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ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ⑥レムジェット剥がし
レムジェット剥がし工程
現像の終わったタンクに、炭酸ナトリウムで作成した液を入れ、2、3分攪拌し排出します。この時点でだいぶ剥がれ、真っ黒だったフィルム面から像が見えます。しかしまだ黒いレムジェットが残っています。
上写真 炭酸ナトリウム液排出後のフィルム。まだ黒いカーボンが残っています。これを取り除きます。
炭酸ナトリウム液排出後、フィルムをリールから外し水に浸しながら柔らかい布(メガネ拭
ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ⑤現像工程 修正しました。
フィルムのセット
撮影済みフィルムをパトローネから取り出し、現像用のリールに巻き現像ドラムに入れます。
この工程は全暗室で行います。モノクロのようなセーフライトはありません。
フィルムのリールへの巻き方はいろいろなサイトで紹介されているので省きます。
僕が勉強したのは下記サイトのチュートリアル
フィルムを収めた現像ドラムをCPE-2にセットし、回転スイッチを入れます。
基本データ
コダ
ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ④薬品の用意
フィルムの現像液を用意します。
C-41というスチール用ネガカラーフィルムの現像液です。
基本的な現像の工程発色現像ー漂白ー定着ーレムジェットを落とすー水洗ー乾燥
必要な薬品現在一般に入手可能なのはあまり無いようです。私が使っているのはこちら。
上記写真倉庫というサイトで購入しました。
ORIENTAL BAN-1R 発色現像液 A,B,C液の3液が入っています。
ORIENTAL
ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ③使用機材
現像機JOBO CPEー2を使っています。この機械は薬液の温度を一定に保ち、機械的で一定な攪拌をしてくれます。
カラーのフィルム現像は基本的にはモノクロのフィルム現像と同じ流れです。使う薬品、現像時間、温度、などが違うのですが、やろうと思えば使用する道具はモノクロと同じもので出来ます。カラーのほうが温度管理にシビアと言われていて、安定した現像のためにCPE-2を導入しました。
この半自動現像機
ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ②パトローネへの装填
ムービー用フィルムをスチール35ミリ用パトローネに詰める
まずムービー用フィルムをスチールカメラで使うにはスチール35ミリ用のパトローネに詰め替える必要があります。
空のパトローネはヨドバシ、アマゾンなどで購入可能。
フィルムを扱うには全暗室で行う必要があるが、バルクフィルムローダーという機器を使うのが簡単です。簡単に入手可能なものとしては下記のローダーです。
ヤフオクなどにも出ていると思う
ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ①概要
このノートではムービー用35ミリカラーネガフィルムのスチールカメラでの使用方法、自家現像処理について紹介します。
私個人が情報を集め実際にやってみた方法です。間違いなどがあるかも知れませんがご容赦願います。
なお、現像の処理方法はムービー用現像処理のECN-2ではなく、スチールフィルム用現像処理のCー41を用います。
ムービー用フィルムをスチールで使う場合に必要なことどちらも35ミリフィルム