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【東京駅さんぽ】丸の内~八重洲で歴史とアートを満喫する旅

東京観光の玄関口・東京駅。駅周辺にはオフィス街として有名な丸の内や八重洲に隣接しており、絶品グルメが味わえるお店から皇族ゆかりのスポット、アートスポットまで目白押しです。1日で東京駅周辺を楽しめる観光モデルコースをご紹介します。


東京駅周辺の基本情報

丸の内仲通り

東京を代表するオフィス街である「丸の内」は、東京駅からすぐの場所に位置しています。おしゃれなお店が立ち並ぶ「丸の内仲通り」や、皇居外苑には皇族の住まいがあり、観光やグルメを楽しむことができます。

東京駅八重洲口

八重洲は、東京駅から歩いてすぐの場所にあるエリアです。江戸時代初期に徳川家康に信頼されたオランダ人航海者、ヤン・ヨーステンの名前に由来しています。現在、2024年6月時点で再開発が進行中であり、ホテルや飲食店が集まっています。

JR山手線

東京駅へのアクセスは電車を利用するのがおすすめ。大阪、名古屋、仙台からは新幹線で行けるほか、羽田空港からは東京モノレールとJR山手線または京浜東北線に乗って約30分で到着します。
なお、羽田空港からリムジンバスでもアクセスできますが、道路渋滞もあるので、時間に余裕を持って移動することをおすすめします。

【朝~午前中】皇居に近いオフィス街・丸の内を散策

旅の始まりは東京駅丸の内駅舎から!
待ち合わせスポットとして有名ですが、駅舎のデザインに注目しましょう。ローマ数字で描いた大時計や柱など、大正時代に創業した当時のデザインで再現されています。

丸の内北口または南口改札を出たところにあるドームも注目!
真下から眺めると8つの干支や鳳凰、鷲のレリーフのほか、豊臣秀吉の兜のキーストーンもあるので、チェックしてみてください。

9:00 丸ビル内にある「THE FRONT ROOM」でモーニング

THE FRONT ROOM

東京駅の丸の内駅舎を散策した後は、丸ビルへ。1階にあるカフェレストランで朝ごはんを食べましょう。「THE FRONT ROOM」は「Timeless & Borderless」をコンセプトにしたお店。週末は観光客を中心に行列ができます。

フレンチトースト(税込1,496円~)

人気の一品はフレンチトースト。厚切りのブリオッシュに卵とバターで仕上げた一品で、フワッとした食感とバターの香りを堪能できます。ホイップバターとメープルシロップのほか、柑橘のマリネやプロシュートなど、4種類の味を提供しています。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル1F
TEL:03-6833-3810
アクセス:JR東京駅丸の内中央改札口から徒歩1分
時間:8時~22時(金曜日は~23時、土日祝日は9時~21時)
休日:施設に準ずる

10:30 皇居外苑を散策

正門石橋

モーニングを味わったところで皇居外苑(こうきょがいえん)を散策しましょう。丸ビルから15分ほど歩いたところにあります。江戸城跡の櫓や城門が残っており、歴史を感じながら散策を楽しめます。
見どころのひとつが「正門石橋」。記念撮影スポットとして観光客に人気を集めており、歴史的な遺構との美しいコントラストを眺められます。

<基本情報>
住所:東京都千代田区皇居外苑1-1
TEL:03-3213-0095
アクセス:東京メトロ千代田線「二重橋前駅」より徒歩3分、東京メトロ日比谷線「日比谷駅」より徒歩3分
時間:常時開放(※国家行事などに伴う規制あり)

二の丸庭園

正門石橋からさらに15分ほど歩くと「皇居東御苑」に到着。江戸城の本丸や二の丸、三の丸の一部を整備した庭園です。警備を行う「百人番所」をはじめ、回遊式庭園「二の丸庭園」、富士見櫓など、貴重な遺構も見ることができます。

<基本情報>
住所:東京都千代田区千代田1-1
TEL:03-3213-0095
アクセス:各線「大手町駅」C13a出口から徒歩5分、JR東京駅丸の内北口から徒歩15分時間:常時開放(※国家行事などに伴う規制あり)

皇居三の丸尚蔵館

園内の散策とあわせて行きたいのが「皇居三の丸尚蔵館」。絵画や工芸品など、約6,000点の皇族ゆかりの寄贈品が展示されており、中には狩野永徳や円山応挙といった江戸時代に活躍した絵師の作品も見ることができます。
ただし入館するには、事前にオンラインで日時を指定したうえで予約する必要があるので注意しましょう。

