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「ノート スキ 知らない人」で検索したら、大学生になりたくなった話

noteを始めて2週間ほど経ち、脳内に溜まっていたひとり言を、ここであたかも死活問題かのように大袈裟に書き散らすことに妙なやり甲斐を感じてしまっている、今日この頃。

おかげさまで、知人にも他人にも私ごときの駄文を読んでもらえているようで、大変恐縮…はい、見え透いた謙遜です、すみません。だってさ、恐れて縮むって、身も縮まるほどに恐れ入るって、ありがたやありがたやって頭を地面に擦りつけろとでも言う気ですか?私は首切りを免れた罪人かなにかですか?

というのは冗談で。

私、最近、山本リンダをよく口ずさんでいます。

「こまっちゃうナ〜、スキスキ言われちゃって〜」

そう、noteを始めてから、少なからず毎日誰かに"スキ"って言われてます。本当に、猫も杓子も私のことがスキみたいなんです。私なんてモテ期がなんのことかも知らずに死ぬんだと思ってましたが、きちゃいました、私史上初のビッグウェーブ!

でもちょっと待って。40目前の子持ち既婚者にモテ期到来?芸能人でもないのに?そんなおいしい話ってある?これって見ず知らず(しかもかなり怪しい外見)の人にリンゴをもらって、迷わずかじるグリム童話のあのヒロイン以上に警戒心なくない?

はい、深呼吸…。

そうですよ、冷静になってみれば、知人ならまだしも見ず知らずの他人が"スキ"っておかしいですよ。正気の沙汰とは思えませんよ。(さっきまでモテ期とかなんとか、有頂天でほざいていたのは忘れてください)

正直な話、嬉しいんです。スマホの待ち受け画面上に「〇〇さんがあなたの駄文にスキしました」なんてでたら、ちょっと挙動不審になって、これって浮気じゃないよね?慰謝料発生しないよね?って心配になるくらい嬉しいんです。

でも、そんなとき、普段は照れ屋で人前にでることなんてまずない、私の常識さんがそっと囁くんです。

いきなりスキはないでしょう、親しきなかにも(そもそも親しくないし)礼儀ってもんがあるでしょう、落ち着きましょうか。

加えて、よく言えば哲学的思考、悪く言えば屁理屈思考の私、誰かの気まぐれなスキひとつに命かけて悩んでしまいます。

「え、なんで今、スキしたの?」

自分のnoteを読んでもらいたいの?かまってほしいの?もしかしてスキ返ししてほしいの?なんならフォローしてほしいの?私に「書いて稼ぐ方法」のノウハウを売りつけたいの?私を浮かれさせておいて、いつか谷底へ突き落としたいの?

それとも、

私のことが無条件にスキなの?これ、喜んでいいの?

「そのスキは、わたしのため?それともあなたのため?そこのところ、もう少し詳しくお願いします」

という結論になりました。

そこでnote運営委員会(なんてものがあるかわかりませんが)様に、ぶしつけに提案させていただきます。この際、スキを2種類作ってみては、いかがでしょうか?

スキ(って言う方がスキほしいんだよー、やーいやーい)
スキ(、すき…でもすき by 高橋由美子)

これだったら、私みたいにスキしてくれた人に対して無駄に勘違いしたり疑ったりしなくて、助かる人も結構いると思うんだけどなぁ、本当に。

(ちなみに、私は赤の他人でも容赦なくスキします。だって面白いもの、ためになるもの、大スキですもの。あなたにどう思われてもいいんです、スキなんだもの〜チャチャチャ。完)

あ、すっかり忘れてましたが、タイトルのくだり。

普段、分からないことは、まず家族かグーグルさんに相談することにしていますが、夫や娘(3歳半)にスキについて聞くのは少し照れくさいので、今回は我らが生き字引グーグルさんにお尋ねしました。

「ノート スキ 知らない人」

(実はスキを好きと変換ミスしてしてた、ということが先ほど判明)

そうしたならば、
「知らない人にノート貸してって言われたら?」とか、
「好きな人にノート貸してって言われたら?」とか、

私の愚問は完全スルーで、なんとも甘酸っぱい相談がたくさんでてきて、無償に大学生に戻りたい!いや、大学生だったことないけど、ノート貸してって言いたい、言われたい!ってオレンジデイズな気分に浸らせてもらえたよ、なんかラッキー、てことを書きたかったんです、今日は。

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