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【本について】
タイトル:Pitch

著者:オープンエットワークラボ 出版社:インプレス(2020)

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■WHAT:Pitchとは

世界を変える提案のメソッド
人を巻き込む技術
結晶化のプロセス
5分で相手の決断を引き出す
とても大切な時に、自分の言葉で「人を動かす」ためのメソッド
スタートアップ育成プログラムから生まれた提案メソッド
相手が「何に注目するか」「どう受け止めるか」想像力を働かせて要点を絞り、短い時間で伝えて「決める」
一期一会を生かす
10年間の結晶ノウハウ:オンラボがスタートアップ事業を支援するために生み出したメソッド(オンラボ・・オープン・ネットワークラボ)

■WHO(誰向け)

自分のアイデアでビジネスを興し、世界に打って出たい人
新しいことに挑戦し、組織や社会を動かしたい人
世界を変えたい人


■WHY

一人で世界を変えることはできない
スタートアップの可能性

【時代背景】
陳腐化・官僚化のスピード、新常態
新しい秩序に合わせた改革の必要性
利益だけを求めていてはやっていけない


■HOW

●価値を見極めるフレームワーク (不確実性が取り除かれ、ピッチが「人を動かす力」を増す)
1、 誰の
2、課題を
3、解決する
4、なぜ今
5、既存代替品
6、市場規模
7、なぜあなた

●人を動かす伝え方に必要な要素
実現したいこと
課題
解決策
実現する意義
ビジネスモデル:収支構造
既存代替品
市場規模
将来の展望:取り組みによって訪れる未来
実現の可能性
チーム:優位性、必然性
トラクション:成長の兆し

●成功するためのアイデア検証

(フィット検証)
・ユーザー・課題
課題を抱える人たちが実在するか
・課題・解決策
課題を抱える人たちに満足してもらえるか
・解決策・プロダクト
想定した通の効果を実際のプロダクトが発揮できるか
・プロダクト・市場
想定通りに事業が成長していくか(戦略・戦術)

●決断を引き出すピッチの準備
・コンテクスト
・ピッチする側の勝ちではなく、ピッチを聞く側にとっての価値
・デザイン
・スライドの見た目だけではなく、相手を決断に導くためにピッチ全体の流れの構成 (ストーリー、シナリオ、ビジュアル)
・デリバリー
・相手にメッセージを確実に届ける
※落とし穴
語り手の言いたいことを話す⇄相手にどんな思考と感情の流れが生まれたら決断してもらえるか


●ピッチの組み立て方
(下準備)
アイデアを具体かし、価値を結晶化する
・必要な要素を洗い出す
・プロットを組み立てる
・ストーリーを設計する
・スクリプトを用意する
・スライド資料を作成する
・実演し、効果を高める

●Point(ポイント)
(インタビュー)
・ユニークインサイト:ペイン(課題)の特定
・Hear、See、Think、Say
早い段階で、誤り(ズレ)を見つけ、アイデアの精度を高めていく(成功に短時間で近づくコツ)
・事業のコア部分を検証

※落とし穴
自分たちが課題だと思っていたことを、消費者は誰も気にしていない


●伝え方
・自分ごと化
・違いのビジュアル化
・具体的数字
・可能性


■WHAT IF(ピッチ構成):スマートHR

オープニング(キーメッセージ)
課題:労務手続きの煩雑さ
解決策:クラウドサービスによる代行、簡略化
既製代替品:従来の手段との比較
トラクション:企業の反応
市場規模:対象の企業、従業員数、従来のアウトソース市場
展望:追い風になる要素、事業領域の拡大
チーム:無駄のないスマートな構成
クロージング(キーメッセージ、プロダクト名)


■Action(アクション)


7つのフレームワークを書き出し、検証してみる

読書記録:Day209


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