私と友人の仕事。

仕事って何でするんだろう?

時たま思うんですよね。まあ、仕事をしていないと生活費は稼げないし、生きていけないからしてるのですが。

私は仕事においてMustが重要だと思っていて。
Canも大切だしWillも必要だと思うけれど、
やっぱり優先順位としてはやらなければならないこと、が、仕事では重要なのかな、と思って働いていました。
そのため、好きなことを仕事には出来ないし、出来ることにおいてはもっとspecialistがいるので需要と供給にマッチするマストを優先していました

それでもやっぱりモチベーションの維持は大変ですね。

とある競技をしている友人に、なんでそんな過酷なことを仕事にしてるの?と聞いてしまったことがあります。
私のなかで、競技者は、「他者の期待に応える」ことがマストであり、その責任は会社ではなく、個人に課されてしまう仕事だと思ってました。
私にとって、出来ることを仕事に出来る数少ないspecialistであり、好きなことを好きじゃなくしてしまうかも知れない仕事、それが競技者です。
今人気なYouTuberもidolも俳優業もキラキラして見えますが、物体やサービスとして応えるのではなく、期待という感情、他者の理想に個人である人として応えないといけない、過酷な仕事であると思ってしまいます。

そんな競技をしていた友人に、なぜ続けれるのか、と聞いたときに、
もてるもん。ちやほやされるもん。嬉しいよね。
と言われました。

なんだか、その瞬間にホッとしました。
私が思っている以上にその友人は強かったです。
私の心配は無用みたいだったし、さらっとそれを言えちゃうことが、その友人らしくて嬉しく思いました。

他者からの期待はプレッシャーであり、それでお金を稼ぐとなると責任がついてくる。
でも、他者からの応援は力になるし、その応援に応えようとする。
面白い仕事だなと思いました。

そういえば、思い返せば、私も仕事をしてるとき、格好いいって思われたい。と思って仕事をしました。
負けない女性になりたかったし、皆から憧れる女性になりたかったし、強い女性でありたかった。
頑張れば、成績を残せば、ちやほやされたし、それは嬉しかったかな。

すべての競技者が、モテたいとおもってやっているわけではないと思います。
そう思わないとやっていけないとか、そんな感情もあるかもしれません。
それでも、戦うのが仕事です。

私は友人に、競技を仕事に選んだの、格好いいね。と言いました。
友人は私に、サラリーマンをしているのが人の方が格好いい。と言ってくれました。

どの仕事もマストは違うけれど、
仕事っていろんな違いがあって面白い。
もっと仕事を頑張ろうとふと思えた時間でした。

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