さとり

地方都市で暮らす2児(4歳&0歳)の母 職業:作業療法士(育休中) 日々の徒然や過去…

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地方都市で暮らす2児(4歳&0歳)の母 職業:作業療法士(育休中) 日々の徒然や過去語り、時々愛する猫たちの話など。

最近の記事

あの時食べていたチョコクロワッサン

忘れられない思い出の味、というものが誰でもあるかと思う。私も母の味などいくつか思い出の味や料理の覚えがあるが、思春期を思い出した時に浮かぶのは、このチョコクロワッサンだ。 少し小さめでクロワッサンの層の中にチョコが詰まっていて、さくぱりっというクロワッサンの歯触りととろっと一緒に溶けるチョコがとても美味しい。今は日本企業になっている、フランス本社のパン屋にあった。他にも、自分で具をセレクトして作ってもらうクロワッサンサンドイッチがとても好きで良く食べていた(ツナマヨが美味し

    • 傍にいること。

      我が家には猫が2匹、姉あやめ(♀8才)と弟ふくすけ(♂7才)がいるのだが、年齢=一緒に過ごした年月であり、それはお腹を痛めて産んだ自分の実の子供たちよりも長い。 もともと不妊の気があり、結婚してすぐの頃から不妊治療を始めたものの一向に授からない。精神的にまいっていく。そんな中で飼い始めたのがあやめ、そしてふくすけ。結局子供を授かったのはそれからずっと後なので、私と夫にとって、この2匹はまぎれもなく、「子供」同然の存在なのだ。 生後間もない頃に引き取ったこの2匹を、気持ちと

      • 空がアオイ時、思い出す人。

        現在育休中の私は、職業:作業療法士とはしているが、すっかり仕事の感覚も抜けかけており、これで来年仕事復帰できるだろうか、と内心どきどきしている。娘の時約2年休んで復帰したのだから、何とかなるとは思うのだが、やはり仕事から離れると不安になるものだ。 子供が生まれてからは特にがっつり仕事人間ではなくなり、入れる情報も育児関連と仕事関連が5:5か6:4か、下手すると7:3みたいな時もあり、生涯勉強といわれるこの業界で不真面目なことこの上ない。それでも目の前の患者さん、一生懸命関わ

        • 夫婦も猫も顔が似る?

          昨今猫ブームが続いていて、テレビのおもしろ動画紹介やドラマ、はたまた某公共BS放送やEテレをつけ続けていれば、1日のどこかしらで猫は登場する気がする。 しかし我が家の猫は、そんな猫ブームの前から存在していた。決して流行りに乗ったわけではない。しかもスコティッシュうんたらやノルウェイジャンなんたらなどどいうかっこい名前の種類でもない。 ただの雑種である。もらわれっ子だ。 長女あやめ 縞三毛のメスで8歳になるあやめは、こんな愛らしい頃に我が家にやって来た。保健所の狭いケー

        あの時食べていたチョコクロワッサン

          自分の名前が嫌いな人間の考察

          自分の名前が好きな人はどれくらいの割合なのだろう。 私は、自分の名前が好きではない。正直嫌いの部類に入る。 いわゆるキラキラネームではないのだが、よくある名前でもない私。 同じ名前の女性を、私は一人しか知らない。しかも学生の頃見ていた雑誌の読者モデルさん。日本中探せばいるのだろうけど、少ないことは確かだと思う。 私の名前は、圧倒的に男性に多い名前・漢字だ。 子供の頃は特に、嫌でたまらなかった。 男性に多い名前なので、名前だけだとまず男性と思われる。小学生の頃、転校

          自分の名前が嫌いな人間の考察

          私の道灯りは、子供がくれた

          母親が、娘を数日間放置し死なせた事件が報道された。 同じ子供を持つ親として、とても悲しく痛ましく、やるせない。 許せない、とも思う。 どうか、安らかに。あの世で笑顔でいることを祈ります。 1.不妊様だった私結婚してから割と長い期間、子供に恵まれなかった。 いわゆる不妊治療も経験した。 最近は「不妊様」という言葉があるけれど、あの頃の私はまさしく不妊様だっただろう。 身内や友人、知人の妊娠出産報告を聞くたびに、嫉妬という、どす黒い感情が蛇のようにぬるりと頭をもたげ

          私の道灯りは、子供がくれた

          私にとっての「書く」作業

          私は、作業療法士を生業としている。 とはいえ、大学入試も補欠合格にぎりぎり滑り込み、学生時代も単位を落としまくり評価も底辺、国家試験もすれすれで合格したエセと言った方がよいのではないかというお粗末さなので、作業療法士の何たるかを語れるような人間ではない。 それでも、そんな私でも作業療法士になって10年が過ぎた。 この間に結婚した。夫とはまあ仲が良い方だと思う。 子供も2人授かった。元気に育ってくれている。 ついでに猫も2匹甘えてくる。 今は、そんな毎日。 ***

          私にとっての「書く」作業