見出し画像

【本について】 
9割捨てて10倍伝わる要約力

著者:山口拓朗  出版社:日本実業出版社

読書記録:Day197

・超要約

・「要約」ができれば人生変わる!会話も文章も「短さ」こそ命!
要約力は人生を大きく変える成功ツールである
・短く端的に伝わるメッセージに価値がある(的を得ていない長い話は無価値)

画像2

・なぜ「要約力」が大事なのか

超情報化社会と時代の流れのスピードの速まりにより、1年前の「常識」が1年後には「非常識」 あっという間に頭が汚部屋化する今、情報を的確かつスピーディーに要約するスキルの重要性は高まっている

未来は「先行き不透明」で、その透過率はますます高まりつつある


・「要約力」とは

情報のポイントをつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力

・「要約力」の”高い低い”は、”伝わる人伝わらない人”の違い

【要約力の高い人】
 ✔️9割捨てている。 情報を的確に把握できていて、その都度「何度
 「どの程度」「どの順番」で話せばいいかわかっている
 ✔️頭でパッと要約し、口でさっと話す
 ✔️瞬時に的確な答えをパッと言える
【要約力の低い人】
 ✔️何でもかんでも話したがる(無駄な話や余計な話は相手にと
 って「ノイズ」
 ✔️他者から時間とエネルギーを奪う

・「要約力」を鍛えるには

・要約力を鍛えるためには、インプット(情報収集)にも力を入れなければいけない

・要約力は、天賦の才ではなく、「要約の基本習慣×習慣化」。 要約力の高い人の脳は、きちんとデータがフォルダに分けられているパソコンのディスクのようで、1つひとつの情報にアクセスしやすい 情報の「出し入れ」や「組み合わせ」がしやすい脳になっている


・要約力のキモは、「誰に」「何を」「どう」伝えるか。 伝える「相手」と「目的」を明確にする。

・情報密度を高める


・「要約力」を高めると得られるもの

・判断や決断のスピードがアップし、効果的な問題解決やアイデアを提案できる可能性が高まる

・「仕事をする=要約の連続」企画の立案や提案/取引先にプレゼン/人を説得する/議論や交渉/お客様に営業 「要約力」を強化=スピード社会に適応できる(求められる人になれる)

画像3

・「要約力」を高める方法

(要約力強化3つのプロセス)


1、情報収集(必要な情報を集める)

■「認知バイアス」に気をつける
・メタ認知力を高める(一朝一夕では身につかない)


■インプットの情報の質を高める(質問がキモ) 

・ RASを活用できる
・5W3H 質問する
・IF(もしも)質問をする(可能性に備える、自分への啓発的質 
  問になる)
・オープン・クローズド質問をする
・質問の偏りに気をつける(質問の偏りは、情報の偏りを招く)


■信頼できるソースをあたり、本質を見極める

・情報の精度
・「観察力」と「洞察力」が必要
・本質を見抜く力があるひとは、課題解決への対処が適切
・話せることと話せないことの差は、「情報の差」(的確な情報
  収集が欠かせない)
・抽象情報⇄具体情報どちらも大事

2、情報整理(情報をグループ分けする)

 ①理想のゴールから逆算する
 ②グループ分けする(具体化グループ思考)
 ③ 優先順位をつける(優先順位思考)

・脳内でグループ分けできていれば、質の高いアウトプットができる。すぐ引き出せる。
・情報をきちんと整理できている人は、一発の検索(命令)で脳か 
 ら必要な情報を取り出せる

・グループ分けと優先順位づけは、要約のプロセスの中で極めて
 重要

3、情報伝達(相手に簡潔に伝える)

■順番
「何を」「 どの順番で」
幹→枝→葉(全体像) をつかむ


■心構え

・話すぎ、言葉たらずはNG!!相手の時間(命)を奪う(命は人生そのもの)
・具体的に伝える
・瞬発要約力が必要( 相手の質問の意図を見抜いた上で、その質問に的確に答えること)
→相手の質問の意図を「正確に読み取る力」
→相手の質問に「的確に答える回答力」

・論理的に伝える(相手が目的地に辿り着けないのであれば、非論理的)
・抽象度を高めることも大事
・ 語尾に注意
・自分の伝え方を客観視する
✔️録音録画して振り返りする


■テンプレート

・用件+結論優先型
・列挙型


・響いたメッセージ

・「 死んでもこれだけは言っておく!」を見つけること

・「要約力を強化しよう!」の裏メッセージは「主体的に生きよう」

・私たちは、周囲の情報や環境、あるいは誰かの奴隷になってはいけない

・どんなに素晴らしい情報も、溜めておくだけでは「無価値」

・「話す」「書く」という形で、他者や社会へ流し、誰かの役に立った時に、はじめて「価値」が生まれる

・「何を伝えるか」を決めるだけでなく、「何を伝えないか」を決めることも大切

・頭で考えるニーズは、見当違いの「想像」や「妄想」であることも少なくない

・あなたは、自分が伝えようとしている相手に「愛」を持っていますか?

・あなたは、相手にそれを伝えることに「情熱」を感じていますか?


・アクション

Twitterで140文字トレーニングする 

女性 写真 ハイキング 旅行 YouTubeサムネイル


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?