Day196 9割捨てて10倍伝わる要約力
【本について】
9割捨てて10倍伝わる要約力
著者:山口拓朗 出版社:日本実業出版社
・超要約
・「要約」ができれば人生変わる!会話も文章も「短さ」こそ命!
要約力は人生を大きく変える成功ツールである
・短く端的に伝わるメッセージに価値がある(的を得ていない長い話は無価値)
・なぜ「要約力」が大事なのか
超情報化社会と時代の流れのスピードの速まりにより、1年前の「常識」が1年後には「非常識」 あっという間に頭が汚部屋化する今、情報を的確かつスピーディーに要約するスキルの重要性は高まっている
未来は「先行き不透明」で、その透過率はますます高まりつつある
・「要約力」とは
情報のポイントをつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力
・「要約力」の”高い低い”は、”伝わる人伝わらない人”の違い
【要約力の高い人】
✔️9割捨てている。 情報を的確に把握できていて、その都度「何度
「どの程度」「どの順番」で話せばいいかわかっている
✔️頭でパッと要約し、口でさっと話す
✔️瞬時に的確な答えをパッと言える
【要約力の低い人】
✔️何でもかんでも話したがる(無駄な話や余計な話は相手にと
って「ノイズ」
✔️他者から時間とエネルギーを奪う
・「要約力」を鍛えるには
・要約力を鍛えるためには、インプット(情報収集)にも力を入れなければいけない
・要約力は、天賦の才ではなく、「要約の基本習慣×習慣化」。 要約力の高い人の脳は、きちんとデータがフォルダに分けられているパソコンのディスクのようで、1つひとつの情報にアクセスしやすい 情報の「出し入れ」や「組み合わせ」がしやすい脳になっている
・要約力のキモは、「誰に」「何を」「どう」伝えるか。 伝える「相手」と「目的」を明確にする。
・情報密度を高める
・「要約力」を高めると得られるもの
・判断や決断のスピードがアップし、効果的な問題解決やアイデアを提案できる可能性が高まる
・「仕事をする=要約の連続」企画の立案や提案/取引先にプレゼン/人を説得する/議論や交渉/お客様に営業 「要約力」を強化=スピード社会に適応できる(求められる人になれる)
・「要約力」を高める方法
(要約力強化3つのプロセス)
1、情報収集(必要な情報を集める)
■「認知バイアス」に気をつける
・メタ認知力を高める(一朝一夕では身につかない)
■インプットの情報の質を高める(質問がキモ)
・ RASを活用できる
・5W3H 質問する
・IF(もしも)質問をする(可能性に備える、自分への啓発的質
問になる)
・オープン・クローズド質問をする
・質問の偏りに気をつける(質問の偏りは、情報の偏りを招く)
■信頼できるソースをあたり、本質を見極める
・情報の精度
・「観察力」と「洞察力」が必要
・本質を見抜く力があるひとは、課題解決への対処が適切
・話せることと話せないことの差は、「情報の差」(的確な情報
収集が欠かせない)
・抽象情報⇄具体情報どちらも大事
2、情報整理(情報をグループ分けする)
①理想のゴールから逆算する
②グループ分けする(具体化グループ思考)
③ 優先順位をつける(優先順位思考)
・脳内でグループ分けできていれば、質の高いアウトプットができる。すぐ引き出せる。
・情報をきちんと整理できている人は、一発の検索(命令)で脳か
ら必要な情報を取り出せる
・グループ分けと優先順位づけは、要約のプロセスの中で極めて
重要
3、情報伝達(相手に簡潔に伝える)
■順番
・「何を」「 どの順番で」
・幹→枝→葉(全体像) をつかむ
■心構え
・話すぎ、言葉たらずはNG!!相手の時間(命)を奪う(命は人生そのもの)
・具体的に伝える
・瞬発要約力が必要( 相手の質問の意図を見抜いた上で、その質問に的確に答えること)
→相手の質問の意図を「正確に読み取る力」
→相手の質問に「的確に答える回答力」
・論理的に伝える(相手が目的地に辿り着けないのであれば、非論理的)
・抽象度を高めることも大事
・ 語尾に注意
・自分の伝え方を客観視する
✔️録音録画して振り返りする
■テンプレート
・用件+結論優先型
・列挙型
・響いたメッセージ
・「 死んでもこれだけは言っておく!」を見つけること
・「要約力を強化しよう!」の裏メッセージは「主体的に生きよう」
・私たちは、周囲の情報や環境、あるいは誰かの奴隷になってはいけない
・どんなに素晴らしい情報も、溜めておくだけでは「無価値」
・「話す」「書く」という形で、他者や社会へ流し、誰かの役に立った時に、はじめて「価値」が生まれる
・「何を伝えるか」を決めるだけでなく、「何を伝えないか」を決めることも大切
・頭で考えるニーズは、見当違いの「想像」や「妄想」であることも少なくない
・あなたは、自分が伝えようとしている相手に「愛」を持っていますか?
・あなたは、相手にそれを伝えることに「情熱」を感じていますか?
・アクション
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