見出し画像

元教え子と働く

「わたしは将来、先生のような日本語の先生になりたいです」
4年前の卒業のスピーチでそう言って私を号泣させた元教え子が、今月から2ヶ月間教育実習生として我が校に帰ってきている。

彼女とは卒業してからもちょこちょこ会っていて、去年会った時は卒業後はお姉さんが立ち上げた会社を手伝うつもり、みたいなことを言っていたので、教育実習に来ることはないだろうなーと思っていた。なのでこれは本当に嬉しいサプライズ!

幸い新学期からは100%対面授業ができているので、会話の相手をしてもらったり机間巡視をしながら学生の質問に答えてもらったりしている。これから七夕のイベントや日本語コンテストもあって忙しくなるので、このタイミングで来てくれたのはとてもありがたい。

お姉さんの会社も順調のようで、先生になるかどうかわからないと言っているけど、いい経験になったらいいなぁと思う。
今までずっとこの仕事をやってきて、嬉しい瞬間は数えきれない程あるけれど、教え子と一緒に教壇に立つことはこれまでの嬉しさとはまた違う初めての感覚。
元教え子と一緒に働ける喜びを2ヶ月間噛み締めながら過ごしたい。


読んでくださってありがとうございます!いただいたサポートは、ありがたく使わせていただきます。100円=約30バーツ。学校の食堂で昼ごはんが食べられます。ありがとうございます。コップクンカー。