<基本情報>
住所:東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
TEL:03-3213-0095
アクセス:各線「大手町駅」C13a出口から徒歩5分、JR東京駅丸の内北口から徒歩15分料金:一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料
時間:9:30~17:00(最終入館は16:30
休日:月曜日(祝日の場合は翌平日、臨時休館の場合あり)

【お昼~午後】再開発が進むオフィス街・八重洲を散策

アーティゾン美術館

丸の内エリアの散策を楽しんだところで、続いては東京駅の反対側にある八重洲エリアを散策しましょう。丸の内、大手町と並んでオフィスビルが立ち並ぶエリアで飲食店のほか、美術館もあります。

12:30 TOKYO TORCH内にあるオールディダイニングでランチ

TATA

ランチは皇居東御苑から約15分のところにある複合施設「TOKYO TORCH」にあるお店に行きましょう。その中でおすすめのお店が、1階にあるオールデイダイニング「TATA」。日本の食材を使ったスペインやメキシコ料理を味わえます。

パスタランチ(サラダ・ドルチェ付き 税込1,400円~)

ランチはパスタかスペイン風の雑炊「メロッソ」を提供。ちりめんじゃこと桜えびを使ったペペロンチーノやキタッラ、ズッキーニと小エビ、豚ひき肉と揚げナスをトッピングしたものなど、季節の食材を使った料理を堪能できます。

<基本情報>
住所:東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH 常磐橋タワー 1F
TEL:03-6281-9974
アクセス:各線「大手町駅」B8a出口より徒歩1分、JR東京駅日本橋口から徒歩1分
時間:11:00~22:00ラストオーダー
休日:TOKYOTORCHTerraceに準ずる

14:00 アーティゾン美術館で近現代アート&カフェを満喫♪

ランチを食べたところで次の目的地へ。TOKYO TORCHから10分ほど歩いたところにある「アーティゾン美術館」に行きましょう。
最初はブリヂストン美術館としてスタートし、初代館長を務めたのが、タイヤメーカー・ブリヂストンの創業者・石橋正二郎。2015年に長期休館を経て、2020年1月にリニューアルオープンしました。

館内は石橋が収集した約3,000点もの作品を展示しています。ルノアールやフローなど、フランスの印象派の画家に影響を与えた画家の作品を見ることができます。あわせて中国・元時代に作られた青磁器も展示されているので、あわせて確認してみましょう。

レモンのミルフィーユ(税込1,800円)

作品を鑑賞した後は、1階のミュージアムカフェでひと休みをしましょう。北海道産とイタリア産のそば粉を使った「サーモンのガレット」や、パイ生地のレモンカードをサンドした「レモンのミルフィーユ」など、軽食やスイーツを味わえます。

<基本情報>
住所:東京都中央区京橋1-7-2
TEL:0570-075-222
アクセス:JR東京駅八重洲中央口から徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋駅」6番・7番出口から徒歩5分
料金:企画案によって異なる
時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜日は~20時、最終入館は閉館時間の30分前)休日:月曜日(祝日の場合は翌平日、臨時休館の場合あり)

【夕方~夜】東京駅構内でグルメ&ショッピング

旅の締めくくりは東京駅構内でグルメやショッピングをして締めくくりましょう。丸の内改札側にある「グランスタ東京」をはじめ、八重洲側にある「東京駅一番街」など、複合施設が充実しており、ここでしか味わえないグルメや買えないおみやげがたくさんあります。

16:00 東京ギフトパレットでおみやげを購入

東京ギフトパレット

夕食を食べる前におみやげを買いましょう。
今回訪れたのは、東京駅一番街の1階にある「東京ギフトパレット」です。東京駅八重洲北口改札と大丸東京店の間にできたスポットで、「東京ばなな」をはじめとした定番のスイーツのほか、ここでしか手に入らないスイーツもあり、東京観光の思い出に何か買いたい人におすすめです。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1
アクセス:JR東京駅八重洲北口から徒歩すぐ
時間:各店舗によって営業時間が異なります

ここからはお土産が買えるお店を厳選してご紹介します。「ネコシェフ」はチーズを使った焼き菓子や生菓子を取り扱うお店。クッキー(5個入り・税込1,026円~)のほか、クリームチーズや、フルーツをサンドしたネコシェフバーガーセット(2個・税込1,080円)などを販売しています。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口 東京ギフトパレット
TEL:03-6256-0823
アクセス:東京駅八重洲北口からすぐ
時間:9:30~20:30/土日祝9:00~20:30
休日:施設に準ずる

