樹木がもつ知られざる驚くべき機能と役割ーエコロジーからスピリチュアルまで
[1]樹がもたらしている様々な現実的(常識的)な役割
植物の世界の生命エネルギーの中でも、樹木は最も巨大なものであり、無数の恩恵を私たちに提供してくれています。
しかし、樹木の健康に与える効果は、酸素を供給する以上に、シェルターや食料源の役割を果たし、水を貯え、土壌を肥沃にするなど様々です。
大気や地中から水を吸収して水分の取り込みを循環させて大気に戻すこと、日光を吸収し、光合成という複雑な反応を通して生化学的な栄養を生産すること、その木材と繊維質は、再生可能な資源として生活必需品として人間の社会に提供されます。
植物の世界(森林)は、地球とその表層のすべてのあらゆる種類の生命を支援しています。森は地球ガイアのいのちの維持にとってかけがえのない存在です。
酸素と果物、野菜、種子、そして木の実を含めた栄養素を提供してくれます。
さらに樹木は、薬草、根、そして植物に由来する数々の精油といった薬効の適用を通じて癒しを提供します。
そうした利用は、当然のことですが賢明に持続可能に管理される必要がありますが、今そのしくみが森林破壊などで地球規模で危機に瀕しています。
このように樹々は、動物や人間、物質レベルでかけがえのない恵みをもたらしてくれています。
既に、「科学的」にも証明され、常識的に認められ広く理解されていることを超えて、新しい驚くべき知見が明らかになりつつあります。
そのことをこれから述べていきます。
[2]樹木はお互いにコミュニケーションしてる社会的存在?!
森林学の専門家で長年、森林管理官を務めたペーター・ヴォールレーベンさんのベストセラーである「樹木たちの知られざる生活ー森林管理官が聴いた森の声」によれば、樹木たちはお互いにコミュニケーションを取り、子どもを教育し、助け合いながら人間の世界に近い、またはそれ以上の社会生活を送っていると言うのです。
木が根を介して、隣の木に砂糖液を送り、仲間を生かそうとしているのも発見したそうです。
彼らは、もっとも弱いメンバーをいかに守るかを大切にしているんだと。自分が一番偉いと考えて、他の生命や弱者を差別虐待する人間は、樹の生き方から学ばねばなりません。
森には、菌類を介したネットワークがあるという科学者もいます
生態学者のスザンヌ・シマード氏です。「木々は言語を持つ」と提唱する彼女によると、「木々の根に共生する菌類を介したネットワークが森全体にはりめぐらされていて、樹木同士がメッセージを送受信している」と言うのです。「木はきのこ(菌類)で会話する」と言ってもいのではないでしょうか?
シマード氏も、木が話す秘密の言葉を通じて、樹々の間のこのネットワークは木にとって、通信して情報を得るだけでなく、栄養不足になった時、仲間から栄養を分けてもらえる生命線でもあると言っています。
だから、むやみに木を切るということは、その木から栄養をもらっていた菌類もいなくなるのです。
ネットワークがない、イコール、孤立です。
孤立すると情報が入らなくなります。天候不順などの外的環境の悪化、病気や害虫の情報なども入らない、弱っても助けてくれるものがいない。
植物が枯れる原因は、水や栄養が足りない以上に、ネットワークのつながりの遮断が関係あるらしいのです。
森の生態系への考え方が大きく変わってきているのです。
つまり今まで、種というレベルでの考察が主に行われてきましたが、最近の研究で、植物は単体でいきているのではなく広く繋がったネットワークの一部であることが分かってきたのです。
森に生えている木は、菌糸体(mycelium network)によるネットワークを使い他の木々と様々コミュニケーションをとっているのです。
太陽が当たり難い若い木や、病気にかかった木、または、伐採されてしまった木は、このネットワークを使いSOSを発信します。
すると、他の木から糖分、水、栄養が菌糸体を使いその木を助けます。
切り倒され光合成ができなくなった切り株が長い間生き、そこから新しい芽が現れるのは、このネットワークがあるからです。
