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「病んでる人ロック聞きがち」は本当?

やっほー!
Satoriだよん。

今日はちょっと昔話からの~音楽のお話。


私がニキビで最高に病んでた2000年代後半。

アメリカはHip Hop全盛期。

そんな中、私は毎日ロックを聴いてたんよ。

特に好きだったのがAFIというバンドのLove Like Winterという曲。この曲を狂ったように永遠リピート。


そんな私を隣で見ていたルームメイトがある日心配そうな顔で「なんか病んでるみたいだけど大丈夫?」と声をかけてくれた。

どうしてそんな風に思うのか理由を聞いてみると「だって、ロックばっかり聴いてるから」とのこと。

それから彼女は「ヒップホップを聞くと明るい気持ちになるわよ」と当時流行っていたUsherのアルバムまで貸してくれた。

その時は特に気にも留めなかったけど、何年も後になって調べてみると、やはり音楽の嗜好と性格には多少なりとも関係があるらしい…!ということを知った。


好きな音楽による性格の傾向

世界中の約36,000人を対象にした大規模調査で明らかになった音楽の嗜好と性格の関係性はこんな感じ。

▶ポップス
外向的、正直、努力家、自己肯定感高め

▶ラップ&ヒップホップ
自信家、自己肯定感が高く社交的

▶ロック&ヘビーメタル
内向的、自己肯定感低め、クリエイティブ

▶ダンス(EDM)
社交的、断定的、変化や新しいものを恐れない

▶ジャズ&ブルース
外向的、自己肯定感高め、落ち着いている

▶クラシック
内向的な傾向にあるが、自己肯定感は安定している

▶カントリー
努力家、社交的、保守的、変化を好まない


これを見ていると、たしかにロックやヘビーメタルは内向的な上に自己肯定感が低い人が好む傾向にあるらしく、他ジャンルよりも一段闇が深い感じはするよね!笑

正直「人に見つからないように生きること」をモットーにしていた昔の私そのもの。。。


ヒップホップを聴くと本当に心は明るくなるの?

その可能性はあるらしい。

理由は、よく聴いているジャンル以外の曲を聴くと脳がいつもとは違う形で刺激されるから。

つまり、いつもロックを聴いてネガティブ思考を巡らしている人が、ヒップホップを聴くことでいつものネガティブ思考のルーティーンが狂って、結果的にポジティブな方向に気持ちが向く可能性があるってこと。

ルームメイトの話は音楽ジャンルに対するステレオタイプ的なことだと思ってたけど、実はかなり当たってた!

* *ステレオタイプといえば、ヒップホップやラップを好む人は「乱暴・気性が荒い」というイメージを持つ人が少なくないけど、先出の研究ではそういった性格的特徴との関係性は一切見られなかったとのこと。


たしかに、ニキビが治ってからはロックばかり聴いてない

ロックは最高だし、私は今でもロックが一番好き。

でも、振り返ってみるとニキビ問題が解決してからは流行もあってEDMもよく聴くようになったし、友達の影響でポップスやヒップホップも好きに。

考えてみれば当時もロックだけが好きだったわけではないけど、自分の中の病んでる部分が特にロックを欲していたのかも・・・!?

「ロックばっかり聴いてる人は注意!」とまでは言えないけど、ハッキリした理由もなく「急にロックばっかり聴くようになった」「ロック以外聴く気になれない」っていう人は、心のバランスが崩れてる可能性はあるかも。

まぁ、そんな考察をする人もいるってことでね^ ^


そんな感じで、本日は以上!

次回は「菜食でニキビがよくなるの?」という内容で話していこうかな?

お楽しみにね♪


んじゃよろしく頼む👍



▼前回のNoteはこちら▼


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参照

・ADRIAN C. NORTH. “Individual Differences in Musical Taste.” The American Journal of Psychology, vol. 123, no. 2, University of Illinois Press, 2010, pp. 199–208, https://doi.org/10.5406/amerjpsyc.123.2.0199.

・Patrick C. M. Wong, Alice H. D. Chan, Anil Roy, Elizabeth H. Margulis; The Bimusical Brain Is Not Two Monomusical Brains in One: Evidence from Musical Affective Processing. J Cogn Neurosci 2011; 23 (12): 4082–4093. doi: https://doi.org/10.1162/jocn_a_00105


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