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行きたかった世界に、いつのまにか行けていた

30日間にわたる生理を整えるワークショップが終わりました。

一受講生として皆さんと一緒にワークに参加していた私は、この1ヶ月の間、気づくことがたくさんあり、変化もあり、その都度、それをきちんと言葉にして皆さんにお伝えしたいなぁと、パソコンの前に座ってブログを書き始めてみるのだけど、結局、言いたいことがまとまらずにデスクを離れる、ということを繰り返していました。

というのも、毎晩、ヤムナボールでワークして骨盤やお腹周りを緩めているから、頭が働かんのです。

感じていることは深くあるのに、それを表現する言葉が出ない。

しかし、昨年に、いず美ちゃんのヤムナボールのワークショップに参加したことがあった私は、骨盤周りを緩めるとこういう状態になることは経験積みでした。

その時、私は、頭が働かなくて、ただのんびりしていたくなって、気分としてはふわふわと気持ちがいいのだけど、同時にその気分が続くことは居心地が悪く、いず美ちゃんとYouTubeの撮影をする時に「やばい〜」と呟きまくりました。

いず美ちゃんが「なんでやばいの? その気分だと何が困るの?」と聞いてくれて、「だってこの状態では仕事にならないじゃん? めちゃくちゃスローペースだし、使いものにならないじゃん」と思いました。

そこから、「そうか、私は、自分のことを使いものになるかどうかでジャッジしていたんだ…」と気づいたんですね。

そう、私は「使いものにならないと価値がない」という価値観をそうと知らずのうちに持っていたのです。

だから、常に「あれはやった?」「これはできている?」「のんびりしている場合じゃないのよ!」と自分を監視して追い立てていて、そうでない自分が出てきたことに戸惑っていたのです。

そこに気づいた時、大きな癒しが起こりました。

使いものにならないといつのまにか切り離していた自分の一部を取り戻したというか。

そんな経緯があったので、今回のワークショップでぽわんとなって、言葉が出てこなくなった時、私は戸惑うことはありませんでした。

もちろん、頭のどこかでは声がするんです。「あんた、書いて伝えることを期待されているんじゃないの? 書かないでいたら役に立ってないんじゃないの?」

でも、私は、緩んで書く気にならない自分であることを許しました。

というのも、ライターだった頃(今も書く仕事はしていますが)、どんな気分でも一定クオリティーの文章を書いて出すということはさんざんやったと思っているから。

頭が働かない時でも、それなりに形を整えて言葉を紡ぎ出すことは、やろうと思えばできるんです。

ただ、今の私は「それはもう散々やってきたから、違う書き方でちゃんと書きたい」と強く感じていて、そっちを選択した先の自分を見てみたいんですね。

私にとってのこれまでと違う書き方というのは、私が私とちゃんと繋がっていると感じられる状態、つまりFeeling Goodの状態で、その状態とアラインした言葉を出す、ということ。

だから、なんか違うんだけど、書くのが仕事だから何かは書かないと、というような書き方はしたくなくて、まあ、言い訳ですが、ワークショップについては自分が体験した感動の3割も言語化できないままでいました。

ワークショップ終了直後、スタッフでインスタライブを行って、そこでLindaちゃんが話してくれていましたが、これってどちらが良いか悪いか、どちらが正しくてどちらが間違っているかではなくて、選択の話。

緩んでいて何も書きたくないなら書かないのが良い、ということでもなければ、緩んでいるところをあえて締めて自分にエンジンをかけることが悪い、ということでもなくて、両方を選択できる自分であるということ、そして自分のありたい方を選択できるということ、それが自分の人生の操縦席に自分が座るってことなんだと思います。

なんてね、自分で操縦しているつもりでいて、実はもっと広い視野で見たらそもそもすべては宇宙の采配なのかもしれない。でも、それさえもそれぞれが好きな見方を選べばいい話だとも思うのです。そして、すべての選択が尊重されていい。

Spirit of a Womanは、いず美ちゃんは、Lindaちゃんは、それを体現しているような存在。

自分を大事にして生きるのだ、変わるのだ、と決めて講座に参加したり、SNSやYouTubeでつながってくれる皆さんも同じ仲間であるという気持ちが私には強くあります。

正しさを主張して競うのではなく、周りに合わせて自分を押し殺すのでもなく、ただそれぞれが自分の本質とつながって選択をすることを尊重する、それがどんなにパワフルであるかを知っている、そんな人たちにいつの間にか囲まれてるじゃん! 

…かつてぼんやりと夢を見て、「はて、でもそんなこと可能なのかしら?」と半信半疑でもあった世界に、私はちゃんと行けていた、そんな確かな感覚を得て心が震えたワークショップ最終日でもありました。

なお、ワークショップは年内に動画販売されます。動画販売の前に、セルフケアをテーマにした無料のワークショップが開催されますので、内容が気になる方はぜひ無料のワークショップにご参加くださいませ。

日時は日本時間12月23日(土)9:00am-10:00am、カリフォルニア時間は12月22日(金)4:00pm-5:00pm。

参加申し込みの受付は、日本時間11月30日(カリフォルニア時間は11月29日)に開始予定。受付開始次第、Instagramでお知らせしますので、ぜひフォローしておいていただけると嬉しいです。


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