菌糸体のネットワークは、古く大きい個体ほど広く、その個体がハブの役目を果たし、周りの木の成長を見守っているのです。
不思議なことに、このネットワークは、同種他個体間だけでなく別種とも繋がりを持ち、森全体を支えています。まるで、他の動物と神経と血管が繋がっているような仕組みです。
森の植物は、そこに住む様々な生き物の全てが健康的に繁栄していることが、即ち、自分の存在を維持していると理解しているのでしょう。
これに比べて人間の知識はあまりに浅はかです。植林や農業、サンゴの移植、魚の放流、養殖などが上手くいかないのは、こういったネットワークを無視し、人間に都合の良い種だけを大量に作ろうとしているからでしょう。
もう少し謙虚になり動植物の声に耳を傾けることが必要ではないでしょうか?動植物は会話をしていないのではなく、人間にそれを聞く耳がないだけなのかもしれません。
●樹々がどのようにお互いに話をするのか?:How
trees talk to each other | by Suzanne Simard TED
Talkから
[3]樹木の高次元の存在価値や能力
しかし、実は、樹木や森から得られる恩恵は、上述の森林生態学などの既存のサイエンスで明らかになりつつある新たな知見だけではないのです。
現代の地球の科学はまだ樹木の存在価値や能力をちゃんと理解できていません。それをいかにお話ししましょう。
樹木は「霊的な導管(五次元波動エネルギー=氣 の通り道)」としてのスピリチュアルな意識生命体です。高次元波動エネルギーの共鳴装置であり、五次元世界(第4密度) を形作るエーテル体レベルの「蓄電器」でもあります。
樹木は空間から光子の「プラーナ」という栄養素を取込み循環させる能力も備えているのです。
すべての樹木は、太陽、地球、水、そして鉱物の世界からのエネルギーの受信装置であり、伝送し拡散させる装置です。
この過程で、大地から大気への循環する螺旋状で縦の運動を形成します。これは樹のなかの「生体電気回路」を通してひとつの渦状の領域(ヴォルテックス)を形成します。
こうした叡智は、レムリア文明に遡り、より自覚的な古代から先住民族による数々の社会によって、聖なる存在として正当に継承されてきました。
こうした残っている自然の森の重要性は、未来の数々の世代のために不可欠なものです。樹に内在するエネルギーは、私たちに強い「癒し」を与えるものであるのです。
[4]樹木が生み出す波動エネルギー θ波
巨木である樹木は真下や周辺に、θ波領域を形成します。θ波とは、脳波の一種であり、θ波には、覚醒θ波と呼ばれる、瞑想やヨガなどのかなり集中したときに発生する波長が存在し、この波長は、人間のインスピレーションやヒラメキ(直観)を促進する効果があるといわれています。
樹木たちが生み出すエネルギーは、その周囲をさらに高い周波数に同調させ、人間のオーラフィールドにも健全な影響を与え、人間を大地に根付かせてグラウンディングさせてくれます
人が森の領域の中を歩くか、その中で瞑想をする時、時間を超えて次元上昇(波動を飛躍的に上げること)できる可能性があります。
また森の中では、ポータル、次元の出入り口になっている場所もあります。
樹には精霊(スピリチュアルな存在)が宿っていて意識を持っています。妖精たち、小人たち、そしてドルイド教徒が'グリーンマン'と伝えてきた存在がいます。
音楽や調和的な意図を通した水による結晶作用を解明した故江本博士の研究にあるように、樹木によって受け取られた水も、美しい結晶質を形作るのです。
その意味で樹木が茂る森林は、この地球を安定させる巨大な”波動調和構造発生装置”です。
なんと樹は歌も歌います!植物をシンセサイザーに接続すると、メロディーを奏で始めます↓ぜひ下記の
youtube視聴ください
●Singing Plants at Damanhur | Des plantes qui jouent de
la musique
[5]樹木の神聖な癒しのエネルギーとオーラ
人間にオーラがあるように、植物にもオーラがあります。
