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地域で考え、地域から考え、地域を考える

今日は北九州市民カレッジ「地域力アップセミナー」の第1回目。
午前中はオリエンテーションで、午後は北九州市立大学教授の恒吉紀寿先生の講義。

「北九州の社会教育の変遷」というテーマなこともあって、五市合併前の旧市時代の公民館活動やその背景、合併後の状況や、公民館から市民福祉センター、そして市民センターへと変わっていく流れを、とてもわかりやすくお話してくれた。

この辺りの話は、市民センター関係の人たちはみんな聞いておいた方がいいことなんだろうけどなぁと思う。
受講していたセンター職員の方も、聞けてすごく良かった!と喜んでいた。

そして、制度などが色々と変わっていこうとする中で、これは大事だとか、残しておくべきだというようなことは、声を上げることが大切だと言われていた。
その声によってバランスが取れていく。
A案からB案ではなく、A’になるには、声を上げていかないとならないということだった。

そうやって声を上げてきた人たちがいたからこそ、今の状況があるんだなぁと思う。

それから、社会教育について。
社会教育は、人々の課題について考えるもの。
考えること、学ぶことを重視していて、学びの場や機会をつくることが大切。

人を集めて何かしようというのではなく、自分たちで話し合うことが社会教育。
行動して課題解決していくだけではダメで、地域で考えること、地域から考えること、地域を考えることをしていかなくてはならない。

地縁や小さなコミュニティのことだけではなく、地域をめぐるあり方、国際的なあり方についても考え、学び、反省して変えていく必要がある。
社会の中でどんな変化があり、どう捉えられているのかを考えることも大切だということだった。

恒吉先生のお話はいつも刺激があっておもしろい。
ちゃんと落とし込めるように考えよう。

去年の講座について書いたnoteを読み返してみたら、やっぱりとても大事なことをお話されていた。


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