結果の質を変えるには関係の質を変えること
今日は北九州市民カレッジ「地域力アップセミナー」の第2回目を開催。
講師は福岡テンジン大学の岩永真一さんで、
「人と人を繋ぐ関係デザイン~地域づくりのファシリテーションを身に着けよう~」をテーマに、午前・午後4時間の講座をしてもらった。
岩永先生の講座は一方的な講義ではなくて、インプットとアウトプット半々くらいの構成。
ちなみに、インプット3:アウトプット7の割合が、学習効率が一番高いという研究結果もあるらしい。
私が学生の頃の授業ってほぼインプットのみだったなぁ。
講座では、人と人、人と地域など、様々な関係性を良くしていくために、どんなコミュニケーションが必要なのか、リーダー経験の有無がチームに与える影響や、ファシリテートのポイントなどを、ワークを通して学んでいった。
岩永先生の講座は過去何度か受けているけど、その度に聞いて、なるほど!と思って、色んなところで引用させてもらったお話がある。
それが、「良い結果を出すチームとは?」というお話。
「関係の質」が変わると、「思考の質」が変わって、「行動の質」が変わり、「結果の質」が変わってくる。
その「結果の質」はまた「関係の質」を変えていく。
結果の質を上げようとして、つい行動の質を上げることばかりに目が行ってしまいがちだけど、結果の質を上げるにはまず関係の質を良くしていくことが一番大事、という、ダニエル・キムの提唱した「組織の成功循環モデル」のお話。
そして講座の最後に、ジョン・デューイの言葉を紹介されていた。
「我々は、経験によって学ぶのではない。経験を振り返った時に学ぶのだ」
色々な経験や学びを、自分の中で振り返って整理して、アウトプットして。
ちょっとずつ学びを深めていけるといいなと思う。
講座の第1回目の様子はこちら
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