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インドネシアの小さな我が家が、2階建てになる①リフォーム計画開始

我が家は、インドネシアの首都ジャカルタに隣接するデポック市の、そんなに新しくはない住宅地にあります。購入した夫の話によると敷地面積は60平米。駐車スペース以外はほとんど家なので、建築面積は50平米ほどでしょうか。

ここに、親子4人で住んでいます。

突然動き出した2階増築計画

結婚当初から、いつかは2階を造ろうという夢を持ってはいました。とはいえ、「子どもたちが小学生くらいになって、落書きされたり壊されたりしなくなったら・・」というくらいの長期計画だったのですが、なんとこのタイミング(長女5歳目前、長男1歳目前)で、増築計画が動き出したのです。2022年1月頃から、急に。

その理由は、ジャカルタで後見人代わりのおばあちゃんと住んでいる義姉が、近い将来、同居するだろうと予想されること。

この家は、夫と義姉が半分くらいずつお金を出し合って買った家なんです。未亡人かつ子供なしの義姉は、おばあちゃんが亡くなってしまったら、今の家にいられなくなる可能性があります。そうしたら、一緒に住もうという約束なのだとか。

おばあちゃんも、もう80歳。いつ何があってもおかしくないので、そろそろ準備したい。義姉は悪い人ではないのですが・・ちょっとうるさい人でして、義姉と私が狭い家に同居して、2人の板挟みになるのが嫌だというのが、夫の本音です。

計画を前倒しさせたゴタゴタ

それだけなら、もう少し時間をかけて準備しても良さそうなものなのですが、夫ができるだけ早い時期の増築を目指したのには、あるゴタゴタが影響しています。

どうやら、義姉に「あんた、家を持っていて、弟家族を住まわせているのに、家賃払ってもらっていないのはおかしいよ」と吹き込んだ人がいるらしいのです。

もちろんこの指摘は的外れです。それなのに、流されやすい義姉は影響され、周辺に「弟はお金をくれない」「自分はないがしろにされている」と愚痴を言い始めました。

この件は直接の話し合いで一応決着し、義姉の「本気で家賃を取りたいだなんて思っていない」「約束通り将来的は一緒に住みたい」という言葉を受けて落ち着いています。

それでも、このゴタゴタがあったことで、そして「やはり義姉が同居する可能性が高い」となったことで、夫のお尻に火が付いたようなのです。

思い立ったが吉日。

吉日・・?

あれもこれも決めなくちゃ!

私たち夫婦は今まで、「2階を造るならこうしたいね」という話を、何百回もしてきました。でも今回は状況が違います。もう計画が動き出してしまっています。

まずは、費用をどこからいくら引っ張ってこられるのかを夫婦で相談。それから夫が知り合いの大工さんを呼び、予算内でどこまでできるかの話し合い。2回の話し合いで大体折り合いがつき、3月末~4月初め頃には工事を開始しようということになりました。1月下旬頃に計画が始まり、わずか2か月でリフォーム開始です。

決めないといけないことは色々あります。まずは、どこに何を作るのか。今すぐ造るのはどこで、後々造るのはどこなのか。大工さんのアドバイスも受けて、夫婦でも話し合い、下手くそな間取り図を描いて、少しずつイメージが出来上がってきました。これから自分たちで調達する窓やドア、タイルなどの品定めもしなければいけません。

素人中の素人だよ・・時間もないし、そんなに考えきれないし決めきれないよ・・匠さああああん!!!(劇的ビフォーアフターの見すぎ)

他に、リフォーム工事中、どこに住むのか。大事な問題です。

空き家を借りるという案もありましたが、からっぽの家に引っ越すとなると引っ越し費用がバカにならんということで、マンションが有力候補になっています。部屋は小さくても、家具家電が一通りそろっていて、カフェやロビーやプールもある、マンション群。

仮住まい選びは現在進行中なので、またnoteでご報告するかもしれません。


もう頭がパンクしそうです。

まだ始まってもいないのに!

あれこれ決めないといけない忙しさや気苦労、計画やイメージを夫とすり合わせる手間と困難(言語面も含め)、本当にイメージ通り・約束通りに工事が進むのかという心配、新しい家への期待・・気持ちの振れ幅が大きいと、疲れますね。


できるのか・・できるといいな、2階。


なお、インドネシアにてリフォームですったもんだした経験は、こちら↓↓のマガジンにまとめています。



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