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「自分に嘘をつかない生き方に」フリーランスライターになった理由と方法。

今回はフリーランスライターをしているみさとさんにインタビューをしました。
現在27歳のみさとさんですが、安定した大企業の仕事を辞めて、なぜフリーランスになったのか、今後どんなことをしていきたいのかを中心にお話しを伺いました。
フリーランスになることを考えている方や現状を変えたいと思う方にぜひ読んでいただきたい内容です!
〈聞き手・ライター:久野木郷美(以下:Satomi)〉


プロフィールと経歴

ープロフィールー
お名前:竹内美里
あだ名:みさと
生年月日:1996年10月8日
出身:静岡県富士宮市
ご職業:フリーランスwebライター
趣味:お酒/猫/音楽(ライブ、フェス大好き)/渡辺直美/クレヨンしんちゃん/リラックマ

ー経歴ー
2019年:青山学院大学 経営学部卒、新卒で商社に就職。営業アシスタント・内勤事務として携わる。
2021年:退職。フリーランスに転身後、教育コンテンツのセールスマネージャーを行う。
2022年4月:幼少期からの夢だった保育士を諦めきれず、ベビーシッターを始める。
2022年7月:SNS運用代行、恋愛コンサルティングのサポートスタッフ、不動産クリーニング事業の立ち上げに関わる。
2023年7月:これまで兼業していた業務を縮小し、フリーランスwebライターとしての活動を本格的にスタート。ウェディング関連記事の執筆、インタビュー記事の編集等に関わる。

バスケに捧げた青春時代

バスケ現役高校2年生の頃

Satomi:みさとさんは学生時代どんな風に過ごしていましたか?

みさと:小学校2年生から大学4年生までバスケットボールに捧げる日々でした。小学生の頃はミニバスの練習に打ち込み、中学はバスケの強豪校に入るために中高一貫校を受験、大学受験もスポーツ推薦と、とにかくバスケに集中していました。

Satomi:そうなると、約15年間ですね!同じことを長く続けられる情熱が素敵。今のみさとさんのエネルギッシュな雰囲気はバスケ時代に鍛えた精神力が関係しているのかも。大学を卒業したあとはどんな進路を選びましたか?

みさと:新卒で商社に入社し、外回り営業や内勤事務をしました。選んだ理由は、大手+商社+港区で働けるなら将来安泰だろ!という本当に浅はかな理由だったんです。学生時代からバスケットボール一筋の生活だったので、社会のことも全く知らず、自己分析もちゃんとできていなかったのですが。

Satomi:入社したあとはどうでしたか?

みさと:実は多忙な業務と人間関係、決まりきった未来に絶望し、鬱になりました。学生時代は15年間バスケットボールに打ち込む日々だったので体調不良とは無縁&明るくて活発な人間だったのですが、入社してからどんどん病んでいき、過労による体調不良で通院したり明らかに元気がなくなったりと、心身ともに疲弊しました。限界に達してから、会社員という働き方自体が自分に合っていなかったのかも、と気づきました。

Satomi:今の元気なみさとさんからは想像できないですね、元気になって本当によかった。そして自分の働き方自体に問題があると気づけたのは大きいですね。

フリーランスという選択

Satomi:仕事に限界を感じたあとはどうすることにしましたか?

みさと:会社員時代は毎日「本当にこのままで良いのだろうか」という漠然とした不安とモヤモヤがありながらも、毎日やるべき仕事は溜まっていくので、だましだまし生きていました。ですが、ふと「このままでは数年後の自分が絶対に後悔する……!」と感じ、その自分の心の声に素直になろうと思って会社を退職、フリーランスへの転身を決めました。

Satomi:勇気のある決断!なぜフリーランスだったのですか?

みさと:「心身ともに健康に生きるため」「自分自身に嘘なく生きるため」です!
満員電車が本当につらくて、毎日会社に出勤して朝から晩まで働くのがかなり負担になっていたので。働く時間や場所に融通が効く働き方というと、フリーランスなのかなと思ったんです。
もちろん全てが自己責任になるので大変なことも多いと思っていましたが、精神をすり減らす人間関係は極力避けたいという気持ちもあったため、フリーランスを選びました。

Satomi:自分の気持ちに100%正直になるって大事ですね!自分軸での選択。

Satomi:フリーランスになってからどんなお仕事をしましたか。

みさと:フリーランスになってからはすぐに教育コンテンツのセールスマネジャーをしました。ただ母親が保育園の園長をやっていた影響で幼少期からの夢だった保育士を諦めきれず、ベビーシッターを始めました。また、SNSの運用代行、恋愛コンサルティングのサポート、不動産クリーニング事業の立ち上げなどにも関わりました。

Satomi:幅広い仕事を経験したんですね!お仕事はどんな風に見つけていきましたか?
みさと:基本的にはお声がけいただいたことに関わらせていただくことが多かったです。オンラインのコミュニティなどにも参加しており、面白そう、やってみたいとワクワクしたもののお仕事をさせていただきました。

ライターという職業を選んだ理由

Satomi:今はフリーランスのライターをしているとのことですが、なぜライターを選びましたか?

