里海 さき

Saki SATOMI 東北生まれ、京都在住。 10年間の会社員生活の後、大学院進学。…

里海 さき

Saki SATOMI 東北生まれ、京都在住。 10年間の会社員生活の後、大学院進学。 生活の中で思ったことなど。 Fearlessly Forward!

最近の記事

3年間の中間地点

約1年半ぶりの更新である。 この間何をしていたかというと、必死で勉強していた。 コロナ禍の始まりの頃に大学院に入学し、今や2年生の夏休みである。 大学院生活はほとんどがオンラインであり、入学前に予想していた生活とは大きく違っているが、なんとか適応しながらここまでたどり着いた。 わたしは3年間の課程に所属しているから、1年半が経過してちょうど中間地点である。 正直、すこし疲れている。 大学院進学を志したときの気持ちは忘れていないし、将来やりたいことの解像度は大学院で

    • 香港の日曜日、女たちのピクニック

      年末に香港に行ってきました。 香港はデモの最中、そんな「今の香港」を見に行きたいという知人にくっついて行ってきました。 街には警察や中国を敵視するような落書きが散見されましたし、実際にデモの現場を見たり、デモ隊の立てこもりのあった香港理工大学がバリケードに覆われている様子なども目にしました。 日曜日の朝、香港島の銅鑼灣の駅周辺を歩いていると不思議な光景が広がっていました。 たくさんの人が道路にシートをひいて、おしゃべりしたり本を読んだり、ご飯を食べていたりしたのです。

      • 32歳で会社を辞めて、大学院生になること

        2020年3月末で丸10年働いた会社を辞めて、大学院生になることにしました。 現状維持・穏やかさを至上と考えながら生きてきたのですが、色々あって自分の挑戦したいことを見つめなおした結果の決断でした。(「色々」の部分は以下の記事で書いてます。) 大学院の受験から会社の退職に関すること、周囲の反応、退職後のお金の話など、自分の振り返りのためにまとめておきます。 あくまで私の場合の話なので、同じ境遇の方の参考にはならないかもしれませんが、一つの体験談としてお読みいただければ幸

        • 自分が自由だと気付いた話

          初めまして、里海さきと申します。 自己紹介代わりに最近した決断の話を。 32歳の独身の女で、現在は東北地方で会社員として働いています。 生まれて此の方、東北以外に暮らしたことはなく、良く言えば穏やか、悪く言えばチャレンジ精神にかける人生を送ってきました。 地方でひとり生活していくには十分なお給料をもらっているし、これから大きな失敗をしなければ多分少しは出世して十分満ち足りた生活を送れそう。 大学生の頃の私の目標は「自分の力で食べていくこと」のみだったので、それは達成

        3年間の中間地点