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【今日の読書旅】

0秒で動け!
伊藤羊一 著 SBクリエイティブ 2019年

スピードが大事!人生は時間が限られてる!
だからはやく動いた方がいいと頭ではわかっているけれど、動けなくて、「自分はダメだ」のパターンに陥ってしまう人へ

"行動力は才能ではなく思考スキル”
「リスクはあって当然」と考える人は、リスクが何なのかを知って、コントロールしようとする
「気合」「やる気」「正しさ」に頼っていない。


❶[3セレクト]

①0秒で動く(結論を出せ)

「頭出しの結論」を出そう
動くためには、まず「(どう動くのか)の結論」を出すことが大事。まず、「頭出しの結論」を出すことを意識する。


100%正解がない中で、「まずは結論を出してみること」が大事。「やってみないとわからない」という状況は、誰でも同じ。


「たたき台」で構わない。「こうかな?」となんとなく思うことも、言葉にしてしまえば、先に進める。仮説のあるところに情報は集まる。

事実やデータから、ひとまずはやめに仮説を立てる

仮説から、結論と根拠のピラミッドを作り、ひとまず頭出しの結論を出す

結論が出たらひとまず行動する


②仮説力を鍛える習慣


「結論」を出すためには「仮説」を立てる力が必要。自分なりの結論を出すことで、初めて「行動」につながる。

例:「人生100年時代なら、80歳くらいまでは現役で働くのが当たり前になるかもしれない」
例:「私は今40歳だけど、これから40年仕事をするために、今からもう1つ仕事をはじめよう」

予想が入った意見は、仮説になる。なかなか動けない人は、仮説を立てる習慣がない。

③テレビや読書でも「行動力」は鍛えられる


仮説力を鍛えるには、「志」「妄想」「好奇心」が必要。自分の中で、志が明確になると、身の回りのどんな事象を見ても「自分だったらどうするか」ということを考えるようになる。「私だったらこうする!」これを妄想という。これを習慣にすると、様々な事象が自分に引き寄せて考えられるようになるので、自然と情報収集のアンテナを貼るようになる。そしていつの間にか好奇心が生まれる。好奇心が生まれると、さらに様々な事象を自分ごととして考えるようになり、さらに仮説のネタが集まる。


+1:行動力のある人とない人の違い


行動力のある人は「思い立ったらすぐ行動」→行動して振り返りや気づきを得て→経験値を得る→自信と確信を得ていく
現在の自分を作っているのは、過去の行動の積み重ね。

【行動力は3段階ピラミッド】
下層:マインド(源泉:志・情熱)
中層:スキル
上層:アクション


❷[エピソード] ヒーローになる妄想をする


「いつか自分がリーダーとして成功できたら、きっとこの場面を思い出すな」と思いながら、緊迫する会場に向かったことがある。以前に勤務していた会社で事業再編に取り組んでいたとき、元ミスミグループ本社社長の三枝匡さんがかいだ「V字回復の経営」を呼んで、自分が主人公だったらどうするか妄想しながら、自分のスタンスや発言・行動をどうするか、いつも考えていた。

大事なのは、本を読むとき、その主人公に自分を重ねて考えること。本を読んで「この会社はこうしてV字回復を実現したのだな」と思って本を閉じるのと、「待てよ、俺の仕事では、こういうことができるな」という視点を持つのでは、本から得られることが10倍も違ってくる。

❸[今日からのアクション]


新しいことをスタートする際には、仮置きでどんどん進む


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