障害者としての生活が幕を開けると、生活のためにお金を稼ぐ必要がなくなります。これまでは自分の生活を維持するために働いて、自分でお金を稼ぐことが必要でした。

しかし、一旦障害者として国から認められると、生活のために汗をかいて働く必要性がなくなります。なぜなら生活に必要最低限のお金が支給されるからです。

働けない場合の最も低い障害年金の支給金は障害基礎年金の年間80万円になりますが、実家暮らしを選べば、毎月7万円弱のお金を自由に使うことができるわけですから生活のために働く必要はありません。

もし実家に頼れない場合も生活保護を併合して受給すれば普通に月に15万円ほどの収入になります。そこから家賃の5万円と食費や光熱費などを抜いても約7万円ほどは自由に使うことができるでしょう。

働く場合も強くてニューゲーム状態

そしてもし障害年金を使って遊ぶ生活に飽きて働くとなった場合も強くてニューゲーム状態になります。

例えば障害者雇用で特定子会社に就職したとしましょう。特定小会社の場合は働いている人のほとんどが知的障害者もしくは発達障害者のため、そこまでひどくないうつ病や適応障害で健常者の世界から弾き出された者にとっては実は強くニューゲーム状態になれるのです。

実際、特定小会社に勤めている精神障害者の人の感想を聞くと、仕事が簡単すぎて時間が有り余るのだそうです。しかも、他の障害者の人たちは勤怠を維持するのにも苦労しているくらいなので、ぶっちゃけ毎日仕事に行っているだけで評価してもらえます。

さらに障害者雇用であれば障害年金をもらいながら勤めることができるので、無駄にお金を使わなければ収支はかなりのプラスになります。

一般雇用でブラック企業に勤めるよりも、障害年金プラス障害者雇用の方がよっぽど待遇の良い仕事にありつけること間違いなしでしょう。