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破壊と崩壊

何もかも嫌になって、人間関係・大切にしてきた家族すら破壊したくなる衝動が10年に一度やってくる。

そういう出来事があったからではなく、人生の波みたいなものが10年くらいのスパンでやってくる気がする。

まさか、一番大事にして
一番守りたいと思っていた家族を破壊しようとするとは。。。

仕事の疲れが溜まっていた・・・そんな時だった。

自分の体にもう少しだけがんばってってお願いして、
休むことをせず無理をしてしまった。

もう少しだけがんばって!が、きかなくなってしまったのだ。

前兆はあったと思う。

母親の優しい言葉を素直に受け取れなくなっていた。
いつまで子ども扱いし、こうしろあしろと何度も何度も言ってくる。
自分のこと、孫のことを思ってのことなのだが、
私にとっては、自分のことを信じていない。認めてくれいない。
分かり合えないのは当然だし、母と私を切り離して考えてもらいたいと常々思っている。
自分の思うように支配しようとする。
何を話しても、そうじゃない。お前は間違っているといつも否定されるように気分になってしまうのです。

両親へのイライラ
子供へのイライラ
旦那さんへの不満

そして、ついに旦那と話しているうちに、
とても小さなことを発端に
口論になり、
大爆発をしてしまった。

小さな不満や期待をつのらせ、
愛されていない。
愛してもいない。
感謝もない。感謝もされない。
思いやりがない。
思いやれない。

感情が崩壊した。

感情がコントロールできずに、
こぶしで旦那さんの胸を思いっきりたたいていた。

なんて言ったのかあまり覚えていないが、
叫んいた、泣いていた。
不満を包み隠さず口にしてしまった。

翌朝、旦那はこんな状態の人と一緒にいれないと早々に家を出た。

「破壊」という言葉が浮かぶ。

どうして・・・・。こんなことになってしまったのか。。。。

わからない。

ただ、失ってみて、自分の愚かさを知り、
失ってみて、大切なものを感じることができる。
「家族」
自分にとってどれだけ大切なものか。

破壊しても後悔しか残らないだろう。なのに。

心とはこんなにも脆いものか。

脆くて危うい心は、忙しさで壊れる。

忙しさは心を亡くす。

一日休んで、やや冷静さを取り戻しつつあるが、
失った信頼は取り戻せない。
子供達に不安な思いをさせたことは消えない。

脳とは心とは不思議なものだ。

大切に思い、失いたくないと頑張るほどに、
では失ってみて大切なものを実感しましょうと指令を出すのです。

私は自分の脳と心をコントロールしたい。

やってしまったことは取り消せないが
そんな自分と家族でいてくれることに感謝して。
自分を愛そう。こんなポンコツの自分を愛そう。
疲れちゃだめだということがわかったから
もう十分。ありがとうって言おう。

明日は、明るい笑顔が戻りますように。

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