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インドネシアの小さな我が家が、2階建てになる④ドアと窓でもめもめ!

5月初め。2階の壁ができはじめました。

2階を増築している我が家。5月から6月半ば(工事開始から1か月〜2か月)の様子です。

(前回の記事↑)

なお、前回の終わりに「次は階段」と書きましたが、階段は後回しになり、完成したのは6月半ばでした。

窓枠がはまる場所がわかりますね。

1ヶ月で壁のブロックが積まれ、その後半月でなんとか屋根もできました。

6月半ば。壁がならされてます。

ここでやっと階段ができたので、私も2階を見ることができました。それまでははしごしかなかったので、怖くて上れなかったんです。

工事は全体的にまあまあ順調だったのですが、インドネシアではつきものの「話が違うよ!」という事態もいくつか起こりました。

話が違う①ドアの形

そもそも低予算ですし、デザイナーや建築士がいるわけでもないし、間取り図とかもないし、私の希望が何でも通るとは思っていません。

が、そんな中でも私が唯一、最初から希望を出したのが、バルコニーに出るドアでした。

部屋が明るくなるよう、少しでも広く感じられるよう、幅の広いガラスのスライドドアを注文したのです。

ネットで探した画像をシェアし、説明し、了解してもらったはずなのに。それで、「他の窓は既製品を買って、ドアだけは棟梁さんに用意してもらう」ことになっていたはずなのに。

あれ?

写真中央がドアの位置で、両脇は窓です。このあたりの住居によくあるススタイルで、我が家の入り口もこれ。ドアは観音開き(多くは木製)で、窓は下から外側に押し開けるタイプ。

注文と違うよ?

誰の仕業か知りませんが、勝手にデザイン変更されてしまいました。「インドネシアと言えばこれ」と言わんばかりに。

しかも!ここまで作っておいて、「やっぱりドア自分で用意して」ときた!

だったら最初から既製品買ってきた方が楽なのに。これじゃ、左右の窓は完全に余計ですし、スライドドアにするには(少なくとも予定より)若干狭いですし、「おいこら!」です。

どうする?

いや、どうする?って言われても、私、建築デザインの知識ゼロだよ・・?

仕方がないので、「バルコニーのドア」でググって、この、できてしまっている「枠」にどんなドアと窓がいいのかを考えました。

現在、ドアを作ってくれそうなところを探してはデザインと費用の相談をしている最中。

話が違う②日除け

もう一つ。

窓の上にトタンみたいな板が乗っています。

窓の上の日よけ(兼雨よけ)。こちらではkanopi(カノピ)と言います。

これ、余計なんです。

我々も細部のデザインまでは指定していないので、確かに相談なしで出来上がっている場所は他にもあります。計画にはなかった壁や窓も登場しています。基本的にはデザイン性は全く無視です。

でも夫は、これだけがどうしても許せなかったようです。

私は「まあ、あってもいいのでは」と感じたのですが、夫は「家がいい感じにできてるのにこれはだめ!合わない!」と断固拒否。

できてしまったドアと窓の枠とは違い、こちらは壁にくっつけているだけなので、取り外すのは簡単。

抗議の結果・・

左上のおじさんの腰のあたり。

ちょっと見えづらいですが・・
ただの板状のものに変更されたのでした。

めでたし、めでたし。

なお、この写真のおじさんの下にちらっと写っているのは、既製品の窓。

ほら、だからさぁ(もごもごもご)。

ドアと窓でもめもめの我が家。これからどうなるのでしょうか・・。

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