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【お布団ツアー】@山形④ お酒がみんな笑ってる

トップ画像が赤とんぼ三兄弟とはなんだか季節外れではありますが「七ツ滝」にいたトンボさん、前回の続き、山形2日目の後半です。


前回はこちら


レンタカーがパンクをした事で2日目の予定にあった「白糸の滝」と「加茂水族館」は飛ばし、由利本荘市のイエローハットから日本海側をずずずぃと下って鶴岡市の「七ツ滝」へ向かう。



■「七ツ滝」<山形県鶴岡市> 78滝目/日本の滝100選


滝つぼまで行けなくもないようですが、行ったとしても下の方の一部分しか見えないようなので、対岸の「七ツ滝公園」から全景を楽しみます。
と言ってもこちらも見えるのは一部なんだけど。

落差90mという大きな滝。
一ヶ所から流れ落ちる水が大きく三本に分かれ、また真ん中に集まって流れる様子が、弓矢のようにも見えました。
水量によってはまた違う姿が見られるんだろうなぁ。傘、とか?
大きくて静かで優しい滝でした。


七ツ滝は、出羽の古道「六十里越街道」沿いにあり、湯殿山参詣の行者が行く前にここで滝に打たれて身を清めたのだそうです。

【六十里越街道】
山形県の海沿い・庄内地方と内陸部を結ぶ「六十里越街道」は、1200年前の古代から開かれたと伝えられています。
六十里越街道は、鶴岡から松根、十王峠、大網、田麦俣、湯殿山、大岫峠を越え、志津、本道寺、寒河江を通り山形に至る険しい山岳道でした。

はじめての古道歩き!
出羽の古道 六十里越街道 より


滝の近くには街道の重要な中継地として多くの旅人でにぎわった「田麦俣集落」があり、白川郷の合掌造りや日本昔話で見るような茅葺き屋根とは違う、「兜づくり」という珍しい茅葺き屋根の兼作業場が今も残っているそうです。

「兜づくり」は、横から見ると武士が兜をかぶった姿に見えることから呼ばれるようになったそうですが、江戸時代の建物が復元されてまだ残っているなんて凄いね。


そういえば、滝へ向かう途中で茅葺屋根っぽい家を何件か横目で見た気がする…。1年くらい前のことだから薄っすら薄っすらの記憶だけど、主な道から生活道?横道を入って行くと新しい家や昔からの家が数件建っている、そんな光景を思い出しました。あれが田麦俣集落だったのかぁ。




「出羽の古道」なんて聞くと、なんだかちょっと心が躍ってる自分がいる。
1200年前から出羽三山への参詣道や修行者の修験道として多くの人が歩き、参勤交代にも利用されたという古道、熊の古道みたく歩いたら楽しそう。

鳥海山、出羽三山、出羽の古道…、山とか古道とか聞くと、歩いてみたくなってしまうのはなぜだろう?

とか言いながら実践できた事は少ないのだけど、サクッと歩く短いコースから2泊3日のフルコースまで、色々なツアーがあるようなので、その時はガイドさんに教えてもらいながら行こうかな。熊も怖いしね。


車窓から撮ったブレブレの景色と薄い月
前日に続き今日も走る国道112号線



今夜の宿は天童市。

宿へ入る前に酒屋さんに寄ります。
そう、昨夜呑んだ「上喜元 翁」がまた呑みたい。買いたいのです。

お店の中に、蔵?


日本酒は好きだけど、ただ呑むだけでよくわかってないので、言い出すのにドキドキしたけど、ココ蔵?に入ってもいいですかと聞くと、とっても気さくに案内してくれた。


入ってビックリ。
お酒がキラっキラ輝いてて眩しいの。美しいの。すごく大切に扱われてるんだなぁ、って見ただけで伝わってくる。

毎日一本一本磨いてます?
ってくらいピカピカ


おかしな表現だけど、どのお酒も喜んでて、みんな嬉しそうで、笑ってる。
こんな風に感じたのなんて初めてかも。
店主のお酒愛なんだろうな、すごい。

日本酒だけじゃなくてワインもある
酒専用の大きな冷蔵庫


私の欲しかった「上喜元 翁」は、主に酒田市辺りで出回っている地元のお酒のうようでした(ネット調べ)が、それにしても、

実際に見るともっとキラキラ


「上喜元」ここから、ここまで全部下さい!

