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仕事じゃなくて生き方

今日は、市民活動サポートセンターが主催する「さぽのよる会」という、サロン的な集まりがあったので、初めてオンラインで参加してみた。

今日のメインの内容は、放課後等デイサービスなどを展開する、認定NPO法人光楽園の尾籠さんによる「親子朝食堂」の取組みについての報告。

放課後デイに通う子どもたちの中に、朝ごはんを食べていない子どもが多くいることを課題視して、無料の朝食堂を始めたのが半年前。
月~金曜の朝6時半~9時半までやっていて、20人くらいの子どもや親子が食べにくるそう。

毎日来ることで、生活リズムができたり、多世代交流の機会にもなったり、大人数で食べる楽しさを感じられるようになったり、あいさつや声かけ、分け合える関係性ができていっているとのこと。

こうした活動について、尾籠さんは「仕事じゃなく生き方」だと言っていた。

仕事になると、参加した人が嫌な気持ちを持って帰ってしまうことがある。
喜んでもらいたいという純粋な気持ちがあることで、「ありがとう」が飛び交う場になり、生きがいややりがいにつながる、とのこと。

仕事じゃなく生き方って、すごい言葉だなと思うし、そういう思いでないとできない活動なのかもなぁと思ったので、そう伝えたら、「好きっちゃさん(うちのNPO)の活動も、まさにそうですよね」と言われた。

確かに、うちのNPOの活動は完全ボランタリー。
休みの日とか、仕事の都合がつけば平日も休暇を取って活動に参加する。

誰に頼まれるわけでもなく、それで報酬が得られるわけでもなく、ただ自分のやりたいという思いでやってる。
それによって得られるたくさんの価値の大きさを実感しているから。

それは確かに、生き方なのかもしれない。

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