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四万温泉でリラックスの重要性を感じる。

先日、ぶらりと四万温泉へ出かけてみた。
四方を山に囲まれ、きれいな川が目の前を流れる、こじんまりとした温泉地。

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じつは、昔から文豪に憧れている。
かつて文豪たちは、温泉地に長いこと逗留して、大作を描き上げていた。

大自然に抱かれながら、温泉街を歩いたり、温泉に入ったり。
家の書斎で作品と向き合い続けると煮詰まってくるが、こうしてときに気分をリフレッシュさせることで、アイデアが湧いたり、体も心もゆるんだりして、より良い作品が描けたのではないかと思う。

高度経済成長とともに生活スタイルが変わり、温泉地に長期滞在して湯治することは難しくなった。しかしパソコンがあれば仕事ができる現代なら、文豪のような仕事スタイルも可能かもしれない。効率よくきもちよく仕事ができそう。

というわけで、文豪ごっこという感じで、パソコンを持ち込み、温泉宿にやってきたのであった。

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結果、天国でリラックスしすぎて、仕事はしなかった。
というより、1泊なら、普段慌ただしく過ごしている自分にとって、こんな日くらいしみじみとリラックスに専念したほうがいいだろうと判断。

スマホやテレビは消して、ゆっくり何度も温泉に入り、おいしいごはんを食べて、温泉地を歩き、部屋で本を読んで、のんびり過ごした。

たまには自分のために、こんな積極的なリラックス時間もよいなあと思った。忙しく働く頭や心を鎮めると、余裕ができて、良い選択や判断ができたり、いいものをアウトプットしやすくなる。ちゃんとリラックスできる人こそ、真の力を発揮できるのかもしれない。

文豪ごっこをするなら、もう何泊か連泊せねば。
湯治宿のようなところを探して、いつかリベンジしたいと思う。
四万温泉、お湯もとても良く、のどかでレトロな温泉地だった。

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