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子供のことを100%理解するのは無理

先日めちゃくちゃ下らないことで年長の長女と喧嘩しました。
我が子であっても、考えていることを全て100%理解することは出来ないし、する必要はないなと思いました。
また、下らないことで喧嘩してしまった自分への反省として、記事を書こうと思います。

突如嫌われた某ディズニープリンセス

ある晩、主人が3/25の金曜ロードショーで
「塔の上のラプンツェル」が放送されることを発見して、録画しようと言いました。

最近テレビを買い替えて、前のテレビに録画されていた映画などが無くなってしまったため、再度録画しようということでした。

その途端、年長の長女が
「えーーいやだーーーラプンツェル嫌い!!録画しないで!見ちゃダメ!」
と言いました。

最初は冗談で言っているのかなと思いました。

というのも、つい2日前ほどに、次女と一緒にラプンツェルを見て、ゴーテルのセリフ(「あんたはこの塔を出ちゃダメなの!一生!」のところ)を二人で何回もリピートしたりしていたし、ラプンツェルの絵本も映画も今まで何回も見ていたからです。
セリフもほとんど丸暗記するほどに。

「こないだ見てたじゃんw良いでしょ?」
と聞くと
「いやだ!!」の一点張り。

え、ガチで嫌がってんじゃん。謎すぎる。

喧嘩に発展

ここで、言い争っても
今の長女は嫌だと言っているし、
すぐに気持ちは変わらないだろうから
流しておけば良かったのですが、
どうも見過ごせなくて
喧嘩に発展してしまいました。

私の主張はこうです。
・長女の方が家にいる時間は長い
・次女はディズニープリンセスの中でラプンツェルが一番好き
・長女が見ちゃダメと言ったものは見れず、見て良いと言ったものだけどみれることになる
・次女が見たいテレビを長女が嫌いだからという理由で制限をつけるのか許せない

次女は自由に好きなものを見れない
長女は好きなものを見れる

この不公平感が自分的に許せないと思ってしまい、長女の希望をその場で受け入れられませんでした。

私は父親に押さえつけられて育ったせいか、誰かが人の行動を制限しているのを目撃するとムキになってしまいます。

私がどんなに理論立てて自分の主張を言ったところで長女の意見も変わらないので(理解も難しいと思うし)、私も自分が言っていることが全然伝わらない苛立ちで声が大きくなってくる…。

そのうち長女は大号泣
「ラプンツェルの顔が嫌いなのーーー😭😭とのこと。(ラプンツェル好きな方いたら、ほんとごめんなさい。私は大好きです。)

冷静でいられない時は離れる

とりあえず議論が平行線だし
冷静になるために離れた方が良いと思い
私はいったん長女と離れました。

シーンとした部屋で一人でボーっとしていると、
なぜこんなことで子供と喧嘩しているんだろうとアホらしくなってきました。

ここで自分の意見を通そうとしても
イライラするだけだし、
引っ込みがつかなくなってキツい言い方になってしまう。(というか、すでにキツくなっていた)

ここで全力で否定したら
今後、私に言いたいことを率直に言わなくなってしまうのではないか。
良いことは何もないから、
もう自分の考えを押し付けるのはやめよう
と思いました。

再度長女と話し合い

私が別室にいる間、長女も旦那と話して少し落ち着いたようで泣き止んでいました。

そこで、私がいた部屋に長女を呼んで落ち着いて長女と1:1で話しました。

長女の言い分は変わらず
「顔が嫌いだから見たくない。」とのことでした。

「そうか。顔が嫌いなんだね。わかった。」

と、何も考えず長女の話をただリピートするだけにしました。

「もうこの話はおしまいにしよう。」と言ったところ
「うん。でも録画はして良いよ」と言ってくれました。
私は「ありがとう!!!」と大袈裟にお礼を伝えました。
(やはり、なぜ長女の許可が必要なのか謎だが)

そして
「じゃぁ、〇〇ちゃん(妹)がラプンツェル見たいって言ったらどうする?」と聞いてみました。

そしたら違う部屋に行ったり、お外に行くようにする」と言ってくれました。
実際それが出来るかはわからないが、長女の方からこちらに歩み寄ってくれました。

子供は自分の一部じゃない

どうすれば良かったのか、正解は分かりません。
もちろん何でもかんでも相手の言いなりにできないですし、時間が経てば長女の気持ちも変わるかもしれません。

我が子に限ったことではないですが、
我が子だと特に、他人であることを忘れて
全部を理解したような気になってしまう時があります。
でも自分以外の人のことを全て理解するのは無理です。

また、つい、誰かが言ったことに対して、
「それはわかる」とか、「わからない」とか
「合っている」とか、「間違っている」と判断してしまいます。
自分の方が正しいと思ってしまうこともあります。

もちろん、自分が言ったことに対して、「それはわかる」と共感してもらえると、とても安心した気持ちになります。

でも相手の理解できないことを無理矢理理解しようとしなくても良いではないか、と思います。

全て理解しなくて良い。
全て納得しなくて良い。

どうしても共感出来ない時は
ただ事実を受け止めるだけで、
その上で自分の希望を伝える。
それ以上できることはないなと。

自分以外の人と暮らすというのは、
そういうことの繰り返しですね。
改めて難しいなぁ〜と感じました。

ただ、いくら自分にとってわからないことがあっても
頭ごなしに否定せず、
子供が何歳になっても安心して、なんでも言い合える関係ではいたいなと思います。

翌日

次の日「昨日嫌な言い方してごめんね。」と伝えたところ
「顔が嫌いなだけなの」
と同じこと言われました。
長女の気持ちの硬さを再認識しましたw

うん、まぁ、生理的に無理ということもあるもんね。

ちなみに来月ディズニーシーに行く予定なので
「ディズニーシーでラプンツェルのお顔見かけるかもしれないけど大丈夫?」と聞くと
「テレビで見るのが嫌なだけだから良いの!」とのことでした。

うーん、どうなることやら!


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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