見出し画像

私たちは妄想によって苦しめられている

あなたには、つい考えすぎてしまう癖がありませんか?

わたしにはあります。

例えば、家を買うとき。
自然素材の家がいい、涼しくて温かい家がいい、広い家がいい、でも予算には限度があるから決められない。

または、子どもの幼稚園を決めるとき。
この幼稚園は近いけど行事が多いから子どもが大変そう、この幼稚園は自然で遊べて魅力的だけど遠いから通園が大変、などと色々考えてしまう。

そして、考えれば考えるほど、不安になり、怖くなり、自信がなくなり、動けなくなってしまう。

つまり、私たちは考えすぎによって、人生を生きにくくしているのです。


では、こうした妄想を止めるにはどうすればいいでしょうか。

「執着しないこと」という本では、以下のように書かれています。

それは、「主観」の殻を破り、理性的に客観的に判断する能力を身につけることです。つまり、物事を判断する際に、主観を入れ込まない。

「執着しないこと」アルボムッレ・スマナサーラ


たとえば、相手にイライラしてしまうのは、主観にとらわれているからです。

「私はこうすべきだと思っているのに、相手はああした。」
「私はこうしてほしいのに、相手はしてくれなかった。」

その思考が止まらなくなり、怒りとなってしまいます。


とはいっても、主観って入ってしまいますよね?笑

そんなときは、頭の中で感情を実況中継するといいそうです。

「今、怒りがあるんだなぁ。」
「あ、イカリが出てきたな。(インサイド・ヘッドの映画を思い出しながら)」

すると、感情は消えていきます。


最初の例でいえば

家を買って、快適な生活や便利な生活がしたいけど、できるかどうか不安なんだな。
じゃあ予算内でできることをしよう。

行事がたくさんあると、子どもが窮屈な思いをしないか不安なんだな。
または、子どもをのびのび遊ばせたいと思っているけど、30分の通園が嫌なんだな。
じゃあ帰宅後や休みの日にのびのび遊ばせよう。


このように、感情を見つけてあげると、冷静な判断ができるようになっていきます。

トレーニングが必須ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?