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インドネシア・東ジャワの結婚式に行く①持ち物リストを作る気が起きない

2022年3月中旬、夫の地元で、親戚の結婚式があります。親戚というのは、亡くなったお兄さんの孫。姪(夫と同年代)の子供です。

これくらい遠い親戚なら、気軽にゲストとして参加できる!と、思いきや、もちろん(?)、色々な問題が発生するのがイベントというもの。 

実際に行けるのか。行ってどうなるのか。全然わからないまま書き始めます。シリーズ「結婚式に行く」第一弾。

結婚式まであと2ヶ月

今は1月半ば。結婚式まで2ヶ月です。私は「そろそろ計画立てないとな」くらいの気分なのですが、実は去年10月くらいから、既に周辺はざわざわしています。

牛が何頭必要とか、鶏を何キロさばくとか、こちらから何を送ってやるとか、何を着てくとか・・暇な義姉(ジャカルタ在住)から毎週のように電話が来て、夫が長話を聞かされるのを、私は何度となく目撃してきました。

でもいよいよ、2か月前。行き帰りの日程がほぼ決まり、交通手段や持ち物の話し合いも(夫と兄弟・義兄弟間で)始まり、私も重い腰を上げざるをえなくなってきました。

義姉宅にあるものを整理

夫はいいんです。適当な服と、常備薬と、財布とスマホと充電器くらいがあれば足りるのですから。問題は私。というか、4歳と0歳(3月で9か月)です。

お子さんのいらっしゃる方ならわかるでしょう。子どもがいると、持ち物が必要以上に必要なんですよね。だって、突然汚す「かもしれない」し、突然ほしがる「かもしれない」し、突然ぐずる「かもしれない」し・・保険をかけて、なんでも余計に持たないといけない。

外出先が、ホテルとか、泊まり慣れた実家とかならまあ、「かもしれない」も少しは予測できます。でも、今回は私だってまだ2回しか行っていない義姉宅。ほとんど廃墟になっている夫の実家からすぐの坂の上にある、山間部の一軒家です。

長く老夫婦2人で住んでいて、おじいちゃんが少し前に亡くなり、今はおばあちゃん(義姉)だけ。何もない家で、私はそれも含めて好きなのですが、子ども2人を連れて行くとなると、色々気になります。

ないものを挙げて行くときりがないので、まずは義姉宅に「あるもの」を整理。

これが私の記憶の中の間取り(雑)。

中央がタイル敷きの寝室、他は土間です。

家電は、テレビと炊飯器のみ。照明はあるけど暗くて、日没後はテレビを見て寝るだけ!という感じです。

調理にはこちらのかまどを使います。

カセットコンロもあるのですが、おばあちゃん、好きじゃないんですって。

ちなみに、冷蔵庫はありません。肉魚はめったに食べません。バイクがあればミニマーケットに行くことはできるので、パンとかお菓子とか、常温保存でいいものなら買えます。ミネラルウォーターは山の麓の町で調達します。

裏から外に出て、山側を見ると、申し訳程度の壁で囲まれた水浴び場があります。ここが浴室(室じゃないけど)兼、洗い場兼、トイレ(小)。

この先の斜面に足場と穴(?)があって、これがトイレ(大)。ただ、私はこのトイレ(大)は使わず、坂の下の姪(今回の結婚式の会場)のトイレを借りていました。だって・・見ようと思えばどこからでも見られる山の斜面って・・難易度高いんですもの・・。

これではもうお年のおばあちゃんもきついでしょうし、私たちが滞在する時もきついので、小さな浴室兼トイレはこれから造ってもらうことにしています。

家の外かな?中なのかな?我が家が(また)スポンサーです・・とほほ。いや、いいんですよ。おばあちゃんに喜んでほしいし。娘や息子も使うし。せめてちゃんと造ってね・・

結局、何を持って行けばいいのだろう・・

夫が時々、思い出したように言うんです。
「坂道滑るからこっちのサンダルにしなよ」とか「子供らは長袖必要だぞ」とか・・

「〇〇持ってく?」「スーツケースじゃなくてリュックじゃだめ?」などと聞かれて、「え?あー、まだわからない」と答えると、「まだわからないの?」と批難の目を向けられたり。

あなたは準備が楽でいいですよね!

まだ全然わからないよ。バッグの大きさと持ち物の優先順位と子どものリクエストを加味して準備しながら何を持つか考えるんですから!

・・でもまあ、そろそろ準備始めなきゃなぁ。

そう思って「持ち物リスト」を作ろうとするものの、どうにもやる気になりません。

濁った水で手洗いしても惜しくない・雨季に手絞りでも乾きやすい服?着替え何枚必要なんだろう。ハンガーとか洗濯ばさみとかも?
常温保存できて便秘症の娘さんのお腹にいい食べ物?あとおやつ?
雨が降った時に時間を潰せるもの?おもちゃ?本?塗り絵?
あと、タオル、ハンカチ、ティッシュ、きれいなフキンとか・・おむつとゴミ袋と・・

うーん。買い足さないといけないものもあるし、頑張らなきゃ。(頑張りま・・す。)

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