みさと:過去の自分のルーツをたどると、得意&好きなことが「文字を綴ること」だったことに気づいたからです。
会社員を辞めた後に、私のプライベートSNSを見てオファーしてくださった社長さんがいて、ブログ記事の代行を行ったり、簡単なメルマガのテキストを作ったりしていたことを思い出しました。
そのときはお手伝い程度で、ライターとして書くことを仕事にしようとは全く考えていなかったのですが、自分にとって文章の執筆や編集は苦でなく、日常的なことだと気づきました。
学生時代の頃から日記や部活ノート、手紙など、文字でアウトプットすることも日常的でしたね。

Satomi:抵抗なくできる得意なことが仕事にできると気づいたのですね!

ミサト:はい!またフリーランスになってからも色々な仕事を経験したのですが、将来のライフスタイルを考えたときに在宅でできる仕事の術を確立しておきたいと思ったからです。

Satomi:ライフイベントが多い女性にとって在宅できる仕事はとても強いですよね。

Satomi:ライターなろうと決めてお仕事はどう作っていきましたか?

ミサト:自分がライターとして関わりたいメディアに応募して採用していただきました。また元々別の仕事で関わっていた人に、文章書けます!仕事させてください!と営業しにいきました。

Satomi:自分の気持ち次第でどんどん仕事は取りにいけるのですね!

今後のビジョン

Satomi:今後どんな人になりたいというような理想像はありますか?

みさと:個人的な生き方としてはどんなときも「ネアカマインド」を持つ人間でありたい!ネガティブをポジティブに変換できて、周りを明るくできる人になりたいです。

Satomi:素敵ですね!Creative Directorを育成するNeon Academyに入ったとのことですが、入会した理由は何でしたか?

みさと:現在ライターとして活動しているのですが、ゆくゆくはディレクションにも関わっていきたいなという思いがあり受講を決めました。個人でできることの限界も感じていたので、一人よりも誰かとチームで仕事したい!と考えていたのもあります。

そして何より、ネオンアカデミーが掲げているクリエイティブディレクター像の「ネアカなディレクター」というワードにビビッときました!「ネアカ」というワードは、自分が好きな価値観にドンピシャにヒットする表現でした。

「自分はこういうマインドで生きたい」とか「こういう社会になったらいいのにな」みたいな考えは全て『根明』という単語に落とし込むことができて、自分が目指したいと思っていた在り方と完全にリンクしたため、ディレクタースキルうんぬんを抜きにしてもここで学びたい!と思い入会しました。

Satomi:今後のお仕事でやってみたい理想はありますか?

みさと:ライターとしての活動を軸に、世の中を明るくできるアウトプットをしていきたい。誰かの心を動かしたり、生活の役に立ったりするものを作り、届けたいです。
具体的には自分自身がスポーツを長くやってきたので、アスリートに関わる取材記事を書くだけでなく、アスリートのセカンドキャリアをサポートする事業や、体育会学生の就活や社会経験を応援する事業にも関わりたいです。

みさと:現在もインタビュー記事の制作に関わっているのですが、自分自身の取材・執筆スキルをさらに向上させていきたいです。
写真や動画など、一発で伝わりやすいメディアと比べて取材記事は読むのに時間も労力もかかりますが、だからこそ読み進めたくなるような芯を食う記事を作りたいです。
インタビュー記事だけでなく全てのライティングにおいて、クライアントの欲求やゴールを的確にとらえたうえで、読んでくれた方の胸を打ち、少しでもプラスの影響を与えられるような文章を届けられるライターを目指したい。

Satomi:働き方としてはどうですか?

みさと:フリーランスになってから大きな組織に属さず、基本的には個人で完結する仕事ばかりだったので、人や企業と近い距離で関わる仕事もしていきたいです。

Satomi:チーム単位でもお仕事したいということですね!

まとめ

自分の現状を変えたい、会社を辞めたいと思っていてもなかなか踏み出す勇気が必要ですよね。

今回のミサトさんのお話しを聞いて自分のことを知って、気持ちに正直に行動している姿にとても勇気づけられました。
仕事をしていても違和感を抱いている、現状を変えたくても何がいいのかわからない、そんな方にとってもこんな選択肢もあるよとフリーランスライターやディレクションに挑戦しているみさとさんの姿はとても刺激になるのではないかなと思いました。

今までバスケが軸だった生き方から自分の軸で考えて生きているみさとさんは元気いっぱいでエネルギーに溢れていました!
みさとさん、ありがとうございました。

みさとさん
Instagram:https://www.instagram.com/misato__writer/?igsh=emh6YmQzbGdvOXZp
note:https://note.com/misatotakeuchi


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