Filmarksで数ヶ月前からチェックしていた作品。 初めは父の愛や哀しさに焦点を当てた、愛のお話だと思っていたが、物語が進むにつれてジョンの台詞から、主人公は子供だったと分かり私自身がハッとした。 自宅でマイケルが腕に落書きをしている時のジョンの眼差しと、それに気づき見つめ返すマイケルの眼差しが交差しているシーン、台詞もなくただ時計の秒針が聞こえるだけなのに、計り知れない愛情が溢れている気がして胸があたたかく、苦しくなった とても単純なことかもしれないが、最後のマイケ
その後の一週間は無我夢中で勉強し、いよいよ試験当日。 試験会場の大学の校門前にツイッターで有名な講師がいたり、体が大きすぎて講義室の椅子と机の幅が明らかに体に合っていない受験生のおかげで少しリラックスできたが、これまでの努力や犠牲にしてきものがあまりにも大きくプレッシャーとしてのしかかっていたためにとても緊張していた。 午前中の論文はとても手応えがあったので、ひとまず安心してして昼食を摂った。 だが問題が筆記試験だった。当日のプレッシャーと山を張っていた範囲が外れ、散々な結
そして私は、公務員試験の受験を決意した。 なぜ公務員なのかというと、その時在籍していた職場の“人材交流“というシステムで区役所に出向していたが、それは正式な公務員ではなかったために出向者としての劣等感や疎外感を感じていたので、その感覚の解消と共に、自分の仕事に誇りを持てると考えたからだ。 もちろん、今の職場や仕事が劣っているという気持ちはなかったが、区役所で働いている時に感じた周囲の職員への尊敬の気持ちや憧れを、感心で終わらせるのではなく、自分もそうなりたいという目標にした
私は平成7年生まれの27歳です。 これまでの私は、いつでも好きなことに没頭し、“今が楽しければ一番!!“という感覚で生きてきました。 学生時代音楽に出会い、高校は軽音楽部でバンドを組み、大学時代はアコースティックギターの弾き語りを趣味で続けつつ、アルバイトや大学の課題をこなす日々を過ごしていました。 そのため、大学受験も就職活動も今の生活がベースで、可もなく不可もない環境を求めていたので、学歴社会や階級社会とは程遠い思考の中で生きていました。 そんな私に、苦言を呈するでもなく