ブリュレメリゼ」は、クレームブリュレを使ったお菓子を取りそろえるお店。バニラとラムで芳醇なカスタード風味で作ったブリュレタルト(4個入り・税込907円~)のほか、生ブリュレ「ブリュレッタ」(3個・税込1,728円)などを取りそろえています。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口 東京ギフトパレット
TEL:03-6206-3213
アクセス:東京駅八重洲北口からすぐ
時間:9:30~20:30/土日祝9:00~20:30
休日:施設に準ずる

17:30 グランスタ八重北でディナー

グランスタ八重北・八重北食堂

お土産を買ったところで、東京駅の八重洲北口改札から歩いてすぐの場所にある「グランスタ八重北」で夕食を食べましょう。1階の八重北食堂のほか、地下1階にある黒壁横丁で和洋中を問わず、絶品グルメを味わえます。

生姜焼き定食(税込1,580円)

1階の八重北食堂にある「dancyu(ダンキュー)食堂」は、飲食店の魅力を発信する雑誌「dancyu」がプロデュースしたお店。ランチタイムは食堂、夜の時間帯は居酒屋として営業します。
日本各地で仕入れた食材を使った料理を提供しており、豚の生姜焼きのほか、ちくきゅう卵焼きなど、お酒との相性も合う料理も堪能できます。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9番1号 グランスタ八重北1階
TEL:03‐6810‐0525
アクセス:東京駅八重洲北口からすぐ
時間:11:00~23:00
休日:施設に準ずる

ごちそう五種盛り羽根餃子(税込1,100円)

地下1階の黒壁横丁内にある「天津餃子」は、老舗中華料理店「天津飯店」の新業態のお店。おすすめは黒豚やエビなどの食材を使った羽根つき餃子「ごちそう五種盛り羽根餃子」。サクッとした食感とともにジューシーな風味が口の中に広がります。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9番1号 グランスタ八重北地下1階
TEL:03-3214-7898
アクセス:東京駅八重洲北口からすぐ
時間:11:00~23:00
休日:施設に準ずる

極味やハンバーグステーキ(Sサイズ・税込1,298円~)

1階の八重北食堂でおすすめのお店が、福岡発のハンバーグのお店「極味や」。表面のみで焼いたハンバーグをカウンターの鉄板で焼きながら食べるスタイルで、自分好みの焼き加減で楽しめます。
ランチやディナータイムを中心に行列ができるほど並ぶため、気になる方は、新幹線などの時間に注意しましょう。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ八重北1階
TEL:03-6273-4229
アクセス:東京駅八重洲北口からすぐ
時間:11:00~23:00
休日:施設に準ずる

【東京駅周辺の旅】あわせて行きたい!おすすめスポット&お店3選

東京ステーションギャラリー

東京駅周辺の旅はここで締めくくりですが、最後におすすめスポットとお店をご紹介します。

東京駅丸の内北口改札を出たところにある「東京ステーションギャラリー」。館内は企画展を開催していますが、注目したいのが、レンガ壁と鉄骨。2階の展示室や螺旋階段など、創建当時の貴重な遺構を見ることができます。

<基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL:03-3212-2485
アクセス:JR東京駅丸の内北口から徒歩すぐ
料金:企画案によって異なる
時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜日は~20時)
休日:月曜日(祝日の場合は翌平日、臨時休館の場合あり)https://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

焼鳥3本丼(税込1,300円~)

八重洲エリアで注目しておきたいお店が東京駅から5分ほど歩いたところにある焼き鳥のお店「伊勢廣(いせひろ)」。大正時代に創業したお店で、ランチタイムでは、ももやつくね、レバーといった焼き鳥をトッピングした焼き鳥丼を味わえます。

平日も問わず、長蛇の列ができるため、開店時間の30分前から行くことをおすすめします。

<基本情報>
住所:東京都中央区京橋1-4-9
TEL:03-3281-5864
アクセス:東京駅八重洲中央口から徒歩5分
時間:11:30~14:00、17:00~21:00(土曜日は~20:30)
休日:日・祝日

ピッコロ(税込2,000円~)

東京駅八重洲中央口から少し歩いたところにある「YANMAR TOKYO」。そのビルの2階にある「ASTERISCO(アステリスコ)」は、お米をメインとしたイタリアンを味わえるレストランです。ランチでは前菜をはじめ、リゾットやパスタ、カレーを味わえます。

<基本情報>
住所:東京都中央区八重洲2-1-1 YANMAR TOKYO 2F
TEL:03-3281-5864
アクセス:東京駅八重洲中央口から徒歩すぐ
時間:11:30~14:30ラストオーダー、17:30~21:30ラストオーダー
休日:無休


いかがでしたか?
このほかにも、東京駅やその周辺には魅力的なお店がたくさんあります。ぜひ東京観光に訪れるときは、参考にしてくださいね

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