理系院生の進路の悩み①~博士課程?就職?~

こんにちは。さといもです。


今回は現在の進路の悩みについて記そうと思います。

と、そのまえに簡単に現在の私の状況を整理します。


・外部進学した修士課程1年

・入学と同時に新しい研究テーマを与えられ、現在は検討実験の段階(ちなみに難航中)

・in vivo系

・テーマは高校生の時から興味があった疾患について

・博士課程進学を視野に就活中

・研究職志望


ざっとこんな感じです。


私の進路の悩み、見出しにもありますが、

博士課程に進学するか、就職するか

です。

大学院に進学すると決めた時から修士1年の6月まで博士に進学するなんてほとんど考えていませんでした。

しかし、研究が始まって自分の研究の流れや全体像がぼんやりと見えてきたとき・・・

あれ?このテーマ、2年じゃ絶対足りないよな?
就活は早期化して、就職するならM1の夏には遅くとも始めなきゃいけない。
つまり2年も研究できなくて実質1年ちょっと?
ずっとやりたかったテーマをやっと始められたのに、1年ちょっとしかできないの・・・?しかも研究環境は最高なのに・・・

そんなのやだ!!

そう私は思ってしまったわけです。

「思ってしまった」このように表現したのには理由があります。

・20代後半なのにまだ学生でお金がない。なんなら学費をもう3年分払わなければならない。
・日本では欧米に比べて博士への待遇が悪い。
・企業は博士課程を取りたがらない。
・博士号取得にお金と時間がかかった割には給料が学士卒とそこまで差がない。
・アカデミアにポストが少ない。
・任期付きポストや転勤などで結婚や出産などのライフイベントの計画が立てにくい。

あげたらキリがありませんが、これらは博士の問題点として一般的にあげられているものです。優秀な学生でもこのような問題を前に博士課程進学をあきらめる人もいるそうです。

実際、日本は2000年初期を境に、取得者が減少傾向にあります。

とまあ現状はこんな感じです
長くなりそうなので、今回はこれくらいで。

次は私が就活をする理由についてです。


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