競技人口1名のExtreme Tetsubo(エクストリーム 鉄棒 通称 ET) を通じた子育て方法とは
先日、6歳の娘(名前はユラ)に室内で遊べる子供用の鉄棒を購入しました。
色も選べて4段階の高さを調整できて折りたためて7,000円というアイテム。
これを使って鉄棒で遊びながら面白い角度で子供に学んでもらうにはどうしたらよいか?を考えて実践してみました。今日はそんなお話しです。
僕は娘に鉄棒という遊びから何を学んでほしかったのか
せっかく7,000円という金額を払うんだから、娘には遊びを通じて面白く学んでほしい。鉄棒で楽しく遊ぶのは当たり前であり鉄棒のスキルが上がることは正直どうでもよい。
大切なのは、鉄棒を通じて娘に+αで何を伝えたいのかを考えてみました。
「遊び」は連想力のゲームであり連想を通じて「想像力」が鍛えられる。
「想像力」から「探究心」が生まれことにより自分で考え自分の意思で選択し自ら行動することの面白さを学んでほしかった。
つまり
遊びとは、「連想力→想像力→探究心→形にする」ことの面白さを知ること。これは、大人になった時でも仕事でも生活でも全てに置いて大切なこと。
そこで僕はExtreme Tetsubo(エクストリーム 鉄棒 通称 ET)という遊びをひらめいた
Extreme Tetsubo(ET)とは、
極地な場所を自ら探して鉄棒をする遊び。
現在、ET界の競技者は、ユラの1名のみ(たぶん)
ETの競技内容を解説
今回、僕が娘に1番伝えたいこと。
遊びとは、「①連想力→②想像力→③探究心→④形にする」という大人になっても大切な考え方。
実は、この流れが1番バッチリハマる遊びだと気づいた。
①連想力について
連想とは
→「一つの観念(鉄棒)につられてそれと関連のある他の信念(この場所で鉄棒がいけるという心)が出現すること」
下記、我が家の前の何気ない風景。この見える風景から鉄棒をどこで遊んだら面白いのかを子供自身で考える。田んぼの真ん中の細い道で鉄棒ができたら面白いと思う力。これが連想力。
②想像力について
想像とは
→「実際に経験していないことを、こうではないかと推し量ること」
子供自身の連想力で湧いたアイデアを想像力を使いあの場所で鉄棒ができるのか考える。今回、一緒の考えた内容としては、細い道が少し斜度があり鉄棒ができないのではないか?とか どうやってあの場所まで行くのか?
等を子供と大人が一緒になって考えること。
③探究心について
探求とは
→「物事の本質や意義を探って見きわめようとすること」
今回、一緒に考えた内容は、
あの道は、他の人の土地だから勝手に入ってはいけないのではないか? 仮に鉄棒をした時にどの地点から写真を撮影したら良いのか?
課題に対しては諦めず解決する方法を模索する。
(あの土地は人の土地だからダメだね。とは言わず許可を取れたら解決するのでは?等)
今回、土地の持ち主はご近所さんだったためユラと一緒に許可を取りにいきました。
④形にする力について
連想→想像→探求→形にする。
つまり、いつもの技をメイクすることで達成感とまた次への探究心に繋がる
そんな究極な遊びが、Extreme Tetsubo(エクストリーム 鉄棒 通称 ET)なのだ。
今までこんな場所でエクストリーム 鉄棒で遊びました
まずは白馬村の展望台。
撮影の仕方、どうやって行くのかを考えて形にしました。
この日は、逆上がりしすぎて腕の力が限界だったのは課題のようでした。
我が家の庭のウッドデッキ。
少し高さがあるので落ちる恐怖をどう考えて克服するかが課題のようでした。本人は、この場所がかなり気に入っているようです。理由は不明です。
大量のスノーボードの倉庫。
スノーボードと鉄棒という全く反する2つの遊びの道具が面白かったようでした。しかし腕の限界がきたようで鉄棒はほぼできずに終わり次回の課題になったようです。
白馬村の川沿い
ボコボコした石をどうやって固定させ並行に置くかを考えました。設置に時間がかかりましたが課題をクリアーしてからのメイクは達成感があったようです。
まとめ:Extreme Tetsubo(エクストリーム 鉄棒 通称 ET)を全国へ広めたい
1万円以下で畳んで車にも乗せることが可能。色も選べて高さも調整できて久しぶりに面白いアイテムと出会いました。
個人的には、エクストリームという言葉は好きで「極限」「極度」「極端」といった意味があります。
子供自身が、一つの軸(今回は鉄棒)からエクストリームという言葉を考えて遊ぶこと。ここに子育ての大きな面白さとヒントが隠されているような気がします。まだ競技人口1名のExtreme Tetsuboを通じて沢山の方と友達になれたら嬉しいです。
ー終わりー
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