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ちりん、ちりん。ちりりりりん。

毎日それはそれは暑いのですけれど、気のせいか先月末くらいから、朝なんぞは窓から入る風が涼しくて、例年のお盆過ぎくらいみたいな感じがしています。
日中は40度に迫る暑さなのにねぇ、なぜかしら。

理由はわかりませんが、
やはり昼間は暑いので、風鈴をつけてみました。
ふふふ、手づくり風鈴です。

風ビュービュー


5月某日、届きたてほやほやの市政だよりを読んでいたら、市のリサイクル施設のガラス工房さんでの『ガラス工芸一日体験「風鈴を作ろう」』の募集を発見。
風鈴づくり楽しそう!季節ピッタリ!と日程を確認したら、午後なら行けそうじゃないの。こんな楽しそうなもの、すぐに満員御礼になっちゃうよ! と速攻申し込み、6月に当選通知が届きました。



市のリサイクル施設で廃棄されたガラス瓶などを再利用しての体験。
大きな工場のようなところに、溶けたガラスが入っている約1300℃の炉が何台もあり、入り口・窓全開、数台の業務用扇風機がゴーゴーと回っていても、施設内はもぁもぁ、むんむんと暑い。

先生2人、受講者8名。
最初に簡単な自己紹介と、溶かされたガラスを使うため、注意事項や施設と工程の説明、お姉さん先生の模範作業を見て、ひとりひとり順番にペーパーウェイトを作っていきます。

25年くらい前に同じ工房での体験で作った
ペーパーウェイトと鳥さん
確か、超いびつなコップもどこかにあったはずw




体験と言えど、一人一人工房のお姉さんに付きっ切りで指導してもらいながら、動かされるがままに動作を流されながら、熱さで若干ぼーっとしながらも細心の注意を払ってがっつり作業です。

危険防止のため長袖必須なので超暑い。いや、ちょーーーーー熱い。

この日、最初に作った
ペーパーウェイト


自分の番以外の時は、用意された消しゴムハンコで風鈴の短冊づくりをしました。

消しゴムハンコがたくさん並んでて工房のお姉さんたちの手作り!、風船や花火や金魚などなどなどなど、それぞれのデザインで、それぞれの色合いで夢中になって和紙の短冊にぺたぺた、ぺたぺた。

私は蛍にしました。
中々いい出来じゃない?特に黄色のキラキラつぶつぶと気に入っています。

飛んでる蛍じゃないらしい。
でも、全然いいのだ。
これで飛んでるのだ。


風鈴の本体(外見そとみ)につける色を12色くらいある中から3色、ちりんちりんと鳴らすぜつの色を、また違う色粒8色の中から一つ、選びます。

私は好きな組み合わせの3色、紫・ターコイズ・青緑と、ぜつには爽やかなレモンイエローを選びました。




どろりと熱く溶けたガラスを炉からすくい、吹いたり、広げたり、色を付けたりして外見そとみにしていきます。


次に、
ぜつになるこれまたドロリと熱く溶けたガラスを、色付けして、びよーんと伸ばして、丸めて閉じて、それぞれが完成!



作り立ては熱く、ゆっくりと冷ます必要があるので、その日はこれで解散。
このあとは工房の方が冷まして、ぜつや短冊を紐で結んで風鈴に仕上げてくれるので、後日受け取りに行きます。



どんなふうに出来上がってるのかなー。



かんせーい!
大満足の出来です先生のおかげー




それから梅雨が明け、夏真っ盛りになってから日も経ちましたが、昨日ベランダに取り付けてみました。

落ちたら即割れそうで、紐を追加して物干しざおにガッツリ取り付けます。




ベランダは風がよく通るので、ちりん、ちりん、ちりりりりりん。ちりりりりりりりりりりりりん。と絶えず鳴っていますが、すぐのお隣りさんがいないので、まぁ許してもらえるでしょう。



お散歩してる方や、登下校の生徒さんたちに、涼しさを感じてもらえたら嬉しいな。





ちりん。ちりん。ちりりりり~ん。
みなさまにも、駆け抜ける風の涼が届きますように。

なかなか激しく鳴っている







■おまけ

「紫陽花は枯れたところからがいい色になるのに、切ってしまう家が多くて悲しい」と花ライターさんがおっしゃっていた。と友達に聞いたので、切り花ですが6月下旬から飾っています。



どの色合いがリアルに一番近いかなぁ。


比較用に飾り始めた時の写真を探したのだけど、こんなのしかなくて比べられない(笑)


6月の自分、なぜ撮らなかった!
めげずにアップ。

ほぼエチゴビール
恥ずかしがり屋さん
かくれんぼ
背後霊




青色が抜けて、緑一色になりましたね(しれっと紫陽花の話をすすめる)。


これはこれでキレイ。



これからどんなふうになっていくのかなー。





ではでは、
ビールの呑み過ぎに注意してね。





じゃない!
こまめに水分をとってね♪

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