インドネシアの小さな我が家が、2階建てになる③リフォーム開始！

4月3日にマンションへの引っ越しが終わり、1週間後から工事が始まりました。主要メンバーは、棟梁（？）のおじいちゃんと、職人さん3名。

リフォームのゴールは「2階増築」ですが、まず建物を補強します。

この家、言ってみれば「ブロックを積んで塗り固めただけ」。増築を機に、初めて「柱」を入れることになったというわけです。

床と天井に穴を空けて・・

中に金属の線を通したコンクリートの柱を造ります。

とはいえこの程度の造りなので、インドネシアでは地震があったら外に出るように教えられます。

続いて、屋根（と言ってもこんなのだったわけですけど）を剥いで、2階の床を造ります。

コンクリートを敷き詰める作業は1日で完了させる！ということで、その辺から手伝ってくれる人を集め、10名以上で作業。

雨も降らず、無事にでき上がりました。

私は翌日に見に行きました。

この部屋は階段を作るので、まだ天井が開いています。職人さん、服を干してますね。

（依頼主の家の壁で遊ばないでくれますか・・？これ、消えるの？）

工事開始から2週間。私が見に行った日のことです。

裏のお宅のお父さんが来て、「ちょっと手伝ってくれよ」。

何をかと言うと・・

1階に置いてあるクローゼットを2つ、2階に持ち上げる作業！

家の中の階段では無理だったのでしょう。隣接する我が家の「屋根」が丈夫になった、そして男手があるこの機会を使おうとひらめいたようです。

（職人さんたち、お小遣いもらえたのかな・・？）

クローゼットをロープで巻き巻きして、上から引っ張り、下から押し上げて、我が家の「屋根」に乗せ、そこから裏のお宅のバルコニーをギリギリ通って、お部屋に搬入。

そこそこ乱暴な作業でしたが、まあ、なんとか完了したのでした。

その後1週間でインドネシアはラマダン明けの連休に入り、職人さんたちも帰省してリフォーム中断。

次はいよいよ階段ができる（予定です）・・！