自閉症サヴァンの人は、植物の周波数の場を視覚的に見てとることができます。日の出、日の入りの時間帯や月明かりの夜などには、もっと簡単に木々のオーラを見ることができるそうです。
一般的には、木々のエネルギー場は、一番太い所の2倍から3倍の直径があります。ある条件では、もっと広がっています。
感知能力の高い人は、直観的に木々に高次の意識があることを知ります。そのような高い波動(周波数)を持つ木の下に立つと、大量の酸素を発生して人間の活力や気分に素晴らしく役に立るだけでなく、波動の乱れを整えて癒されることができます。
近年、その効果が実証され、広がってきた森林セラピーは、樹々が発するフィトンチッドなどによる物質的なレベルだけでは理解不能です。
木の根元に立って幹に背中を押しつけてくつろいでいると、エネルギーを感じ、体が生き生きしてチャクラのバランスが整います。
[6]聖なる意識をもつ植物(木々)は人間をよく知る守護者
樹をエゴのために平気で伐る人間は自分たちが一番エラいと思っているようですが、自然のこと、木のことを、知らなすぎなんです。
反対に、いろいろな点で樹々や自然は今の人間よりも人類や宇宙をよく知っているとも言えます
樹木やある植物は、高度に進化しており、人間には分からないほどの非常に大きな意識のフィールドを持っています。
円熟した木々は、人間たちのことをよく知っており、個々人のエネルギーの特徴を見分けられるだけでなく、出会う人間のイメージを作り上げることも出来ます。
例えば、隣近所の庭や公園にある木々は、それを愛でる人間に対して、きわめて優しくかわいらしい反応をします。
樹々は、知っている人たちに親しみを感じるようになります。彼らはあなたに反応するのです。
人の住むところに生育する木々は、完全にそこの住人たちを知っています。
樹木は、光合成によってフォトンを変換して太陽光の波動エネルギーを蓄積する”バッテリー”です。
そして、太陽光は、そうやって樹々によって、コヒーレント(きれいに整った波動の形(位相)のことを表す)な共鳴波に変換されて、松果体を開き、チャクラを整えます。
木に背中をつけると、木そのものがもつ生命エネルギーを吸収することができます。それは本物のヒーリングエネルギーで、その場で効果が表れます。
植物は2つの世界、2つの次元にはっきりとまたがっています。一つは地上、もう一つは、地下です。その2つの世界でいろいろな問題に対して賢明で驚くような働きをしています。
樹々は、地球の磁気的共鳴バランスを整え、それによって人間に気づかれない役にたつエネルギーフィールドを作り上げてくれています。
たとえば、アートやヒーリングワークに関わる人たちは、心を落ち着ける際には、樹木のエネルギーは、特に創造や癒しに役に立つことが分かります。だから、巨木が群生している一帯は生き生きとした活気を呈しています。
木々や植物は間違いなく意識のある生命なのです。また、他の意識のある生命に対して極めてよく反応します。
植物界は、樹木のもつ「聖なる知性」によって支えられています。殆どの人間は植物や花々、木々が、知能の座であるとされる脳を持つとは考えていませんが、植物は絶えず知的なことをしています。
植物全体、森林は、人間を支えるということを聖なる知性の中で了解しているということを覚えておいてほしいです。
その意味で、樹々はガーディアン(守護者・見守り役)でもあります。だからこそ、私たちは樹々や森への感謝と畏敬を決して忘れてはなりません。
(文責:能村 聡)
●参考資料:
*「木々は会話し複雑な社会生活を送っている」と専門
家、私たちは木々の言葉を理解できるのか?2018年01
月01日
https://gigazine.net/news/20180101-trees-language/
*植物には知性や感情があると考える科学者たちが増え
ている
via:Do trees have brains and talk to each other?
http://karapaia.com/archives/52225543.html
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