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猫の「あきらめない姿勢」から学んだこと

水を出そうとする猫のチャレンジは
かなり長い間つづきました。

7歳を迎えた今でも
たまに思い出したように挑んでいます。

浄水器のレバーは
身体をうまく使うことで水を出せましたが
メインの水栓は、もっと力が必要です。

すごいなぁ、と思うのは
私が水を出す様子をしっかり見ているのです。

がむしゃらに挑むわけではなく
水栓を前に抱きついたり確認したり
見上げて考えています。

その様子は、どうしても笑ってしまいます。

どうやったら水が出るかは分かってる
でも、あともうちょっと・・・
そんな彼女の気持ちが伝わります。

だからといって、私は手伝いません。
諦めてくれるのを待っていました。

ただ、がんばる姿そのものは可愛くて
写真もかなりの枚数があります。
それぐらい「マイブーム?」は長く続きました。

最初は早く諦めてほしい
私には、その気持ちだけでした。
言ってもムダだから待つしかない。

だけど、諦めずに毎日チャレンジする姿に
どこか応援したくなる気持ちが出てしまうのです。

決して手伝わないし
興味のないフリをしているけれど
これで本当に水が出せたらスゴいな

すこしそういう気持ちもありました。
複雑な気分です。

「ムリでしょ」そう思われることにも
全然気にせずチャレンジする。
本人は「できる」そう信じている。

そして、その「あきらめない姿勢」は
人も動物も関係なく誰かの心に響く
そんな力があることも教えてもらいました。

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