福島ツアー③「見せたいのは、いわきの海なんだ」
8/21。福島の今を知るツアー最終日。大熊町に宿泊し、一路いわきへ。
(1日目:郡山他、2日目:原発伝承館他)
大熊町
大熊町は福島第一原子力発電所(東京電力)の1号機から4号機の所在地。福島第一原子力発電所事故の発生地だ。
2022年6月に避難指示が解除され、故郷に戻れる状況であるものの、あまり住人は見当たらない。
〈ほっと大熊〉は、町の中心部に作られた宿泊施設。食事の提供はなく、食べてくるか持ち込みかキッチンで自炊。とってもオシャレでキレイ!
商業施設・交流施設も隣接していて、家族での一時帰宅やお墓参りに使えるように建てられたらしい。
町役場では町周辺にある空間線量計のデータがリアルタイムで表示されていて、Google mapで見ることができる。
大熊町は町役場も役場周辺の商業施設や住宅、小学校などもピカピカでおしゃれに開発が進んでいる。・・・とはいえ、震災から12年。非難した町民の皆さんも新しい土地で新しい生活・仕事が定着してしまっているだろう。
地方創生とはいうものの、なんとも難しい問題だ・・・。
いわき市
3日間ガイドをしてくださった加藤隊長。
「3.11や原発の現状を知るツアーではあるけれど、僕が知って欲しいのは、素晴らしい福島の魅力なんだ。僕はこのいわきの海が大好きなんだ。」
と、大熊町から海岸線を走って海へ。
しばし海と戯れ、展望台にも登る。
アクアマリンふくしま近くの、いわき・ら・
ら・ミュウでダッシュでお買い物を済ませ、いわき駅で分散。
加藤隊長とはここでお別れ、私ともう1人は実家の宮城へ。残りのメンバーは愛知へ。
実家に戻った次の日、汚染水の海への放出のニュースをTVで見た。
汚染水なのか、処理水なのか。
保管場所があるのか、ないのか。
危険なのか、安全なのか。
この辺りは全然調べられていないので、自分の考えはまとまっていない。けれど、汚染水が処理水となったり、副作用は副反応になったり、軍隊は自衛隊だったり…
言霊と捉えるべきか、
ものは言いようと捉えるべきか、
政府の言葉遊びに踊らされているような気にもなる。
あの震災がもたらしたものは、被害・損害・汚染・崩壊…など、負の側面は多々ある。
ただ、それをどう捉えてどう未来へ繋げるかは自分次第。震災を機に自分の未来に大きく舵を取った人もたくさんいる。
私の答えは「健康と環境の両方を解決する最高のツールは発酵である」ということ。
菌ちゃんたちに今日も感謝。
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