猫と私の「至福の時間」
「普通って最高なのよ!」
ここ数年、たまに思い出す言葉です。
この言葉は15年ほど前
人生の大先輩から言われました。
「あなたのご家族はどんなご家族なの?」
その質問にざっくり答えて
最後に「普通の家族だと思います」そう言った時でした。
「普通なんて最高じゃない!
普通ってスゴいことよ。うらやましいわ。」
そう言って
「そうですか??」と不思議そうな私に
ご自身の話も交えて丁寧に話してくださいました。
それでも
その時の私は「そういうものか」
納得したものの、実感できてはいなかったです。
今になって
ようやくわかります。わかる気がします。
ー 普通って自分だけでは保てない ー
災害等で気づかされることもあるし
歳をかさねて分かってきた部分もあります。
猫によって教えられる部分も多いです。
雷雨や台風のとき
溶けるような暑さのとき
快適に過ごせる家があって
同じ空間で のびのび過ごす猫がいる
特別なイベントがあるわけではないけれど
フミフミしたり追いかけっこしたり
猫とのんびりゴロゴロが 至福の時間
きっと何年、何十年たって
幸せだったなぁと思い出すのは
こういうなにげない時間かもしれません。
「普通=最高」
あのときの言葉は私にとって驚きで
でも猫との暮らしで実感できるようになりました。
なんでもない時間のありがたみ
普通を保つことは意外と難しい
自分ではどうにもならないこともある
猫との時間は
楽しいことだけではないけれど
色々ふくめて一緒に過ごすことが「至福の時間」
もしかしたら
普通という言葉は
適当ではないかもしれないけれど
「普通=最高」
最近よく思い出すのは
私もそれなりに歳をかさねてきたということでしょうか?
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