って言いたくなるラインナップ。
そして、美しい。
 



どれも欲しくなってしまったので、店主になんとなくの好みを伝えて何本かお勧めしてもらう。店主、全然怖くない。

かなりうろ覚えだから、流し読みしてもらいたいのだけど、
店主さん、趣味で?研究で?めだかをたくさん飼っているそうで、めだかは土地によってもう別物っていうくらいに違う種類だそうで、例えば関西のめだかを東北に連れてきてしまうと交配して、純粋な東北のめだかが絶えてしまうから簡単にめだかを移動させてはいけない、とか、名古屋には縁があって何度も訪れている、などお話ししてくれた。

めだかにも関西メダカ、九州メダカ? 北海道メダカ? とかいるんだね。しかも、遺伝子とか全然違うなんて、びっくり。



酒米のことなど親切に色々と教えてもらって何本か選び、オットはワインを選び、本数が多かったので家に送る。

山形で買ったもの(一部)

タケダワイナリーは元々名古屋でエチケット買いしてからのファンなのだけど、手ごろな価格で美味しいから好き。最近見かけなかったので買い。

小瓶の日本酒は道の駅で買ったもの。
あと、空港で地ビール月山ここには写ってないのラベルが可愛くて買ってしまった。鹿と月&女の子たぶんのラベル。

オランダせんべい、食べたらすごく懐かしい味と触感だった。パリパリ。

手前にある「じんたん大福」は、ずんだ餅の逆バージョンみたいな感じで中にだだ茶豆の餡がたーっぷり詰まってて、周りの餅も食べ応えあってもっちもち。甘さは控えめであっさりしているから何個でも何個でも食べられる。
空港に冷凍した「じんたん大福」を売っていたから、もう一パック買えばよかった。いや、もう2パックw



すっかり話しが逸れてしまってるけど、逸れたついでに紹介しちゃえ。


山形で気に入ったものは他にもあって、宿の朝食で食べた「こうじ納豆」。

よく見たら売店に売ってるんじゃん!


見た目は色は納豆の色だけど、豆は潰されていて形がなく全体的にお団子のような固まり。既に出来上がっているから、納豆を食べる儀式、タレを入れる前に納豆をぐるぐると108回混ぜた時に出る、ふわっふわのあわっあわはない。最初からねっちねち、いや、もっちもち。

調味料は入れなくても味がしっかりついていて、こうじ納豆だから塩こうじで味付けしてあるんだよね、たぶん。調味料不要で大豆そのものの味っていうより、薄塩豆味?

なんか全然褒めてない食レポだけど、「クセになるこの美味しさ!」とあるように、正にその通り。この後お取り寄せしたり、山形のアンテナショップで何回か買ったりしたほどクセになる味だった。
プレーン以外の味もあったけど、プレーンが一番好きかな。

人気なのか売れきれで置いてない時もあったので、切らさずに置いてあるといいなぁ、また買いたい、食べたい。


話しを戻そう。

酒屋さんに寄ったり、さらに道の駅でお土産買ったりしていたら、すっかり宿の到着が遅くなってしまったのだけど、ラッキーなことにお部屋がグレードアップされ、食事前に温泉にも入れ、風呂上りの生ビールサービスにもギリギリ間に合い、満足、満足。

お食事も個室でゆったりといただきました。

ゆったりしすぎて
最後はちょっと急かされちゃったw



さて、今日は予定が色々と変わったので、部屋で二次会をしながら明日の予定を練り直しです。

明日は最終日。
どうなるやら。


まだ続きます話を戻した割には内容がないがw



ではでは、また。

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