オリーブオイルでガーリックを炒めたときの香り。 私の中でそれはある記憶と結びついている。 20代最初の頃、少しだけイタリアのフィレンツェに住んでいた。 確かエレベーターの無いアパートの4階だったかと思う。 私の部屋は陽あたりのいい白い部屋で、 キッチンとバスルームが共有。 そこをイスラエル人の女性とシェアしていた。 彼女はオペラを学びに、私はジュエリーを学びに来ていた。 初めての独り暮らし、しかも海外。 インターネットも家庭には普及していなかった頃。 レシピもなく、私は料理
ニューヨークからこんにちは、satokoです。 先日の日曜日、初めてアメリカで結婚式に招かれて行ってきました。 何か特別なマナーとかしきたりとかあるん?と夫に聞くも "Don't worry"と言うだけでちっともわからず。 そりゃそうだ、彼も日本の結婚式知らないんだもの。 ともあれ、結局は楽しく過ごしました。 今回式を挙げた方は夫の友人で、私たちが婚姻届を出すときに証人になってくれた方。 アメリカの結婚式は二通りあり、教会などのオフィシャルな場所で式をあげて出席者が証人に
ニューヨークからこんにちは、satokoです。 私はアラビア語とひらがなをデザインに使ったジュエリーを作っているのですが、先週末とその前の週末、ニューヨークでポップアップイベントに出店してきました。 一つはマンハッタンのアッパーウエストサイドで行われているGrand Bazaar、もう一つはブルックリンのCity PointというショッピングセンターであったThe Spring Makers Showと言われるものです。 Grand Bazaar 毎週日曜日に公立学校の校
ニューヨークからこんにちは、satokoです。 始めたばかりのnoteで何から書こうかと迷っているとこんなハッシュタグを見つけたので参加してみます。 #私の作品紹介 私は文字を使ったジュエリーを作っています。 例えばこのトップ画像の写真にあるようなバラのネックレス。 バラの形をしているだけでなく、アルファベットの“ROSE”の文字を使ってデザインされています。 文字を見つけたときは「あ、なるほど」と思いますよね。 で、秘密を知ったような気がしたら、次にそれを誰かに伝え
ニューヨークでジュエリー制作をしているsatokoです。 大阪生まれ大阪育ち、学生時代に留学したイタリアでジュエリーデザインを学び、卒業後は大阪の貴金属卸の会社でデザイナーとして勤務。 チーフデザイナーになるも、20代からの夢が諦めきれず、2013年に単身渡米、その時に偶然出会ったニューヨーカーと遠距離の末、K1ビザを取って2019年に結婚。 アラビア語とひらがなをデザインに使ったジュエリーを作っていますが、夫はジューイッシュなので、家族とのイベントはユダヤ教に基づくもの