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片付けはLove Phantomを口ずさみながら(1/2)

先日生まれた三男がNICUに入院して早2週間。ありがたい事に9月中で退院の見込みとなった。

ただ、そうなるとギアを一段上げなければいけない。

こちとら入院にかまけて、ベビーベッドさえ組み立てていないのだから。
気持ちだけ受け入れ万端でも、環境整備できてなきゃ意味がないわけで...

ということで、この際色々片付けようと思い、部屋の大改造をしている。

わが家は狭い。それなのに次々に物が増えていく。
おもちゃに書類に小物、なんかの部品に、何故か太鼓もあるぞおい。

明らかに収納力と物量の均衡がとれていない。
こういうときは思い切って捨てることが大切。

片付け術で有名なこんまりさんは言う。
「ものに触れて“ときめく”かどうかが捨てる基準」

なるほど。ナイスアドバイス。
それ基準にさせていただきます。

そしてわが家を見渡すと...
おいおい、ときめくもん全然ねぇじゃねーか!
驚くほどいらない物だらけだ。

「いらない なにも捨ててしまおう」
B'zのLove Phantomを軽快に歌いながら、ゴミ袋に放りこむ。
しかし、順調に片付けを進めているところに強大な敵が現れる。

妻だ。

「ちょっと!B'z歌ってる場合じゃないって!しかもそれいるし!」

これはいついつの物で...
これは誰々に貰ったやつだから...

物を捨てるだけのクエストで最難関のイベントが発生してしまった。

確かに分からなくもない。
いただきものは大切にしたいし、いつか使う日がくる可能性が5%くらいある物だってある。

しかし、この物量問題解決の道はまず処分するところにある。
ただし、人それぞれ価値観は異なる。
強要はよくない。

あんまりこちらの意見を通しすぎると、妻が私にときめかなくなるだろう。
処分されるのは御免だ。

そんなこんで、なんとなく落とし所を見つけながら、結構捨てることができた。

手放すというのは、キャパを増やすことでもある。
物に限らず、精神・心もそうかもしれない。
整理できないときは、執着やプライドを手放すことが大事なんだろうな、とちょっとだけ悟ったような気になった。

さて、ある程度捨てることができたら、次は収納力の底上げに取り掛かる。

それはまた次回。

ちなみに、何故かうちにある太鼓(ジャンベだと思う)は、ときめいて捨てられなかった。

B'zを歌いながら叩こうと思う。

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