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「三体」を読んだら地球侵略が気になってウルトラマンのことを考えた。

3月にNetflixで三体をやると聞いて
それまでに原作読んどこうと思いたち
一冊目の半分まで読んだ。
Netflixのも予告編だけ見た。

なのでまだ全体像はわかってないが、
なんか宇宙から侵略されそうになってる

地球侵略ものの変なとこ。

ウェルズの宇宙戦争以来、
昔から宇宙人が攻めてくる話は定番。

おじさん世代からすれば、お馴染みのテーマだ。

子供のころからそういう話は
山のように見てきてるけど、
子供のころから変だなぁと思ってることがある。

子供のころに見てたのはやっぱり
ウルトラマン、ウルトラセブン。
しかし、侵略にくる異星人は

何でひとりで来るんだ?

侵略って言うからには
どこかの星の存続をかけて
地球という星を奪いに来てるはず。

だったらそりゃ戦争だろう。
ちゃんと星をあげてやらないと。

そんな中にもちゃんとしたのもあって
ウルトラマンのバルタン星人は
生き残りが団体でやってくる話。

自分たちの故郷であるバルタン星が発狂した科学者の行った核実験で壊滅したため、たまたま宇宙船で旅行中だった20億3,000万人のバルタン星人が故郷を失い、難民となった。身体をバクテリア大にまで縮小して放浪の旅を続けていたバルタン星人たちは、やがて発見した地球で宇宙船を修理しようと飛来した際に現地を気に入り、ハヤタ隊員の提言を無視して侵略を開始する。

Wikipediaより

ウルトラシリーズも初期は
割とちゃんと考えてたことがわかる。
ただこれもウルトラセブンの後期あたりになると
とりあえず一人でやってきて、やられて終わる。

そりゃ変だろ、と
当時小学生だった自分でも思ったもんだ。

急にその理由がわかった。

そういうのも制作費の事情だとか、
そういうもんだという慣れで
気になんなくなって数十年。

今日、なぜかいきなり
ああ、こういうことね。って思った。

あれは難民だ。

侵略って言うからややこしくなるけど、
国境を越えて別の国に侵入すると考えると
すごくよくわかる。

団体で来れば国同士の交渉になるが、
一人なんだから柵を越えればいい。
こっそり入るか、暴力的に入るかだ。

だがそこには用心棒がいる。
それがウルトラマンだ。

国境警備兵みたいなもんだ。
しかもウルトラマンは正規の職員ではない。
雇われ外国人だ。
この辺が結構こじれている。

考えてみれば地球人もかなり心が狭い。
難民なんて一人も入れないぞ〜って
言ってるどこかの大統領みたいだ。
しかも正義を振りかざしてる。

ひとりくらい入れてやればいいのに。

だけど、どいつもみんな
身長が50mくらいあるからな。

そこが問題だ。

三体がそういう話じゃないってことは
薄々わかっている。たぶん違う。

あとわかってるのは、
すげーおもしろいってこと。

ぜひ読んでみてください。
(って今ごろ。みんなもう読んでるわ)

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